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2016年12月25日

大河「真田丸」総括。 ~戦国マンネリズムへの挑戦~

大河「真田丸」の総括と主要登場人物の批評。例えが大河過去作品のキャラだけになって、クソ真面目な批評になった。悪党達の出番はないので悪しからず。
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総括真田丸

死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

今回の大河を一言で言い表すと 「実に面白い!!」 #真田丸総評 pic.twitter.com/R6IQ4Vf0pX

2016-12-23 18:46:17
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死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

最近の大河は幕末・戦国ループで殆ど同じ時代同じ登場人物でだんだん退屈になっていくなぁ(平安時代・室町時代やれ)と正直思っていて、真田丸も期待しないで見たんだが、昌幸パッパの「武田安泰→武田滅びる」表裏比興ぷりとそれに驚く息子達を見て視聴決定。こういうキャラが欲しかった。#真田丸

2016-12-19 22:47:36
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 平清盛個人的に好きだったんだけど、試聴率が悪かったんだよな。そのおかげでNHKも保守的になってそれ以降は戦国・幕末ループをしまくってどんどん大河が退屈になるという悪夢が続いた。だが、真田丸はそれを見事「完封」した。#真田丸総評

2016-12-23 18:51:07
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 草刈昌幸パッパはホンマに好きだったな。出浦さんや信尹叔父さんと一緒に組んで上杉・北条・徳川の大大名達を翻弄しまくる知略さと平気で嘘つく図太さには笑った。しかし、これは家族や領地を守るという目的なので頼りになる愛すべきパッパだったな。

2016-12-19 22:55:16
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

関ヶ原や本能寺の変とか省略したのはこの話の成り行きはほとんどの人は知っているので、これのドラマについてはやらなくてよかった。これ本気でやっちゃうと大河ドラマ50回45分の尺では収まらない。三谷さんは「真田」の目線で「真田」のドラマをしっかりやったな。 #真田丸総評 v

2016-12-23 08:47:05
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

悪い事をあげるとしたら、合戦シーンがしょぼいのと戦闘描写が少ない事か。まあ、最近の大河は昔のと比べれば戦闘描写がしょぼいのと予算の問題でエキストラ雇えない部分があるから致し方ないか。でも、人間劇についてはここ最近のものの中で最高レベル(平清盛も同じくらい)だと思う。#真田丸総評

2016-12-23 18:56:18

新しい歴史人物像

死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

真田丸で面白かった一つに今まで我々が思っている歴史の人物像とは違う描写をしていた点だな。例えば、氏政は北条家を滅亡させた暗君だと言われていたのが、野心を持ったご隠居として描かれたり、秀吉も天下取ってから怖くなったのが、元から怖い人物だったと表現していた。 #真田丸総評

2016-12-22 21:36:26
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

特に秀吉は凄かった。今まで勝新太郎さんや竹中直人さん等の名役者さんが演じられて、天下人の貫禄と農民から這い上がって来たバイタリティみたいなものを感じていたんだが、小日向さんの演じた秀吉は今までの役者さんが演じられた秀吉を踏襲しつつまた違う面があった。 #真田丸総評

2016-12-22 21:50:59
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

今までだったら明るくて気さくだった秀吉が天下を取ったら、狂気に走り怖くなるという人物像だった。だが、真田丸の秀吉は明るいとこはとことん明るく、怖い部分はとことん怖い極端なまでな二面性を持った人物として描かれていた。寧々曰く「あの人は信長公より怖い」 #真田丸総評

2016-12-22 21:58:25
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

他にも秀次が自殺した時に秀吉が手をかけてやったのにと怒っている場面だが、これも表面上甥っ子が死んでしまって悲しいように思える。だが、秀保が亡くなった時の言葉を聞くと秀頼のために働いてくれる信頼できる駒がなくなった事が悲しかったように思える。つまり、身内でさえ道具扱い。#真田丸総評

2016-12-23 20:23:00
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 「あいつの罪は二つ。この年に亡くなったこと。そして将来、拾のために力を尽くさねばならんのに、それができなくなったことじゃ!」 これほど真田丸の秀吉を端的に表現する言葉はないな。身内でさえ道具扱いというサイコパス。流石は信長の後継者#真田丸総評 pic.twitter.com/xgh6xRjYga

2016-12-23 20:28:18
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死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

これほど明るくなければ人たらしとして調略が上手い人物にはならなかったし、これほど残忍でなければ鳥取の渇え殺しをやったり、かつての上司柴田勝家を滅ぼさないだろうしな。元々明るくておっかないこの人物像は史実とピッタリなのかもしれないね・・。 #真田丸総評

2016-12-22 22:03:04
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

秀吉晩年に自分は平清盛になれなんだと悲しんでいたんだが、そりゃそうだ。おいらの知ってる清盛も随分とひどい事したんだけど、それでも信西入道が死んだり、叔父や従兄弟を斬った時に本気で悲しむように熱いとも言える暖かい感情の持ち主だった。あんたのようにサイコパスじゃないww #真田丸総評 pic.twitter.com/JiHQElzoSH

2016-12-23 20:45:13
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死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 両者とも武士の頂点に立った人間の晩年の姿だが、顔つきが違う。清盛は老いてもバイタリティ溢れる顔つきであるのに対し、秀吉は老いてますます何をするか分からない狂気と冷たさに満ちた顔つきに。 #真田丸総評

2016-12-23 21:23:53
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

大河「平清盛」の清盛と「真田丸」の秀吉は老年になって暴走するという共通点があるんだが、おいらの見る限りその理由が異なってるな。

2016-12-25 21:38:03
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 清盛の場合は友人の信西入道や義朝と語りあった夢を自らの帝国で実現することできたけど、その夢を語った友は既におらず、またその後継者から刃を向けらた。そして自分の夢を引き継ぐ重盛も亡くなってしまいそのやり場のない怒りと悲しみで暴走してしまった。

2016-12-25 21:41:38
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 秀吉はそれとは違う。彼は自分の築き上げた帝国が幼い息子秀頼に継承される事だけ考えた。だが、信頼できる弟秀長と甥の秀次・秀保(但し彼らは道具扱い)が亡くなり、自分の帝国が死後他の武将によって滅ぼされてしまうのではないかという恐怖によって暴走した。

2016-12-25 21:50:32
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 秀吉が平清盛になれなんだと言う事について突っ込みを以前入れたんだが、他に付け加える事が見つかった。あんたが築き上げた帝国に自分以外の誰かの遺志や願いなんて詰まっていねぇだろwwwあるとしたら殺されたものの怨霊ぐらいしかねぇぞww pic.twitter.com/p7Rhsn6haR

2016-12-25 22:01:18
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死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 他にも清盛の正室時子さんは壇ノ浦で一族共々殉死したのに関わらず、秀吉の正室寧々さんは秀吉の死後高台寺に引きこもったという差もあるな。まあ、時子さんと寧々さんは実子がいるかどうかという大きな問題があるけど、主人の性質も大分関わっていると思うの。

2016-12-27 19:15:22
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

清盛の場合は息子達の事を大切に思っているし、息子の重盛が死んだ時は本当に悲しんだ。だから時子は清盛の死後彼が築いた帝国のために殉死する事ができた。だが、秀吉は身内でさえ道具扱い。だからこそ寧々は夫の死後離れる事にしたんだとおいらは思う。 pic.twitter.com/oDnAsB8Km9

2016-12-27 19:30:25
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死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 二人共他の女と寝るスケベじじいなんだが、人としての思いやりがあるのかないのかが大きな差なんだよな・・・。

2016-12-27 19:23:35
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

恐らく寧々は秀吉が信長以上に恐ろしい事をやっているのは自分を含めた家族の安寧と繁栄のために主人が修羅になっていると思っていたんだと思う。だが、それは秀保死後吐いた言葉と秀次自殺後の彼の妻と子供達への酷い仕打ちによって自分が思い違いをしていた事に気が付いたんだと思う。

2016-12-27 19:42:34
死ぬほど疲れやすい男 @nonnomarukari

@nonnomarukari 最後の「夢のまた夢」という台詞と片桐さんに差し出したお茶がものすごい投げやりな言い方と態度だった印象があった。彼女にとっては豊臣家に対する愛着はもう殆どなかったという事なのだろうか?

2016-12-27 19:46:06
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