ストライクウィッチーズ関連 対ネウロイ大戦に於けるUボートによる船団護衛について【SW設定妄想垂れ流し-052】

ブレイブウィッチーズで描かれた船団護衛、史実では主に対Uボート/対通商破壊艦戦だった船団護衛ですが劇中では対ネウロイ戦となります。ではその時、本来敵側だった筈のUボートはどうなっているのか?少々妄想を膨らませてみました。
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M-鈴木 甲24 @kapitan_black

「Uボートによる対ネウロイピケットシステムについて」とかブックレットにコラムが割かれる事に期待が膨らむ妄想脳 #ス魔考

2016-12-01 12:29:50

そも、ピケット艦とは戦闘能力の有無は兎も角として(無情)、護衛対象から先行または大きく展開して敵を発見する(又は攻撃されることで敵の存在を明白にする)目的の艦種だとご理解ください。

M-鈴木 甲24 @kapitan_black

群狼戦術の都合から本土との通信維持に腐心した史実を逆手に、通信環境が整い潜望鏡の乱流振動克服も含めて「過酷な対ネウロイ作戦従事」がその起因要素だったとするなどどうだろう? #ス魔考

2016-12-02 07:46:25
M-鈴木 甲24 @kapitan_black

また、ピケット艦としての任務上、避け得ないネウロイ制空下での通信は安全を量りに賭けた英雄的行為から浅深度アンテナ通信などによる尊い犠牲を経て最終的に通信内容を記録したプローブの射出や有線浮遊アンテナの使用で安全を担保するに至る。 #ス魔考

2016-12-02 07:52:49
M-鈴木 甲24 @kapitan_black

最初に機雷敷設仕様のUボートが新型通信装備の搭載対象となり、次いで魚雷発射管から射出される限定的自走機能を持つ通信プローブが開発される。この事でカールスラント擁するⅦ型Uボートのほぼ全てが船団護衛ピケット艦/哨戒艦として必要な能力を確保するに至った #ス魔考

2016-12-02 08:06:17
M-鈴木 甲24 @kapitan_black

但し、それでも尚船団護衛は不足しがちで、トロール漁船を改造した木造ピケット艦が数多く投入され少なくない犠牲を積み上げる事になる #ス魔考

2016-12-02 08:09:04

史実に於いて英国海軍は主に12種類ほどの武装トロール船を対潜任務に投入し、少なくない数のそれが船団護衛の中で失われています。(小型でありながら外洋の荒波に耐える事が出来、漁業従事者や予備士官がそのまま運用可能な上に小回りも利くなど、僅かな装備追加で対潜任務に用いる事が可能でした)
恐らくは安価で大量生産が可能で、しかも木造構造で対ネウロイ戦である程度の生存性が見込まれることがこうした艦種の対ネウロイ船団護衛での大量投入を促したのではないかと推測されます。
何より、漁船の速度でも鈍足の輸送船団の護衛には十分だったのです。

正太郎@30日N07a【BlauHexen】 @sho_zet4j65z

@kapitan_black ネウロイが出てきた時に「船団に信号」って言ってたから多分護衛のオデュッセウス号自前のレーダーじゃなくて先行してるピケット艦がいたんじゃないかと思われ。

2016-12-02 08:53:46

対水上レーダーの能力不足、初期の対空レーダーの気紛れさ、更には劇中でも登場したレーダーに映らないネウロイの存在など、船団護衛に於いては最後までアイボールセンサーによる索敵警戒が重要性を減じることはなかったと推測できます。

M-鈴木 甲24 @kapitan_black

一方カールスラントUボート側でも単純に逃げ回るだけでは無く、積極的にネウロイに対抗する動きもあった。一部のUボートは司令塔の前後に対空機銃・機関砲を複数装備し、あたかも要塞の如き惨状を呈しつつ空を睨んだのだ。無論の事一定の効果はあった。 #ス魔考

2016-12-06 06:20:15

史実に於いても一部のUボートは正気を疑うレベルで対空火器を増設していました。

M-鈴木 甲24 @kapitan_black

しかしそれは一矢報いると言う水準を超えるものでは無く、ネウロイ側が十分な射程の火器を有していた場合は骨を断たせて肉を切る事になった。元より潜水艦に対空戦闘能力を持たせる事が抜本的な解決策になる筈が無かったのである。 #ス魔考

2016-12-06 06:25:23
M-鈴木 甲24 @kapitan_black

潜水艦は浮力タンク構造にも依るが、浮沈システムと予備浮力の関係でわずかな破孔が致命打になり得る艦種であり、より遠距離から穴をあける事を目的にした航空機搭載火器が発達する遠因ともなった。史実に於ける非炸薬系のロケット弾(3.5”FFARなど)の類はその際たる物とも言える。 #ス魔考

2016-12-06 06:31:32

ソードフィッシュやその他の英軍対潜任務機の大口径長射程機関砲類の装備はこうしたUボート側の対空装備の充実とのシーソーゲームでもあった訳です。

M-鈴木 甲24 @kapitan_black

結局秘匿性や可潜である事こそが潜水艦の数少ない利点であり、優秀な対空戦闘能力を有する水上艦の充実を以てUボートが船団護衛の正面に立つ機会は減少する事になる。 #ス魔考

2016-12-06 06:35:32

明記はしていませんが、前提として
1.ネウロイは水が苦手
2.ネウロイのビーム系攻撃は水により大幅に遮断減衰される
3.大戦後期には爆弾型の攻撃ユニットも登場(劇中)しており、潜水中の潜水艦に対する攻撃能力も獲得している
があるとしています。
為念

M-鈴木 甲24 @kapitan_black

しかし潜望鏡やアンテナに振動対策を施しシュノーケルの性能を向上させ、更には水中高速型などの発達で対水中攻撃能力向上に対抗しつつUボートは対ネウロイ大戦の最後まで大西洋をその活動領域として活躍し続ける事になった。 #ス魔考

2016-12-06 06:36:51