挑戦(1)ガンになって、闘病はとてもつらかったけど、本当にいろんな人や世界を知ることが出来た。そこで自分に何が出来るのかなって漠然と考えるようになっていった。体は動かなかったけど、頭の中ではあんなことしたい、こんなことしたいと思っていた。
2011-02-26 12:53:01挑戦(2)一番思ったことは、ガン闘病している人にとって社会との関わり方が急激に変化することが、つらいことだと思った。仕事や人間関係、お金の面も。ガンになったらそれ以上発展的な人生を送れない…そんな風に思うのはいやだった。
2011-02-26 12:56:16挑戦(3)どうしたらいいのかな、と毎日悶々と考えていたところに、大学院のことを教えてもらった。「アントレプレナーシップ」という起業に関する勉強をする学科が有ることを知って、ものすごく受けたくなった。説明会でもかなり実践的な授業内容だと言うことがわかった
2011-02-26 13:01:44挑戦(4)自分も起業したいと思っていたし、何より私と同じように感じている人、何かを始めたいと思っている人のお手伝いも出来るんじゃないかと思った。もっと「選択肢の一つ」として起業があったっていいじゃないか、と。
2011-02-26 13:04:32挑戦(5)とはいえ、私は大学を出ている訳ではないので、資格審査試験の準備にはかなりてこずった。今までやってきたことをまとめるうちにどんどん自信がなくなっていった…受験すら出来ないんじゃないかと思った。
2011-02-26 13:07:04挑戦(6)面接の時は「医療系の勉強をした方がいいんじゃないの」「どうしてアントレプレナーなの」と色々質問されたが、それで逆に「この勉強がしたい」と思った。私がしたいのは医療的なことではなく、社会の中で立ち上がること、人と人をつなげていくことなんだと思った。
2011-02-26 13:12:45挑戦(7)絶望した時もあったし、悲しいことばかりで後ろ向きになったりもした。でも、やっぱり立ち上がって、自分で歩きたいと思った。そして、自分が経験したことが人の役に立つのであればとてもうれしいと思った。役立てられる自分でありたい。
2011-02-26 13:15:26挑戦(8)「ビジネスとは付加価値を見つけること」だと思う。大学院受験に挑戦して、自分にも付加価値があるんだと、そういう証明をしたかった部分もあったと思う。だから本当に、合格してとてもうれしい。
2011-02-26 13:18:35挑戦(9)大学院に合格したけれど、もちろんこれで終わった訳ではなく、ほんとにスタートラインに立っただけだと思う。これから2年間しっかり実践していくこと。そして、いろんな人に出会って、刺激を与えあえるのをとても期待している。まだ始まったばかり。
2011-02-26 13:20:50