『踊子逃亡 之 夢』【夢の話４７】

天晶 @tensyou99

自分は夢の中で成人女性であった。職業はバレリーナ。 有名、というほどでもないようだったが、世間にそこそこの認知はされているらしい状況であった。あと妹が一人いて、同居してる。 自分には男の監督（？）がついていて、スケジュールの管理やら指導やらを事細かく行われているようだ。 ＃夢の話

天晶 @tensyou99

そんな背景の中、自分はあるコンクールに出ることとなった。が、その日はどうしても出たくなかった。 という訳で、逃げた。 すぐさま監督に見つかり、追いかけっこが始まったところをみると、どうやら常習犯のようだ。何やってんだお前。 ＃夢の話

天晶 @tensyou99

足の速さで監督に勝てないことを分かっている自分はすでに策を練っていた。監督に追いつかれる前に自宅へと飛び込む。 そこにいたのは妹であった。 後は任せた！というと同時に近くにあった布団にくるまって妹の後ろへと隠れる。 ＃夢の話

天晶 @tensyou99

盛大な音を立てながら監督が自宅のドアを開けた。どこからどう見ても完全にｵｺである。 が、その監督が妹を見た途端に表情を変えた。視線を泳がせ、顔を先ほどとはどこか違った赤に染め、何やら口ごもっている。 まあ、端的に言ってしまえばこの監督、妹に惚れているのである。 ＃夢の話

天晶 @tensyou99

けなげな妹が、今回は見逃してやってもらえませんかと交渉し、石頭の監督が、いやそういう訳には…と渋る。 その横で、当の自分は眠気におそわれていた。そして、布団を被ったままおもむろに横になると、その眠気に逆らうことなくゆっくりと目をつむった。 ＃夢の話

天晶 @tensyou99

で、終了です。 下衆いな、自分！ しかも、けなげな妹とかビックリだよな！あと、なんでバレリーナ。 ＃夢の話