「もんじゅ廃炉で完全崩壊した準国産エネルギープロパガンダ」と「ASTRIDにのめり込む矛盾」(2017.1.13作成)

もんじゅが死んでしまったので、準国産エネルギープロパガンダも完全に崩壊してしまった。プルサーマルの系全体での転換比は0.1しかなく、しかも極めて高価。そのうえ現状で海外委託率100%で、国内再処理の目処は立っていない。加えて，国内再処理プルのお値段は，ウランの10倍以上。

2017-01-12 14:32:54

勿論，ウランは100%海外依存の上に，濃縮役務も海外依存率が極めてたかい。何が自主エネルギーなのか，準国産エネルギーなのか全く分からない。すでにこの路線は根本から破綻している。

2017-01-12 14:34:31

エネ庁，経産省がもんじゅの後釜と嘘をついているASTRIDだが、実はこれについての情報は、経産省の担当役人の妄想に基づくものが大部分で，フランス語や英語での情報は殆どない。 google.co.jp/search?q=ASTRI…

2017-01-12 14:40:47

ASTRIDは失敗に終わったスーパーフェニックスを大幅縮小した規模で，増殖炉としてでなく，プル燃焼炉としての性質を持っている。プル専焼炉としては、フランスにはEPRが存在しており且つ在来炉での消費もしているので実は優先順位は低い。日本などの余剰プル有償処分用ではないか？

2017-01-12 14:45:25

そもそも過去30年間、経産，エネ庁，動燃，JAEAは、ASTRIDが採用しているタンク式について、日本では耐震性の点から実用化不能としてきた。今更，タンク式開発を採用すると言うのは余りにも場当たり的と言う他ない。

2017-01-12 14:49:33