迷惑メールから始まるスザルル。出会い系のサクラのバイトをしているルル-シュと、パソコンも携帯も買いたてなアナログ人間スザク。初めて届いた迷惑メール(「先日はありがとうございました」系のリアルなやつ)を迷惑メールと気付かずに返信してしまうスザク。
2010-03-22 22:52:15偶然そのメールをルル-シュが担当し、こんな馬鹿がいるなんて…と興味本位でやり取りを始める。最初のうちは何とか金を巻き上げようとするがスザク持ち前の天然で上手く回避されてしまい、思い通りにならないことに苛立つルル-シュ。だけど長い間やり取りするうちにスザクの人柄に段々惹かれてゆく
2010-03-22 22:54:18スザクはスザクでルル-シュに惹かれていて、会いたいと何度も言うようになる。でもスザクはルル-シュを女だと思っているし、そもそも出会い系のサクラ。スザクに幻滅されるのが怖くてルル-シュは会うことが出来ない。
2010-03-22 22:56:39@shikishaa ルルーシュが女装して声がでないと言って会うか ルルーシュはスザクの外見を知っていて、たまたま外でであって別のルルーシュとして仲良くなっていくか
2010-03-22 23:00:35スザクが好きなのはメールの方のルルーシュ 実際にあった友達としてのルルーシュにスザクは恋愛感情を向けてくれてなくて うれしいけどだんだん辛くなるルルーシュ
2010-03-22 23:04:32友達としてのルルーシュに意識を向けてもらえるようメールでは返信しなくしたり冷たく、スザクの「あいたい」に対して「しつこい」とか言ったりして、それでスザクはすごく落ち込んで、翌日友達としてのルルーシュに好きな人がいて、と相談をする
2010-03-22 23:12:24スザクがどれくらいメールのルルーシュを好きなのか伝わってきて、それは自分なのに自分じゃなくて、喜べなくて辛くて辛くて思わず泣きそうになって、俯いたら「どうかした?」って顔に触れられて、それでもう我慢できなくて泣いちゃって
2010-03-22 23:15:52ルル-シュは結局その日スザクに何も話すことが出来なかった。しかし次の日の朝、スザクの元に「会ってもいい」と時間と場所を指定されたメールが届く。喜び勇んでスザクは待ち合わせ場所へ行く。だけど待てども待てども相手は来ない。
2010-03-22 23:22:59ルル-シュはスザクとのメールを辞めるつもりだった。酷いことをして嫌われることで、スザクの恋を終わらせるつもりだった。携帯もパソコンも見ないようにして、ルル-シュは1日を過ごした。そしてとっくに日も暮れた頃に漸くメールを見た。
2010-03-22 23:26:35そこには案の定スザクからの沢山のメールが届いていた。そして一番最後に届いていたメールは三十分前のもので、申し訳ないが帰宅するという旨のものだった。これで良かったのだ、これでスザクの不毛な恋は終わらせることが出来たのだ。ルル-シュは安心したけれど、スザクを傷つけたことに傷ついていた
2010-03-22 23:33:43【あかり版】(さっきの続き)だから、あの日来なかったルルーシュをなんとなく理解してて。 しばらく二人は友達としてもあってなかったんだけどたまたますれ違った時にルルーシュが逃げて、スザクは捕まえて思わず抱きしめて、「君だよね…?メールの」と問いかける
2010-03-22 23:46:09【あかり版】ルルーシュはびっくりして硬直する。その間もスザクはなんとなく同一人物だと思っていたこと等をはなす。ルルーシュは抱きしめられていることの嬉しさとスザクの温もりと混乱で泣きそうになっているところ、スザクに身体の向きを変えられる(後ろから抱きしめられてた)
2010-03-22 23:49:50【あかり版】騙していたのはルルーシュなのに、スザクが「ごめん」と謝り、ルルーシュは顔を歪める。 騙していたのは自分だから、と謝ろうとしたところでスザクに名前を呼ばれ、「僕のこと好き?」 と聞かれる。
2010-03-22 23:55:09【しき版】ルル-シュがメールボックスを閉じて一人涙ぐんでいるところでインターフォンが鳴った。慌てて涙を拭ってドアを開けると、そこにはすざくが立っていた。呆然としているるるーしゅへ、スザクが携帯を突き出した。「このメール、ルル-シュだよね?」
2010-03-22 23:43:39【しき版】それは質問ではなくて確認だった。るるーしゅはそれを認めた。そして元が出会い系のサクラだったことも、後からそれがスザクだと知ったことも全て言った。そしてスザクは尋ねた。「今まで僕がやり取りしていたのは、作り物のルル-シュ?それとも、本当のルル-シュ?」
2010-03-22 23:46:14【しき版】始まりこそあれだったけれど、ルル-シュにとってこのメールのやり取りは本当だった。それを聞いて、すざくはようやく険しい顔を解いた。すごくほっとした表情で、少し泣きそうになりながら言った。「僕にとっても本当だったよ」
2010-03-22 23:51:48【しき版】実はすざくはルル-シュだと気付いていた。きっかけはルルーシュが退席している間に、偶然パソコンを見てしまったこと。知った時はショックだったし、るるーしゅは自分を弄んで楽しんでいるんじゃないかとも疑った。けれど普段のルル-シュもメールのルル-シュもそんなふうには見えなくて、
2010-03-22 23:57:41【しき版】信じたいと思った。そして今、どちらのルルーシュもルルーシュだったとわかってやっと心のモヤモヤが取れた。「僕、同時に二人の人を好きになっちゃったのかと思ってすごく悩んだんだよ。責任取ってくれるよね?」とすざくは笑った。
2010-03-23 00:23:51