- goldencat222
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実存は、それをつかみ取り、あるいはつかみ損ねるという様式で、そのときどきの現存在自身によってだけ決定される。(『存在と時間』序論 第4節)
2014-11-07 21:31:09歳月は本来長いのに、気忙しい人間が彼自身を急きたてている。天地は本来広大なのに、心が狭く器の小さい人間が余計狭くしている。四季それぞれの風情は優雅でのどかなのに、あくせく気忙しい人間が自分自身で煩わしいものにしている。要は気の持ち方が大切である。(「菜根譚」より、高橋圭也意訳)
2015-10-10 22:04:13旅が好きな人(オレも含め)は基本的に旅をして「普通の人々と違うぜ」てのを味わうのがいいわけですよ。それはつまりマイノリティであることが結構大事であるということ。しかしそれじゃあなかなか社会の動きにはつながらなかったりするし、たいてい現地を見て色々なものを感じて終わってしまう。
2016-09-21 19:17:05心が折れそうなときは、空間を変えることが大事です。同じ場所に居続けては、頭も身体も固定化されてしまいます。旅に出てはどうでしょうか 澤田秀雄
2016-08-01 15:39:21〈心を病む人間はしばしば、行動半径を広げないで、古くから慣れ親しんだ事柄や使い古された事柄などのなかだけで探し求めている。それゆえこのような人間は、意味探究の際に未知のものに対する勇気をあわせ持つよう鼓舞されなければならない〉(エリザベート・ルーカス「ロゴセラピー」)
2016-01-10 15:29:42社会の厳しさって大半は「社会は厳しくあらねばならない」と思い込んでいる人々が創り出した狂気の幻想なので、その幻想の担い手にはならないようにしたい。
2016-09-25 03:06:52自転車は象徴的な意味をもつと思う。「自由奔放な個人」の象徴である。自分の身体をエンジンにして走る「独身者の機械」なのだから。自転車で好きに移動し、好きなところに停めるのは、ドゥルーズ&ガタリ風に言えば「ノマド的」なこと、「戦争機械」的であり、統治者はそれがおもしろくない。
2015-06-03 10:04:12「にゃんこは実はこういうこともやっている・篠田麻里子編(笑)」をトゥギャりました。 togetter.com/li/448482
2016-12-20 17:07:15猫がいる。白い猫である。猫がジャンプして塀に昇る。あなたが追う。猫が振り向いて塀の向こうに消える。これがイメージできれば、「自分はイメージができない」ということはない。
2016-12-15 17:59:27横尾忠則「猫は、アーティストのかがみみたいなもの。わがまま気まま、妥協することはなく、どんな場合も虎視眈々と遊ぶことを考えている。そういう猫の性質は本来アーティストがもってないといけないもの。だから、猫はボクの先生」 (団塊スタイル)
2016-12-02 22:05:29現実は単に哲学の前に与えられているのではない。哲学自身が既に現実の一構成部門である。而も極めて重要な構成部門である。哲学の帰着点は哲学ではなく現実である。従って、哲学は単なる知識の体系や概念の組織に止まるものではない。現実を構成し現実を建設していく活動でなければならぬ。(高山)
2016-11-10 20:37:10人間は意欲の激しい、暗い衝動である。〔これはその焦点である生殖器という極によって示される。〕人間はそれと同時に、純粋認識の永遠な、自由な、晴朗な主観である。〔これは頭脳という極によって示される。〕
2016-09-14 05:46:46精神の貧弱な人、混濁した人、偏屈な人は遠まわしの表現や曖昧模糊として言い回しを身につけて、ちょっとした、つまらない思想、味気ない、あるいはありふれた思想を、小むずかしげな華麗な空言で蔽い隠そうとするであろう。
2016-09-14 14:46:47いつも世界に対して不満タラタラで現存在が不快で仕方がないといったような人間が哲学者たり得る。彼らはこの不快の原因を突き止めようとする。それがすなわち対象に肉薄せんとする哲学者の基本姿勢だ。満足してしまった哲学者の書くものなど読むに値しない。ゆえにヘーゲルの憂鬱な顔も納得できる。
2014-11-07 16:08:09私は経験から、神は神への冒涜のせいで気を悪くしているのではなく、逆に人間の明るい積極的な面だけでなくその暗さと不敬とを引き起こそうと望んでいる為に、それを奨励しさえしていることを知っていた。故にショーペンハウエルの暗い世界像は私を悩ませることはなく、正当な意見だと考えた。-自伝-
2016-09-15 13:45:04人間の最悪の罪は無意識でいることである。だが人類の教師であり模範でなければならぬ人々でさえ、この罪のために最も熱心に働いている。-元型論-
2016-09-12 18:45:03哲学は役に立つものではありません。哲学はなにも答えを与えてくれません。哲学はみなさんの人生を少しも豊かにしてくれないし、この社会も少しもよくはしてくれない。そうではなく、哲学は、答えを追い求める日常から、ぼくたちを少しだけ自由にしてくれるものなのです。観光の旅がそうであるように。
2015-02-05 18:03:27本書でぼくが訴えたかったのは、ひとことで言えば、「哲学とは一種の観光である」ということです。観光客は無責任にさまざまなところに出かけます。好奇心に導かれ、生半可な知識を手に入れ、好き勝手なことを言っては去っていきます。哲学者はそのような観光客に似ています。
2015-02-05 18:02:21今日は「道を一本外れただけで珍しいことがある」というレッスンをしてる気がする。そういうことが今日だけで3回あった。何もないと思える場所でも、道を一本外れたり、時間を少しずらせば、面白いことが起こりうる。自分から意識的に探しには行けないが、直感的に当たりに行ける。
2016-10-09 16:37:43自分の国だから我々は日本を批判するのだ。批判するのはよりよい日本をつくるためなのだ。批判の無いところに未来はない。無批判に日本の良さなどと言うのはナルシズムだ。鏡の中の自分の顔をながめていい気分になっているような馬鹿と同じだ。
2016-11-03 18:27:19