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はばキツ @foxnumber6
高杉晋作の辞世の句を座右の銘にしてるやつは相手にするなってマックで女子高生が言ってたわ。
偽教授 @tantankyukyu
俺、高杉晋作好きだけどさ。 「おもしろき 事もなき世をおもしろく」って、 違うと思うんだよね。これのせいで、 高杉晋作のキャラクター性自体が大きく誤解されている。
偽教授 @tantankyukyu
「奇兵隊を創設した」とか、「獄中で策を練っていた」とか、 そういうおもしろかっこいいエピソードのせいで、 多くの人が、高杉晋作を飄然とした人物だと思っている。 るろうに剣心に出てくる高杉晋作はその典型だ。
偽教授 @tantankyukyu
だけど違うんだよ。高杉晋作の実像って、ぜんぜん違うの。
偽教授 @tantankyukyu
まずね、繊細。晋作。すごく繊細。 そして落ち込む。やたらと落ち込む。 はっきりいって、「ナイーヴ」と言っていいレベル。
偽教授 @tantankyukyu
特に高杉晋作が一番落ち込むエピソードは以下のようなものだ。 晋作はエリートで、西洋通だった。「外国に行ってみたい」 と、すっごい心から思ってた。
偽教授 @tantankyukyu
それは、黒船が既に来航しているかの時代、無謀というほどの夢ではなかった。 高杉晋作、長州藩の遣欧使節団の一員に選ばれた。超喜んだ。ハッピー
偽教授 @tantankyukyu
でも、事情は忘れたけど土壇場で急に人選が変更になって、 晋作はヨーロッパに行けないことになった。 晋作は死ぬほど落ち込んだ。
偽教授 @tantankyukyu
あんまり気の毒なので、みんながみんな同情し、 その後、晋作は結局、上海に行かせてもらえることになった。
偽教授 @tantankyukyu
余談となるが、このとき上海で晋作は二挺のピストルを土産に買った。 そのうちの一挺が、有名な、坂本龍馬がもっていたピストルだ
偽教授 @tantankyukyu
記憶だけに頼って書くのも限界であるゆえ 昔書いた晋作の伝記を出してきたぞ
偽教授 @tantankyukyu
生まれから始めよう。高杉晋作は、長州藩の200石の藩士の家の、嫡男として生まれた。龍馬なんかもそうだが、維新志士で有名なやつの多くは、下級武士の出身だ。その中にあって晋作は例外的な存在だ。
偽教授 @tantankyukyu
晋作は、お坊ちゃん育ちだった。
偽教授 @tantankyukyu
また、上級藩士の子であるので、藩への忠義も幼少期から強かった。
偽教授 @tantankyukyu
なんかもう、このへんで既に違うだろう? 一般にイメージされる高杉晋作像からいうならば、 彼はスラムからたたき上げた人間とかであるべきだ。 だけど、何度も言うけど、ぜんぜんそういう人じゃないのよ。
偽教授 @tantankyukyu
さて、成長した晋作は、やがて吉田松陰の弟子となる。有名な話ですね。有名なのではしょります。松陰は処刑されてしまいます。
偽教授 @tantankyukyu
晋作は松陰大好きっ子で、さらに直情傾向なので、 幕府に仕返しをすると決意した。テロリスト爆誕である。
偽教授 @tantankyukyu
なお、吉田松陰に至ってはナチュラルボーンテロリストみたいな人なので、 晋作は本当に忠実に松陰の教えを受け継ぐ男だったといえる。
偽教授 @tantankyukyu
だが晋作はなにしろ、200石の家の嫡男なのである。 勝手な行動はできない。 そこで晋作ぼっちゃん、これから幕府に対してテロをやろうというのに、 父親に「やってもいいですか」と伺いを立てた。
偽教授 @tantankyukyu
高杉晋作の父、長州藩士高杉小忠太は、にべもなく言った。
偽教授 @tantankyukyu
晋作は、父への孝と、藩への忠義と、師への哀惜と、幕府への怒りと、 そして友人たちに対する義と、その他もろもろの板挟みになり、挺悩んだ。
偽教授 @tantankyukyu
本人の言葉が残っている。
偽教授 @tantankyukyu
「父有り、君あり、吾が身吾が身の如くして、吾が身にあらず」
偽教授 @tantankyukyu
それで結局、悩んだ末に晋作はどうしたのかというと
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コメント

石川和男 @ishikawakazuo 2016年12月24日
第二次長州征伐のときに軍艦を大島に持ってって幕府軍と交戦したってエピソードは司馬さんの創作でしたっけ?
ふっくら物産展 @huttkura_b3 2016年12月24日
伊藤博文が大変そうだと思いました。(小並感)
アルビレオ@炙りカルビ @albireo_B 2016年12月24日
下関の先っちょには彦島という小さな島があって、関門海峡の西側はこの島の南側を回り込むことになるためとても重要で、壇ノ浦の戦いの直前には平家の最後の拠点となり今でも造船所などがある。下関戦争の講和交渉ではこの島を(香港島のように)イギリスが租借することも要求されたんだけどこれも突っぱねた。この島取られるとイギリスはいつでも関門海峡を封鎖できるからね。ほんとこの交渉での晋作は神がかり的なファインプレーだった
はやし・しのぶ @Hirarinmac 2016年12月24日
伊藤博文ってのは高杉晋作のケツを拭いまくるわ、自民改憲派が未だもって知らない「憲法は国を縛るもの」を明治の御代で知るわ、最期は天皇大好きなテロリストに殺されるわなんかスゴイ人ってのは理解しました。
偽教授 @tantankyukyu 2016年12月24日
そして趣味は芸者の水揚げで、女体盛りの考案者
muramasa @muramasa931 2016年12月24日
馬面でさえなければ大河の主役はったり、BL界隈で無双してたのになぁ・・・
フローライト @FluoRiteTW 2016年12月24日
歴史のダイナミズムって奴だなあ。面白い。このごく一握りの人間たちに歴史の転換が懸かってた時代はホント面白い。
Hoehoe @baisetusai 2016年12月25日
世に棲む日々だと颯爽飄然メランコリックおじさんじゃけんの
呉紋@おっさん @gomonz 2016年12月25日
俺の中の高杉晋作は自らをGODと呼ぶ傲慢不遜なルシファーボーイです(ちるらん脳
よもやま@垢変しました。 @yomoyamawara 2016年12月25日
語り方が上手なのでものすごくわかりやすくて面白かった。
楯鬼 @tateki_x 2016年12月25日
早死にしていなかったらいろいろと面白おかしいことをやらかしていそう。
義明_雑談用 @yoshiaki_idol 2016年12月25日
Hirarinmac 伊藤も塙忠宝(塙保己一の子)を暗殺したりしてるから尻拭いどころか充分テロの片棒担ぎだった感
高Q正伝 @unotsumiya 2016年12月25日
司馬遼太郎が書かなかった幕末(集英社新書) という本でこの辺りの事が書かれてましたね。
T.Nakagawa @nora1962 2016年12月25日
四境戦争では大島での海戦や、小倉口を担当しています。ただ、結核の症状が進行しつつあったはず。どういう状態だったかはよく分かりませんね。彼が生きながらえて明治を迎えたらどうだったかはあまり期待できない可能性も。発想力はあっても持続的に取り組んでことをなすという経験があまりない。
ろんどん @lawtomol 2016年12月25日
個人的に、高杉晋作、坂本龍馬、吉田松陰、佐久間象山は早く亡くなったが故に高評価を受けていると思う。逆に長生きしたがために評価が低くなったと思うのは後藤象二郎、井上馨、江藤新平、黒田清隆。もし若死にしていたら「彼が長生きしたらどんなに活躍したことか」などと言われたと思う。
偽教授 @tantankyukyu 2016年12月25日
そして名前すら出してもらえない哀しい久坂玄瑞
夜路@育休中 5m♂ @yas_shiro_kkk 2016年12月26日
すごく読み応えがあって面白かった。語り口調の緩急のバランスがすごく良い。面白かった。ありがとうございますり
まさかなまき @MASAKANA_MAK 2016年12月27日
とても面白かったです。教養とはこういうことか。
やし○ @kkr8612 2016年12月27日
早くに死んだおかげで大きなケチが付かずに済んだタイプの典型であると同時に、伊藤博文からすると早く死んでくれてよかったような悪かったようなとにかくあまり思い出したくない厄介な先輩だったんだな…
香佑*kou* @kouplusalpha 2016年12月28日
面白い!! これでもっかい大河ドラマやろう、うん
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