【図書館の機能とライブラリアン】

門松一里bot @ichirikadomatsu

【図書館の機能とライブラリアン】貸出とレファレンスは、知識の共有と智慧の方便です。

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図書館の「機能」として、貸出から知識(情報)の共有は円滑に行われています。現場では人員整理のため、ライブラリアンが貸出を行っていることが多々あることも考慮する必要があります。

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上位機能を持つ者が下位業務を円滑に行うことが出来るのは当然です。

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しかし、日本ではレファレンス自体を知らないのが一般的です。

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レファレンスサービスとは、「何らかの資料や情報を求めている図書館利用者に対して、図書館職員が、求められている資料や情報を提供又は提示することによって援助すること、及びそれにかかわる業務」です。

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簡単に言うと、本がある棚の案内から、記載文献の提供、媒体の提示、つまりソースレコードの確認業務まですることです。

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一般業務で言う、裏付け証拠や、言質取りにあたる仕事がレファレンスです。

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例えば、Wikipediaなどで書かれていたとしても、本当かどうかを確かめる必要があります。クライアントにしてみれば、調べて確定できるようなことを、お客様に提供できないからです。

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レファレンスは智慧の方便です。どうしてもライブラリアンは、レファレンス自体を結果だと考えてしまいますが、そうではありません。

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ライブラリアンは、クライアントの導き手・同行者です。

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レファレンスは、クライアントの切り札です。絶対の数が必要となります。

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現状を推察するに、ライブラリアンの質が高いと考えることが出来ます。

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ゲームでいう、ラスボス(最後の強敵)でも勝てる内容を提供しています。でも考えてみてください。何人がゲームの最終まで駒を進めているでしょうか。

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一人がラスボス一体を倒すより、1万人が、弱小敵を倒す方が簡単です。

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それにどれだけ質を落としても下げようのないレベルは、常に確保するものです。

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ここでデータベースのことをお話しましょう。

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実際に優秀なライブラリアンは多いです。しかし個人では何事も限界があります。

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そのため、情報の共有化をするデータベースを作成しています。

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ここで、優秀であるがための不具合が生じています。データベースに入れるべきデータそのものを、取捨選択してしまっているのです。

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レファレンスの利用自体が、ネットを利用した量そのものに変化している以上、絶対量の確保は必須です。

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どれだけ質が高くても数には勝てないものです。

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手の内を明かすのはプロフェッショナルの世界では敗北を意味します。しかし、ライブラリアン個人のレファレンスと、データベースのレファレンスは全く別のものです。

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例えば、「信号機の赤黄青はどうして?」から「どうして緑なのに青なの?」「LEDの数は?」「LEDにした差額は?」「電気代は誰が払っているの?」と広がります。

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点と点を結び線にして、線と線を繋いで面にします。この場合はテーマ別レファレンスです。

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確かに良く知っているライブラリアンは存在します。しかし、全てを知っていることは出来ません。