感想まとめ「手品という虚構表現 娯楽と視覚芸術の比較から」
- keisuke_izumi
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narakure!! 手品 - 感想募集中:手品という虚構表現 娯楽と視覚芸術の比較から http://bit.ly/gTcz3t completed by @jugemu3
2011-02-25 12:21:40@keisuke_izumi ありがとうごさいます!手品業界の人からの意見がほしくて、今後はどうにかしてネット上かどこかに置いておこうと考えています。読んでいただいた感想などあれば、聞かせてほしいです…。手直しの必要がまだまだあるので…。
2011-02-25 11:44:21事前に解説していただいた通り、「位置づけ」を明確にするという目的は見事に達成できているのではないかと思います。このような「史」を俯瞰することによって学問としての認知や昇華を成し遂げることができるのではないかと期待に胸膨らみました。>@jugemu3
2011-02-25 12:05:06@keisuke_izumi 感想ありがとうございます。心理学などから考察する論文はいくつか見つかったのですが、私は美術から位置づけたいと考えました。実際、美術理論・批評で語られる問題が、手品と非常に近いことが多々あります。それらを相互の立場で考えるきっかけが必要だと思います。
2011-02-26 14:24:00@jugemu3 ひとつだけ。p127の真田さんはFISM1979では2位です。特別賞はFISM1982の話で、日本がFISM加盟国じゃないというよくわかんない理由で入賞ではなく特別賞になったと聞いています。http://bit.ly/e3R0ll
2011-02-25 11:46:27あと、すんごい細かいところですがHoudinの原文がおかしいです、ハイフンでじゃなく省略記号のアポストロフィー。c- estはc'est、j- ajouteraiはj'ajouterai、l- illusionはl'illusion>@jugemu3
2011-02-25 18:41:50@keisuke_izumi 心理学の方向からのが、最近は流行みたいで、その辺りの研究がまとまって、SLEIGHT OF MINDという本が出ました。本の元になった論文が存在するはずです。
2011-02-25 14:14:26@jugemu3 軽く言うと、まずcup and ballはあえて単数系にしたのかな?ってことと、日本の奇術史を書くなら滝川伝之丞と柳川一蝶斎、塩野長二郎ぐらいは入れて欲しいなということ。もっとも、柳川と塩野は参考文献に河合先生の論文が有るので、あえて外したんだと察しますが。
2011-02-25 18:03:50@jugemu3 あとは素朴な疑問なのですが、幻燈機の元祖はロベールソンなんでしょうか。記憶ではダークスあるいはペッパー博士ではなかったかと……曖昧で申し訳ないです。
2011-02-25 18:10:17@jugemu3 スピリチュアリズムについても少し。コーネルストダーは名うての腹話術師でもありますよね。実はスピリ~の歴史には腹話術がかなり絡んでいます。一般的に思われている腹話術でなく、ディスタント・ベントリロキズムと言われる腹話術ですね。その辺も調べてみてはどうでしょうか。
2011-02-25 18:25:36@jugemu3 ディスタント・ベントリロキズムの参考文献 http://amzn.to/hANOgf またそのうち僕のブログでも取り上げます。http://hikari-magic.jugem.jp/
2011-02-25 18:29:32@bampaku ご感想ありがとうございます。Cup and Ballの表記ですが、確かに、単数形では同名の玩具などとの区別が付きにくいかもしれませんし、英語では複数形が主流ですね。単数形にした理由は、
2011-02-26 14:29:20@bampaku 最初は主流の複数形にしようと思いました。語感の問題や日本語での発音の要素もありますが、最大の理由は、古代中世の絵画に描かれるこの演目は、カップや玉がひとつの場合も多々あったからです。取り上げる事例も一つずつのものがあり、近代の3つずつの形式、
2011-02-26 14:34:24@bampaku 2カップ式はあえて特筆しなかったため、中世行われていた形態も考慮し、要素としてのCupとBallの単数で表記しました。ここは最後まで迷いました。今後、出版される河合先生の『日本奇術演目事典』やその他事典を読み直し、複数形がやはりふさわしいとなれば修正いたします。
2011-02-26 14:38:58@bampaku 日本奇術史のボリューム不足ですが、今回の論文では、あえて少なめにしました。河合先生や藤山先生の存在も大きいのですが、今回の論文では、産業革命以降の啓蒙主義と神秘主義の関係、中流階級の増加といった視点から、視覚文化と芸術、手品の関係を探っています。そのため、
2011-02-26 14:42:25@bampaku 内容的にも日本の「史」の部分はそれ自体が一つの論文として書けるだけのボリュームですし、ヨーロッパから始まる視覚文化の変遷においてはそれほど関係していないと判断しました。今後、加筆や研究の予定があれば、そのあたりもより深く探りたいと思います。
2011-02-26 14:44:36@bampaku 特に、隅田川浪五郎とそこに密接につながる柳川一蝶斎は、日本開国史やパリ万博における近代文化論、芸術史でも重要な出来事ですので、今後はそういった方面から研究していきたいです。松山氏の研究にも関係していますが…。
2011-02-26 14:46:46