第13回(対象:1996年)【エア本格ミステリ大賞】選考会
- WasuiMatui2014
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@air_mys_award 最初にお知らせいたしますが、本日RH123BEさんと谷山儀式さんが所用のため欠席となりました。よって私を含めた4名での選考会となります。ただ谷山さんからは『ガーデン』を除く4作の評価をいただいていおりますのでそちらは参考評価として扱いたいと思います。
2017-01-07 22:05:31@air_mys_award では作品の検討に入っていきますが、検討は『絡新婦の理』『人格転移の殺人』『星降り山荘の殺人』『すべてがFになる』『ガーデン』の順でよろしいですか?ちなみに順番に他意はありません。
2017-01-07 22:08:19@air_mys_award ありがとうございます。それでは、『絡新婦の理』から検討していきます。みなさんの評価を「◎」「〇」「△」「(無印)」「×」で提示して下さい。
2017-01-07 22:10:14@air_mys_award 今回『ガーデン』以外再読だったんですが、一番読んでて楽しかったのがこれですね。この暑さが気にならないくらい、は嘘としてもこんなに面白かったっけ?って思うくらいいい本だと思いました。
2017-01-07 22:15:47@air_mys_award まず私自身の評価理由を説明する前に、谷山さんから預かっている評価理由を披露しておきます(参考評価です)。
2017-01-07 22:15:58@air_mys_award 題材、話運び、結末、多くのものに感嘆したので、小説としては最高と言っても良いのですが、自分の本格の基準で評価するならば、元々、京極を本格とはちょっと違った視点で読んでいるというのと、<続く>
2017-01-07 22:17:21@air_mys_award ミステリとしては個人的にATBに入るくらい好きな作品でとても素晴らしい小説だと思います。煉瓦を一気読ませてしまう物語の力を感じました。ただし本格ミステリかと言われると…となり○としました
2017-01-07 22:17:36@air_mys_award 『絡新婦の理』谷山儀式評① 操りの構図や構成美を本格ミステリの一要素とするならば絡新婦は間違いなく本格ミステリであり、京極夏彦の最高峰と考えております。その場合絡新婦を個人的には今回の中で最高の本格と考えます。
2017-01-07 22:17:44@air_mys_award 『絡新婦の理』谷山儀式評② (ストレートに本格ミステリを壊し進めたのが姑獲鳥、群像劇と奇妙な論理に満ち溢れ最終的に本格ミステリからぎりぎりこぼれ落ちそうな位置でぶら下がっているのが魍魎と個人的には考えております。
2017-01-07 22:18:22@air_mys_award (承前)テーマが○○○○○○○○○○○○がそれに輪をかけてしまい、-(無印)としました。○○○○○○はとても好きですが、ぼくの本格の範疇とは違って。故に、否定でなく評価不定と受け取っていただきたいです。 fse.tw/ieR6p#all
2017-01-07 22:19:02@air_mys_award 『絡新婦の理』谷山儀式評③ 実は鉄鼠の方が本格ミステリとしてはしっくりくるのですが、某Y氏の短編(出版年は調べてません)やら本は読んでいませんが薔薇の名前などがちらつくので、見立てものとしては本格として評価しにくい部分が多いのも確かです)
2017-01-07 22:19:29@air_mys_award 本格ミステリとして疑問に思うっていう考えは分かります。最初にまずどういうプロットなのかほぼ全部読者にばらしてしまって、しかもそれを全部説明していくような話ですからね。
2017-01-07 22:20:49