ソロモンがダビデの跡を継いだのは「息子可愛さに厳しく出来なかった結果、お家騒動でソロモン以外の息子が皆死んでしまったから」ですからねダビデ王。彼が最後に残ったたった一人の我が子だったの。だから全部を与えたけど愛は与えなかったの。

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とくぞうなんですよ @sv_g8

FGO未プレイ勢が言うことですけどね、ソロモンがダビデの跡を継いだのは「息子可愛さに厳しく出来なかった結果、お家騒動でソロモン以外の息子が皆死んでしまったから」ですからねダビデ王。彼が最後に残ったたった一人の我が子だったの。だから全部を与えたけど愛は与えなかったの。ご査収ください

2016-12-25 14:11:40
かしはら@沼の中 @sachi024

@sv_g8 それを踏まえて考えると最高にダビデさんの気持ちがあれなことになる結末でした。いや型月的にはソロモンは最初から「神に捧げられた」王たる子供だったらしいですがダビデさん承知済みで

2016-12-25 14:16:53
とくぞうなんですよ @sv_g8

@sachi024 それ、普通に旧約にも書いてあるんです…>神に捧げられた子ども だからもう決められた結末だったんでしょうが、「お前の代わりに私が死ねばよかった」をまた味わったのかと思いますとね………原典から予想がついて………

2016-12-25 14:20:48
とくぞうなんですよ @sv_g8

旧約のダビデ王は「多くを与えられたが、多くを奪われた人」なので、親友も息子も愛した人は殆どみんな死んでる。でも主の導きに従い戦い歌い王として生きて王として死んだ。救世主の血統の祖として選ばれて、その生涯の中精一杯に喜んだ人なので、FGOダビデさんはあまり違和感はないです。

2016-12-25 14:26:09
かしはら@沼の中 @sachi024

@sv_g8 ツイッターなので突っ込んだネタバレができないのがもどかしいのですが、「大体あってるけど読むと予想をさらにこえる」でした…。物凄いネタバレしたいですが動画かなにかが上がるまではがまん…

2016-12-25 14:26:17
とくぞうなんですよ @sv_g8

@sachi024 楽しみにしております。あの素材をどう料理してくれるかと思うとなあ、ダビデさんは最後まで主の試練に耐えましたがソロモンは耐えられなかった子なので。

2016-12-25 14:28:57
かしはら@沼の中 @sachi024

@sv_g8 一言だけいうなら、ソロモンはダビデさんの息子でしたよ、間違いなく。

2016-12-25 14:30:55
とくぞうなんですよ @sv_g8

@sachi024 そんなことを望んでたのか望んでいなかったのか、幕間も待たれます。複雑です。

2016-12-25 14:34:41
かしはら@沼の中 @sachi024

@sv_g8 幕間は本当に待ってます。でも、ラストあたりはああ、ダビデさんの息子だ…でしたよ本当。生前は違ったかもですが

2016-12-25 14:37:03
とくぞうなんですよ @sv_g8

色々あって旧約のダビデ王については割と調べていたのですが、感想は割と「なんでこの人こんな生き方しなきゃいけなかったの?」という無茶苦茶しんどいものでしたのでね…まあちゃらんぽらんですが、そうでもなきゃ耐えられない過酷さですから。ただの羊飼い、純血のユダヤ人でもない少年だったから。

2016-12-25 14:39:17
とくぞうなんですよ @sv_g8

多分、唯一に近いくらい? ダビデ王が主を恨んだセリフが反乱を起こした息子が死んだ時の「お前の代わりに私が死ねばよかった」ですから。その後すぐに、「貴方の息子の代わりに私たち全てが死ねば良かったと言うのですか」と臣下に言われて王に戻ったけど。

2016-12-25 14:43:33
とくぞうなんですよ @sv_g8

FGOでダビデに興味持って聖書当たろうって人はまず『詩篇』を読もうな!あれ8割がダビデの歌ったものとされていて、本編だとあんまり感情的なこと言わないダビデの内心はだいたいあっちに書いてあって量も多いよ!歴史本編はその後で!

2016-12-25 15:07:58
とくぞうなんですよ @sv_g8

「私は死ぬこと無く生きながらえて 主のみわざを物語るであろう。  主はいたくわたしを懲らされたが、死には渡されなかった。  わたしのために義の門をあけ、  わたしはその内に入って、主に感謝しよう」(詩篇・第118編) このあたりもダビデの歌です。感情がすごく溢れるんだよなあ。

2016-12-25 15:48:36
とくぞうなんですよ @sv_g8

わたしは言います。 「どうか、はとのように翼を持ちたいものだ。  そうすればわたしは飛び去って安きを得るであろう。  わたしは遠く逃れ去って、野にやどろう  わたしは急ぎ避難して、はやてとあらしをのがれよう」と。(詩篇・第五五編) 割と悩める人だし弱音も吐くの、全て歌になるが。

2016-12-25 15:52:47
とくぞうなんですよ @sv_g8

@sachi024 あとかしはらさん言っていい? ダビデが「私が代わりに死ねばよかった」って言った長男アブサロムが父に撃たれる形で死んだのって、『主の御心』です。本来の次のイスラエル王だった息子な。

2016-12-25 16:04:34
かしはら@沼の中 @sachi024

@sv_g8 ああ…うん…(振り返り)たしか前にお聞きしたと思います匿さんに

2016-12-25 16:05:56
とくぞうなんですよ @sv_g8

@sachi024 それってFGO的には、「御心に叶わぬものは主の御前から取り除かれるであろう」ってことであって、ダビデ王はそれを思いっきり思い知らされてるわけですよねって今思った。他の息子は皆死んだって形で。

2016-12-25 16:07:20
とくぞうなんですよ @sv_g8

割と旧約聖書の知ってる人は知ってるような話でごめんね、ヘブライ系宗教のユダヤ教・キリスト教・イスラム教の三つは「救世主はダビデの末裔」ってとこは教義として共有しているのです。ただし救世主が誰なのかの解釈が違う。ですから彼が王たれと言われたことは、逸れることができない道だったのです

2016-12-25 16:15:45
とくぞうなんですよ @sv_g8

そうして旧約の神が何故そうやって「世界の救済」っていう最終目的のために、純血のユダヤ人でもなく(曾祖母?は異国人)、富裕でもない羊飼いの末っ子を選んだのかはわからない。ただダビデには歌う才能と王権が渡された。「歌う才」がアーサー王との最大の差かもしれません。歌が彼を救ったから。

2016-12-25 16:17:17
とくぞうなんですよ @sv_g8

なお「ダビデの竪琴」が奏でた歌は多分昨日聞いた人も多いと思います。今も普通にクリスマスのときにも歌われる『聖歌』のことですからねーあれー。

2016-12-25 16:18:03
とくぞうなんですよ @sv_g8

詩篇をよく読むと「お願いだから死なせて下さい」「王様なんてやめたいです」「もう立ち上がる力もありません」みたいな歌もけっこう多いダビデさんですが、それでも最期は『主を褒め称えます』で締めくくらないといけないのであの時代の王ってのは辛いもんだと思う

2016-12-25 16:39:56
とくぞうなんですよ @sv_g8

同担がいた…!(たぶん違う) そうなんです現代も歌い継がれる『詩篇』のダビデの歌なのですが、ものすごく感情が激しいの。聖歌として作られているのに慟哭も歓喜も激怒も何もかもすごく生き生きとして激しい。だからきっと感情豊かな人だったのだろうなあと、そして愛情豊かでもある。王なのにね。

2016-12-25 16:47:31
とくぞうなんですよ @sv_g8

基本的に『絶唱の詩人』が好きです。そこら辺我ながらブレないと思う…聖書の歌のなかでも詩篇がいつまでも滅びず音楽家に豊かなイマジネーションを与え続けたのは、あれが人間の歌に他ならなかったからってとこがいいんですよなあ。

2016-12-25 16:49:18
とくぞうなんですよ @sv_g8

詩篇がダビデ王の歌だってのは、後世の伝だからまあどこまで信頼できるかは分かんないと思うんですよ。でもそこまで「運命そのもの」に等しい主に対して、怒り嘆き悲しみまた喜び、ていう歌を託すべき人と思われていたのがダビデ王だった、っていう事実がこう、来るものがあるんですよなあって。

2016-12-25 16:59:50
とくぞうなんですよ @sv_g8

しかも聖歌はヘブライ系宗教すべてに受け入れられているので今も歌い継ぐ人の数はとても多い。それだけの人が叫ぶだけの感情を託された詩人って多分世界中を見てもたった一人だけなんじゃないかなって思うんですよね。それが、あの『ダビデの竪琴』なんですよ……

2016-12-25 17:01:16