学生投資基礎

名もなき投資家 @value_investors

本多静六さんの本を読書中。「私の財産告白( http://amzn.to/hhAa2W )」という本。東大教授でありながら、独自の蓄財法と人生哲学で、一代で巨額の財産を築くことに成功した人で昭和26年に書かれたようです。「バビロンの大富豪」のようにマネーの本質を付いていますね。

名もなき投資家 @value_investors

本多静六「私の財産告白( http://amzn.to/hhAa2W )」にもジョージ・S・クレイソン「バビロンの大富豪( http://amzn.to/f53rZ9 )」にも共通するのは、給料からあらかじめ天引きすることと、複利で増やすこと。この複利というのが重要だと思う。

名もなき投資家 @value_investors

また、両書共通しているのは、始は倹約すべきことを説いていること。若いうちから消費しては将来増えるはずの元本もなくなるということ。私は幸いなことに物欲が無いので、仕事でためたお金をコツコツとためていたので僅かな元本がありました。もしゼロだったら100年に1度のチャンスも逃した。

名もなき投資家 @value_investors

複利の力は本当に強力だと思う。100万円だったら学生でもバイト頑張って2～3年かければ貯まると思う。それを増やしていく。仮に20歳の学生が頑張って１００万円貯めてそれを年利２０％で複利で運用すれば40年後には14億6977万にもなる。

名もなき投資家 @value_investors

日本の学生ならそれが可能なのだから、若いうちから使いまくって将来高齢者になった時にお金が無いからと政府に要求ばかりする人になってはいけない。日本は本当に恵まれた環境なのだから、学生は頑張れば少々貯金が出来るはずなのです。だから頑張れ日本の若者！若いうちに元本を貯めるのだ！

名もなき投資家 @value_investors

本多静六「私の財産告白( http://amzn.to/hhAa2W )」にはこうも書いてある。「人間の一生をみるに、誰でも早いか晩いか、一度は必ず貧乏を体験すべきものである。（略）子供の時、若い頃に贅沢に育った人は必ず貧乏する。その反対に早く貧乏を体験した人は必ず後がよくなる」

名もなき投資家 @value_investors

本多静六さんが本多式四分の一天引き貯蓄法を始めたのが25歳。ウォーレンバフェットが投資を本格的に始めたのが25歳。ということはまだ大学生の方なら十分間に合う。相棒に無駄なお金を使うなら将来のために貯蓄しましょう。若者に車なんて厳禁です。若いうちの車はお金をどぶに捨てるようなもの。

名もなき投資家 @value_investors

私のお友達もみな10代から免許とって車買って乗り回してたから、現在同年代で貯蓄している人はあまりいない。今だ車カスタマイズして何百万もかけてる人もいる。仕事で車が必要な場合は仕方ないけれど、学生なら特に必要もないはずだから車を我慢しよう。

名もなき投資家 @value_investors

学生で100万円たまったら、株式か何かに投資しよう。銀行預金はカスみたいな金利しか付かない。つい最近の金利だと、元本2倍になるのに1800年くらいかかります。http://bit.ly/aRqSIy　これではほとんど眠らせた状態に等しいです。

名もなき投資家 @value_investors

学生は株式に投資するにしても本業は学業だから毎日の値動きなんて気にしないような投資方法を考えなくてはいけません。ということは、デイトレーダーのような暇人がやるような方法はやってはいけない。あれは投機行為であって投資ではないし、投機行為で財産を築くのはなかなか難しい。

名もなき投資家 @value_investors

では、学生はどんなものに投資すればいいかと言うと、日常生活の中でとても売れている商品を扱っている会社などいいと思う。ウォーレンバフェットも日常生活の中から投資先を見つける事がある。そのような会社が見つかったら次に、その株式が割高なのか割安なのか、成長性があるのかを見ていくと良

名もなき投資家 @value_investors

学生が株式に投資するとき、一般的に簡単な指標でPER（株価収益率）というものがある。1株あたりの利益に対してどの程度の株価が付いているかを表している。ベンチマークとして日経平均のPERとの比較、同業他社との比較をするといいと思う。現在の日経平均PERは16.2倍程度。

名もなき投資家 @value_investors

もし学生の視点でその企業が成長性あると見て、今後もどんどん成長していくようであるならばPERが日経225のPER16.2倍より高くても、将来的に1株あたりの利益が増加してPERは減少するかもしれない。また、一時的な減収に陥ってPERが割高な場合は注意。

名もなき投資家 @value_investors

一時的な減収でもないのにPERが100倍とか200倍とか付いていたら、そのような企業には投資しないほうがいいと思う。通常100年も200年も歳の利益を織り込むなんておかしい。私はそのような銘柄をチェックしていた事がありますが、バブル化している事が多くことごとく暴落しました。

名もなき投資家 @value_investors

日本の場合はPERは20倍とか30倍くらいまでは買われることはあります。それでも、高いPERはパフォーマンスが悪い事が多いですので、学生の皆さんは元本を減らしてはいけないので（元本少ない分、減ると戻るのに時間がかかる）やめたほうがよいでしょう。

名もなき投資家 @value_investors

あくまで私が書いているのは、学生向けですから、ベテランとファンドマネージャーの人には当てはまりませんのでよろしくおねがいします（笑）

名もなき投資家 @value_investors

それから、　学生の人は変なマネー雑誌は読まないこと。マネー雑誌は発売されるまでのタイムラグがありますし、そもそも中の人が記事にする前に買ってる可能性もないとは言えない。マネー雑誌読んでそのまま掲載銘柄を買って成功するくらいなら苦労はありません（笑）

名もなき投資家 @value_investors

学生の人は日本経済新聞を読むこと。大学の図書館でで立ち読みしてもよいです（笑）政治記事は記者によって内容に偏見や偏りがるので話半分に読むこと。政治や経済の動きや個々の企業のニュースの知識を蓄積していくのは将来きっと投資に役立つと思います。

名もなき投資家 @value_investors

ちなみに、証券会社によっては日経新聞の情報がただで読めるところもあります。証券会社は口座を作るのはタダなので、いろいろ作って損はないでしょう。情報を得るのに使える証券会社もあります。

名もなき投資家 @value_investors

学生の人は、「経済学」はもちろんですが「心理学」を勉強すると投資にとても役立ちます。心理学と経済学が融合した「行動経済学」などの分野も役立ちます。私は両方独学で勉強しましたが、行動経済学で一般大衆がどのような心理構造を持っているのか知るのは大変役立ちます。

名もなき投資家 @value_investors

学生の皆さんは大衆と同じ心理構造になってはいけません。ウォーレンバフェットのような優れた投資家は、一般大衆と逆の心理構造になっている事が多いです。大衆はバブルが崩壊して大底へ向かう時、総悲観視状態になって投売りが起こります。懸命なる投資家はそのような暴落時に買います。

名もなき投資家 @value_investors

学生の方は、一般大衆が「買いだ買いだ」といい始めたり、学生の間で株式の話題が出てくるようになったときにはむしろ買いではなく徐々に処分するようにしましょう。面白いほどに大衆の心理と逆に動くほうが良い結果が残る事が多いです。

名もなき投資家 @value_investors

学生の方は、投資の知識を身につけると就職にも役立つでしょう。親の世代と現在では社会構造も変わってきているので、親が言う大企業がこれからも存続できるかどうかはわかりません。昔はJALが人気でしたが、JALに就職した人は大変な目にあっています。

名もなき投資家 @value_investors

学生の皆さん、親の世代は銀行に就職するのは勝ち組といわれましたが、注意かもしれません。現在では勝ち組ではないかもしれません。メガバンクならばまだましかもしれませんが、地方銀行などは株価を見ても1990年から一貫して下落していますこれが意味するところを考えるとよいかもしれません。

名もなき投資家 @value_investors

学生に人気のある企業というのはその時々の時代に人気の企業である事が多い様です。逆に言うと将来性とは無関係かもしれません。外資系が騒がれた06年頃就職した人はリーマンショックで首になっているかもしれません。世間のいう現在人気企業には注意したほうが良いかもしれません。