Togetter/min.tを安心してお使い頂くためのガイドラインを公開しました。

稲葉振一郎『政治の理論』読書メモ集

稲葉振一郎『政治の理論――リベラルな共和主義のために』(中央公論新社、2017)の読書メモをまとめました。
6
荒木優太 @arishima_takeo

稲葉振一郎『政治の理論ーーリベラルな共和主義のために』(中央公論者、2017)を献本して頂きました。どうもありがとうございます。もうすぐ本屋にも並ぶのでしょうか。名著『「公共性」論』の続篇ということで、読むのが楽しみです。 pic.twitter.com/TpbHM2Kcao

2017-01-15 15:36:24
拡大
荒木優太 @arishima_takeo

@arishima_takeo 『「公共性」論』は以前読んでメモを残してました。これも面白いですよ。togetter.com/li/1058944

2017-01-15 15:38:42
荒木優太 @arishima_takeo

アレントによれば「社会問題はつまらない些事だ」というのではなく(いやそうでもあるのかもしれないが、それ以上に)、「社会問題は政治の手には負えない」というのである。by稲葉振一郎『政治の理論』

2017-01-17 10:40:08
荒木優太 @arishima_takeo

一般市民がその主体ではないが、その客体として権力の作用を受ける、政策、行政は、まさにこのフーコー的な意味での〈統治〉なのである。by稲葉振一郎『政治の理論』

2017-01-17 15:39:40
荒木優太 @arishima_takeo

(フーコーの「discipline」は苦し紛れに「規律・訓練」と訳されることが多い。しかしこの場合はストレートに「躾け」と訳すべきだろう。あるいは「調教」でもよい。「discipline」は人間のみならず動物をも対象とする)。by稲葉振一郎『政治の理論』

2017-01-17 15:41:47
荒木優太 @arishima_takeo

「公的/私的」という対立軸は、「大域的・全社会的/局所的・個人的」という対立軸と、「自由・コミュニカティブ/不自由・機械的・規律的」という対立軸とが組み合わさって出来上がったものである、と見ることができる。by稲葉振一郎『政治の理論』

2017-01-19 12:06:34
荒木優太 @arishima_takeo

「実はアレントの議論の枠組みにおいては「政治」の起源、「始まり」を論じることが難しい。あれほどアレントが「始まり」の思想家として称えられているにもかかわらず、である」(稲葉振一郎『政治の理論』)。これは分かる。既定のでなく、公的領域が誕生する契機がイマイチ不明なのとも繋がるか?

2017-01-20 17:19:31
荒木優太 @arishima_takeo

稲葉振一郎『政治の理論』読了。経済学関係のとこが難しかった! 只、コンセプト自体はよく分かるつもりで、アレント的政治観だと、エコノミー(家のこと)、財産、貧困みたいな話は、全部私的領域やレイバーの方に組み込まれちゃうけど、流石にそれオカシイでしょ?と。

2017-01-21 11:18:36
荒木優太 @arishima_takeo

逆にいえば、リベラルな共和主義を現代で再興するには、またより普遍化に耐えるものを目指すなら、古代ギリシャへの郷愁を反省し、公私の固定的な区別を見直さなきゃダメ。小林多喜二は政治運動も家事労働も「循環小数」で喩えたけど、そんな感じ。

2017-01-21 11:20:34
荒木優太 @arishima_takeo

個人的には、法=ノモスを物的インフラとして捉えるというアイディアはとても刺激的だった。自分の文章でもなんかに使えそう。

2017-01-21 11:21:20
荒木優太 @arishima_takeo

あと、どうでもいいけど、アセモグルってなんかアセモグラみたいだな。アセモグラがなにかは知らない。

2017-01-21 11:21:55
荒木優太 @arishima_takeo

「ありえない」ことではないが「ありそうもない」つまりは「ありがたい」出来事として、我々はリベラル・デモクラシーを理解せねばならず、まして「リベラルな共和主義」については実は未だそれが「ありうる」ものなのかどうかも定かではないのだ。by稲葉振一郎『政治の理論』

2017-01-21 11:58:06

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?