前回「朗報」と書きましたが、再び悪い方向へいくらか戻されているようです。 twitter.com/takagihiromits…
2016-12-07 13:13:41【朗報】事務局から説明中ですが、前回、「対応表を適切に管理していれば容易照合性はない」という解釈が示された案は、今回、完全に撤回されたようです。
2016-12-01 16:07:13「対応案1」は前回と同じものですが、表現ぶりとして、「本指針に基づく医学研究において個人情報ではないものとして取り扱うための方法として、匿名化の方法を定義する」などとあり、「個人情報でない」と余計なことを言うものになっています。
2016-12-07 13:17:20こんな余計なことを言う必要がないわけで、単に指針のルールを定めればよいだけなのに、なぜいちいち「個人情報」の語を使おうとするのか。こんなことをやったら、現場でICをとるときに、患者にどう説明するのですか?「法律の個人情報であるが指針の個人情報ではないものを提供します」と言うの?
2016-12-07 13:21:01藤原静雄委員「前回学務でどうしても出席できなかったが、個人情報の定義を過去2、3年分の議論を巻き返すような案は撤回したということでよいか。」 藤原先生も前々回の案は後退するものだとのご認識のご様子。
2016-12-07 13:27:12藤原静雄委員「指針は法律を超えられないが大丈夫か。」 事務局(厚労)「個人情報保護法の趣旨に沿うように個人情報保護委員会と調整する。」 委員会「そのようなご理解で検討して行く。」 うーん?
2016-12-07 13:29:06藤原静雄委員「対応表をいう言葉はもう使わない方がよいが、こういうアクロバティックなことをやろうとすると、法律事項をガイドラインでやることになるので、法律対応するべきだ。法律対応が大変なのはわかwるが。やわらかい解釈をやっていいところと、法律事項にすべきところがある。」
2016-12-07 13:31:44個人情報保護委員会山本参事官が、適用除外者への提供に対する権限行使せずの規定(改正後43条)について説明中。 ??委員「提供してよいということか。」 山本参事官「そうです。」 エー??????
2016-12-07 13:35:26藤原静雄委員「対応案1は経過措置じゃないのか?対応案2にするべきでは?」 誰か「否」 位田副座長「連結可能不可能の言葉を使うのをやめようという話だったが、結局言葉は使わないものの同じものになった。これまでの研究は対応案1でいいが、将来の新たな研究は対応案2にするべきではないか。」
2016-12-07 13:38:49徳永委員「対応案1は現状より、手続きを若干厳しくする案だ。対応案2はさらに厳しくするもの。対応案1でよいのではないか。」 いやいや、現行指針だって、ガイダンスでは、対応表を保有している機関では個人情報だとしているわけだが? ??
2016-12-07 13:47:29座長「次の見直しが数年後に始まるので、そのときの検討課題として残すことにする。」 対応案1で行くという結論のもよう。
2016-12-07 13:48:01徳永委員「英語版は作成するか」 事務局(文科)「そういう話をしているが時期は保証できない。」
2016-12-07 14:02:07藤原(康)委員「NDBとかNCDとか個人情報ががっつり入ったデータベースがあるが、ああいったものもオプトアウトで使えるのか。ルールが厳しくなると漠然と不安に思っている人たちがいるが。」 厚労課長「今のところ支障があるとは思っていない。」
2016-12-07 14:02:24医師会「最後に要望。NDBとか、改正法に適用するところが出てくると思うので点検をお願いしている。改正法は未来に向けて遺伝子とか入ってくるからだ。対応案1に決まったが、将来は対応案2になるかもしれない。個人情報保護委員会には力を発揮してほしい。(略)」 医師会は立派だなあ。
2016-12-07 14:04:24知野委員「ガイダンスが作られると思うが、医療・研究者向けで、一般の人には理解が難しい。患者に理解できる説明書が必要だ。」 栗山委員「市民への説明をお願いしたいと以前も述べたが、今回の取りまとめにはそこが抜けている。市民向けの説明会もあればよい。」
2016-12-07 14:07:20武藤委員「中長期検討課題のところ、玉越委員の発言のようにもっと早くやるべきだ。もっと緊迫感のある書きぶりにしてもらいたい。」
2016-12-07 14:08:36この点、報告書案には書かれていないっぽい。ならばいいが……。 twitter.com/takagihiromits…
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