中学・高校数学科のアクティブラーニングについて

数学におけるアクティブラーニングについて考えます。
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まつど @matsudotsuyoshi

学ぶ力の向上につながる高等学校数学科の 主体的・協働的に学ぶ学習を取り入れた授業づくり -アクティブ・ラーニングの視点に立った授業を目指して- 滋賀県総合教育センター 赤 澤 寿 男 shiga-ec.ed.jp/www/contents/1…

2017-01-02 22:26:03
まつど @matsudotsuyoshi

ラーニング・ピラミッドってどのような条件で機能すると想定しているんでしょうか。クラスでの実力の分布具合に合わせた課題を設定することが必要だとして、それを考えるためにもある程度場合分けをしないといけないですね。

2017-01-02 22:38:29
まつど @matsudotsuyoshi

色々なテーマについて喋る遊び(第二回目) 「数学におけるアクティブラーニングについて」このpdfを読んだ感想を5ツイートで送ります。

2017-01-02 23:35:22
まつど @matsudotsuyoshi

生徒が予習をしっかりしてきているかに授業の質が大きく左右される。予習してその問題が解ける生徒が一人もいなかったら、グループ分けが上手くいかないので、基本的だがより別解をたくさん持っていて本質に近づける問題を事前学習の活用シートに採用するのがいいと思った。

2017-01-02 23:36:01
まつど @matsudotsuyoshi

数学と長期的につきあっていく動機づけをどのように実現するかについては社会においてその数学単元がどのように使われているかについて理数系のみならず文系に関してもプリントで言及する必要がある。勿論、娯楽としての数学も推奨する。(親が探求する姿勢があると子供にもよい影響がある)

2017-01-02 23:38:13
まつど @matsudotsuyoshi

生涯学習の観点からは、主体的に生徒が学び続けるために自発的に学習環境を自分にとって最適になるようにマネッジすることが求められる。ネット環境も十分に活用し、自分が活用できる学習コンテンツの質や量を把握して最善のタイミングでそれらを活用させる自発的学生の育成という視点も必要だ。

2017-01-02 23:41:55
まつど @matsudotsuyoshi

一番の問題点は、授業中の各生徒の学習の様子をすべて管理するのは難しい。また説明を生徒に投げている側面があり、プロの教え方よりも生徒同士の教え方が有効なのかは疑問だ。僕なら授業中に分かりやすい説明を話しでなく文章で読み、それを数学をしながら検証する方がアクティブだと思う。

2017-01-02 23:44:30
まつど @matsudotsuyoshi

人にただ学習したことを説明することがアクティブなのではなくて例えば、十分に検証したあとそれを本当に理解しているかどうか細部まで他者に質問されて、それに誠実に答えるなかで数学的本質に近づくようなプロセスこそが数学におけるアクティブである。どれだけここに近づけるかという点が重要です。

2017-01-02 23:48:21
まつど @matsudotsuyoshi

昨日のツイートの批評:まず、アクティブラーニング(AL)の定義からだけども、新指導要領はまだ文部科学省のサイトで公開されてない(多分)ので、とりあえず現行指導要領と中央教育審議会の答申を参考に推測すればよさそう。

2017-01-03 06:24:21
まつど @matsudotsuyoshi

僕は文部科学省のサイトをちゃんと読んだことがなかったので頭の中で必要な情報を引っ張ってくるのが現状難しい。教育法規の勉強のついでに一通り頭の中にサイトマップをいれておくと便利だと思いました。

2017-01-03 06:26:52
まつど @matsudotsuyoshi

基本的な問題でありながら別解をたくさん有している問題をたくさん収録した本の一例に『大学への数学 数学ショートプログラム』東京出版を挙げます。でもこの本の問題をALの授業に反映できるのか疑問です。なぜならALの導入で授業時間の割り振りがよりシビアになってくると予想されるからです。

2017-01-03 06:37:22
まつど @matsudotsuyoshi

これまでの知識教授がメインと言われてきた授業スタイルを現行指導要領において生徒の自発性を促す授業スタイルに切り替えました。次の新指導要領におけるALの導入はこのスタイルを受け継ぐものと考えられているようです。eduview.jp/?p=1636

2017-01-03 06:45:00
まつど @matsudotsuyoshi

ですので授業において受動的態度から能動的態度を促す工夫というのは広義の意味ではALとみなすのもありなのではないかと昨日は思いましたが、ALの義務化および入試制度改革、教育評価法の見直し等一連の流れをみて組織として要求される授業スタイルを見極めるのが一個人として得策かもしれません。

2017-01-03 06:56:01
まつど @matsudotsuyoshi

数学における探究を考えるのに『数学の探究的学習―センター試験数学1A・2Bを通して創造力を育む』を挙げます。この本ではセンター数学を題材に設定を変えたりしながら、より深い理解へと導く授業例を提示しており、従来の解いて、答えをあげて終わりのスタイルでなくそこから展開する部分を重視し

2017-01-03 07:07:08
まつど @matsudotsuyoshi

ているところが優れています。授業におけるフィードバックを適切に活用する方法については僕も色々考えないといけません。特に授業教材の準備や採点、事務仕事、部活指導など仕事の多い先生にとって負担の軽い現実的なしかし効果のある授業のケアというのは無理ゲー感がありますが。

2017-01-03 07:13:30
まつど @matsudotsuyoshi

数学の授業で単元の始めにこれから学ぶことが社会でどのように使われているか(もしくは使われていると思うか)、ネットで調べてもいいし、本を読んでもいい、自力で考えてもいい。どんな方法で調べてもいい(例えば誰かが調べたことを共有してもいい)からあらゆる方法で調べてください。単元終わりに

2017-01-03 17:15:32
まつど @matsudotsuyoshi

誰かにそれを5分程度で説明してもらいます。そしてそのことについて先生からも口頭やプリントなどで皆さんに説明します。先生の知らないことだと時には先生の宿題になるかもしれません。…みたいなのはALなのかなあ。

2017-01-03 17:18:01
まつど @matsudotsuyoshi

授業を通して先生にも勉強を促すスタイルの授業は大事だと思うけど、具体的にどんなものがあるかな。面白いフィードバックを受けたとき、そこから思索を展開できる先生は授業を通して成長してると思うし、それが生徒にも伝わる仕掛けが欲しいよな。

2017-01-03 17:21:11
まつど @matsudotsuyoshi

Twitterでは勉強の圧倒的蓄積差があることも多く、お互いに自分の知性のレベルを鑑みながら、互いに教育的配慮のある議論ができたらいいなと思う。

2017-01-03 18:07:57
まつど @matsudotsuyoshi

数学で教え合うといっても、結局自分の頭で考えながら数式を書き連ねていくことでしか理解に到達しないものなのだよな。人によっては最初の段階では反復練習も暗記も必要かもしれない。自分のメンタルモデルに数学の内容が最適化しないと理解したとは言えない。

2017-01-03 18:27:55
まつど @matsudotsuyoshi

数理系の分野ではたくさんの人が色々なadvent calendar に参加して、とても教育的配慮の高い記事をネット上で広く共有する文化が根付いてきたけれども、他の人文系分野でもそういう取り組みがあるのだろうか。ゲーミフィケーションでいう中級者以上の人間が初級者を導くみたいな。

2017-01-03 18:57:14