メディアが報道しない本当のシリア・中東⑺WASHNGTON & THE WORLD‘Why the Arabs Don’t Want Us in Syria’~They don’t hate ‘our freedoms.’ They hate that we’ve betrayed our ideals in their own countries –for oil.by Robert F. Kennedy Jr./Feb. 22, 2016 POLITICO (1/2) 全訳
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メディアが報道しない本当のシリア・中東⑺ politico.com/magazine/story… WASHNGTON & THE WORLD ‘Why the Arabs Don’t Want Us in Syria’
2017-01-20 23:48:24@taiyonoibiki ~They don’t hate ‘our freedoms.’ They hate that we’ve betrayed our ideals in their own countries –for oil.
2017-01-20 23:48:49@taiyonoibiki by Robert F. Kennedy Jr./Feb. 22, 2016 POLITICO (1/2) 全訳
2017-01-20 23:49:18@taiyonoibiki ワシントンと世界 『我々がシリアで嫌われる本当の理由』 ~彼らは我々の民主主義が嫌いなのではなく、まさしく我々自身が彼らの国へ持ち込んだ時それを裏切ったから嫌いなのだ・石油のために~
2017-01-20 23:49:43@taiyonoibiki ロバート・F・ケネディ・Jr./ 2016年2月22日 ポリティコ・マガジン (全訳)前半
2017-01-20 23:50:19@taiyonoibiki ❶どうしてシリアで戦争をしているの?アラブの人たちは暴力的なの?アメリカやロシアの話がどうして出てくるの?サウジアラビアやトルコやカタールはどういう関係があるの?
2017-01-20 23:50:52@taiyonoibiki ❷複雑怪奇なシリア・中東の歴史の本質をコンパクトに説明した、シリア・中東理解の決定版!初心者から上級者まで必読!ついに翻訳完成!前半後半2回で紹介します。第一回配本
2017-01-20 23:51:31@taiyonoibiki ①私は自分の祖父をアラブ人に殺されたということもあって、アメリカの外交政策の衝撃が中東に及ぼす影響について、
2017-01-20 23:52:09@taiyonoibiki ②特にいったいアメリカ外交の何が彼らを怒らせ、私たちの国に対してこれほど血生臭い報復行為にまで走らせてしまうのかについて、その理由を理解しようと若いときからずっと努力し続けてきた。
2017-01-20 23:52:42@taiyonoibiki ③私たちがイスラム国の勃興に関心を寄せ、またパリやサン・ベルナルディーノでたくさんの人の命を奪った惨劇のその根源を探ろうとするとき、単に宗教とイデオロギーといったありきたりの説明に満足するようなことがあってはならない。
2017-01-20 23:53:05@taiyonoibiki ④私たちは石油が絡むその複雑な歴史に理性の光を当て、なぜ彼らが激しい憎しみの眼差しを私たちに向けるようになったのか、その本当の理由を検証しなければならない。
2017-01-20 23:53:31@taiyonoibiki ⑤アメリカがシリアに対して行ってきた暴力的干渉のいかがわしい記録について、ほとんどのアメリカ人は何も知らない。それはシリア人なら小さな子どもでも知っているような常識であるから、全く対照的である。
2017-01-20 23:54:02@taiyonoibiki ⑥つまり、アメリカこそがシリアをイスラム過激派の肥沃な大地に変え、イスラム過激派の種を撒いた張本人であるということを私たちは全く知らない。それゆえ、今となってはイスラム国に対処するためのどんな骨折りも全く役に立たないくらい問題は複雑になってしまった。
2017-01-20 23:54:27@taiyonoibiki ⑦アメリカ国民と政策立案者たちがこうした過去について無知であり続ける限り、この上にどんな干渉を試みたところでさらに事態を悪化させるばかりであろう。
2017-01-20 23:54:53@taiyonoibiki ⑧ジョン・ケリー国務長官が今週、シリアの<暫定的>停戦案を呼びかけた。しかしながら、シリア国内におけるアメリカの影響力は極めて弱く評判も悪いので、どこまで効果があるのかわからない。
2017-01-20 23:55:19@taiyonoibiki ⑨第一、この停戦合意にイスラム国やヌスラ戦線などの主要な勢力の参加を見込めないので、どう贔屓目に見てもいかにも危うい停戦合意であると言わざるを得ない。
2017-01-20 23:55:47@taiyonoibiki ⑩同様に、先週オバマがリビアのイスラム国拠点に対する軍事介入を強化したが、結果は過激派を弱めるどころかかえって強めてしまっているように思える。
2017-01-20 23:56:11@taiyonoibiki ⑪2015年12月8日のニューヨーク・タイムズが一面トップで書いていたように、むしろイスラム国の政治的指導者や戦略的立案者たちはアメリカのさらなる軍事介入を歓迎しているのだ。
2017-01-20 23:56:43@taiyonoibiki ⑫彼らは豊富な経験から、アメリカの軍事介入がかえってイスラム国に参加するボランティアたちで世界をいっぱいにし、すでに瀕死の状態にある穏健派の声を沈黙させ、イスラム世界全体を強力な反米感情の元に統合するであろうことをよく知っているのである。
2017-01-20 23:57:08@taiyonoibiki ⑬このダイナミズムを理解するために、私たちはもう一度シリアの人々の視線から歴史を振り返り、特に現在のこの紛争のそもそもの原因となっている種子を見極める必要があるだろう。
2017-01-20 23:57:59@taiyonoibiki ⑭2003年の米国イラク占領がスンニー派過激派を刺激し、それが今、イスラム国へと変容しているのだが、
2017-01-20 23:58:40@taiyonoibiki ⑮実はそのはるか以前から、CIAは暴力的イスラム過激派を<冷戦の秘密兵器>として育成し、その過程でアメリカとシリアの関係を決定的に毒あるものに変えてしまっていたのだった。
2017-01-20 23:59:08@taiyonoibiki ⑯これはかつてアメリカ本土で激しい論争を起こしていた。CIAによるシリア政府転覆計画が失敗に帰したあとの1957年7月、私の叔父ジョン・F・ケネディ上院議員は次のように演説した。
2017-01-20 23:59:38@taiyonoibiki ⑰「我々はアラブ諸国の自治権を認めなければならない。アメリカはもうこれからは植民地主義的・帝国主義的態度で彼らに臨むことがあってはならない。彼らにおせっかいをしてはいけない。彼らのことは彼ら自身が決めるべきなのだ。」
2017-01-21 00:00:17@taiyonoibiki ⑱実はこの画期的演説をしたことで私の叔父は、アイゼンハウワーやホワイトハウスの面々、民主共和両党の指導者たち、そしてヨーロッパの同盟諸国を激怒させていたのだった。
2017-01-21 00:01:07