森奈津子氏、私は近藤誠医師を告発した米原万里を忘れない。

川島なお美もまた近藤を告発している。亡くなった人の声を語り継ぐまとめです。
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リンク Wikipedia 米原万里 米原 万里(よねはら まり、女性、1950年4月29日 - 2006年5月25日)は、日本の、ロシア語同時通訳・エッセイスト・ノンフィクション作家・小説家である。著作には、『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』、『魔女の1ダース』、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』、『オリガ・モリソヴナの反語法』などがある。東京都出身。明星学園高等学校を経て、東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。東京大学大学院露語露文学修士課程修了。日本共産党常任幹部会委員だった衆議院議員・米原昶の娘として東京都中央区の聖路加病院で生ま

米原 万里(よねはら まり、女性、1950年4月29日 - 2006年5月25日)
晩年は、肉体的にも精神的にも負担の多い同時通訳からは身を引いて作家業に専念した。またTBSのテレビ番組『ブロードキャスター』にコメンテーターとして出演していた。

2003年10月、卵巣嚢腫の診断を受け内視鏡で摘出手術すると、嚢腫と思われたものが卵巣癌であり、転移の疑いがあると診断される。近藤誠の影響を受けていた米原は開腹手術による摘出、抗癌剤投与、放射線治療を拒否し、いわゆる民間療法にて免疫賦活などを行う。1年4ヶ月後には左鼠径部リンパ節への転移が判明し、手術を提案されるが拒否。温熱療法などを試みる。

闘病の経緯は米原の著書『打ちのめされるようなすごい本[7]』に掲載されている。

リンク 日経メディカル 近藤理論を放置してはいけない 近藤誠医師が提唱する“がん放置理論”を信じて、せっかく早期で発見できたがんを進行がんにしてしまう患者が後を絶たない。学術論文を引用しながら標準的治療の効果を否定し、誤ったインフォームドコンセントを広げる近藤理論に専門家は断固、反論すべきだと勝俣医師は主張する。 781 users 7101
勝俣範之 @Katsumata_Nori

初期の乳がんで、ずっと治療を拒否してきた患者さん。5年が過ぎ、いよいよ皮膚に浸潤してきて、何とかホルモン療法をすることに同意してくれました。1ヶ月飲んだだけで、数センチ縮小。「これならもっと早くから飲んでおけばよかった」と。2011年頃から、このような患者さんが続出している。

2016-12-28 10:28:23
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

私の左の乳首から出血があったの、確か5年前の今日あたりだったと思う。ネットで調べたら、乳がんの可能性と、良性の腫瘍の可能性があるということだった。翌日に近所の産婦人科に行き、検査をしたら悪性の可能性が高いという結果で、そのまま、手術ができる大病院を紹介してもらったのでした。

2017-01-18 21:25:10
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

その産婦人科の先生に言われたのです。「近藤誠という変な医師が『がんは手術するな』って言ってるけど、絶対に信じるな。実は、あれを信じて亡くなった患者が大勢いるんだ」って。先生、その節は的確すぎるアドバイスをありがとうございました。

2017-01-18 21:27:58
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

乳がんの範囲、結構広かったので、転移は覚悟したし、5年も生きられないかと思ったし、「私はベテルギウスの超新星爆発を見られないんだ。でも、私の命日はベテルギウス忌って名付けてもらおう」と考えたけど、転移はなかったし、まだ生きてるし、ベテルギウスはまだ超新星惑星を起こしてない。

2017-01-18 21:29:57
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

私が乳がんの左胸全摘手術を受け、再発にビクつきながらも、毎日服薬してきたこの5年間にも、多くの善人、そして才能あふれる人ががんで亡くなっていったよね。本当に残酷な病気だと思うよ。悪性腫瘍は自分の体が作り出したものだから、免疫機能をすり抜けるんだもんね。放置したら広がるのも当然。

2017-01-18 21:35:21
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

スティーブ・ジョブズ、忌野清志郎、米原万里、川島なお美……みんな、手術や抗がん剤を拒否し、代替療法に頼り、亡くなった。けれど、その中で、代替療法がいかに頼りにならず、近藤誠医師がいかにいいかげんかを文章に残した米原万里さんは立派だったと思う。

2017-01-18 21:49:44
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

手術にしろ放射線治療にしろ抗がん剤にしろ、がんの治療は激烈だから、代替療法や近藤医師の「放置療法」に頼りたくなる気持ちも、本当によくわかる。けど、それがなんの効果もなかったときの絶望や後悔って、いかほどだろう。その体験を文章に残すって、すごい精神力。さすがは米原万里だよ。

2017-01-18 21:53:20
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

以前にもご紹介しましたが、米原万里さんががんの標準治療を拒絶し、代替療法を次々ためし、近藤誠医師にも頼り、しかしがんは転移し、近藤医師に冷たい態度をとられた様は、書評集『打ちのめされるようなすごい本』に綴られています。米原万里さん、生前から、私、大好きだったんですよ……。

2017-01-18 21:59:25
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

正直、近藤誠医師には「米原万里さんという素晴らしい才能を返してください」と言いたいです。がんの標準治療を拒否したのは、確かに米原さんの選択でしたが、けれど、ファンとしてはやはり、近藤医師に対し「あなたさえいなければ、米原さんは生きていたかもしれない」と思ってしまうのです。

2017-01-18 22:02:52
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

患者さんがだまされて、がんの代替療法・放置療法に頼るときって、大抵は主治医や家族、友人知人に反対されてるのね。親身になってくれる人々を拒否し、似非医療を選択するということは、人間関係にも亀裂が入ってる可能性大なのですよ。詐欺って、そういうものですよね。本当に残酷な話だよ。

2017-01-18 22:07:33
カオリ@日本語ROOM(YouTube) @kaori_cranberry

@MORI_Natsuko 本当にその通り。私の場合は逆でした。抗ガン剤否定の家族や知人から「医者のいう通りにして死んだ人いっぱい」と言われ大変でした。 医療関係の友人、開業医の先生に相談、大学病院で信頼できる先生に診てもらえ、適切な治療を受け寛解に至りました。詐欺反対。

2017-01-18 22:14:39
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

@PokersonT お母様、お気の毒でしたね。私のがんも、実はまだ、過去形ではないのです。あと少し(丸5年)、服薬はしなくてはいけませんし、5年目の検査が待ってますし、服薬終了後も、乳がんは再発しやすいので、10年間、年に一度、検査しなくてはならないのですよ。

2017-01-18 22:21:22
森奈津子🌸🌹 @MORI_Natsuko

つんくは声を失ったけど活動してますし、アンジェリーナ・ジョリーは乳がんになる可能性が高いのでその前に乳腺切除しましたよね。あの方々のように、まずは命を優先してほしいものです……。 twitter.com/lkj777/status/…

2017-01-18 22:26:44
富 ユタカ @lkj777

@MORI_Natsuko 忌野はその当時の技術ではすでに咽頭がんの摘出は不可避で、それが嫌だったのだろう。川島は体に傷をつけるのが嫌だったのだろう。まあ常人は別格すぎてマネしなくていいのだが。しかし近藤はしぶといな。だまされた人がみな死ぬから生きているのだろうが。

2017-01-18 22:09:31

川島なお美も近藤誠を告発している

リンク 本と雑誌のニュースサイト/リテラ 川島なお美が遺著で近藤誠医師のセカンドオピニオンを告発していた!「あれは何だったの」「がんを放置しないで」 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ 川島なお美オフィシャルブログ「『なおはん』のほっこり日和」より 〈抗がん剤や放射線治療に見向きもしなかったのも先生の影響かもしれません。でも、がんは放置さえすれ… 57 users 4935

 13年8月の精密検査で腫瘍が見つかった川島が近藤医師のもとを訪れたのは、翌月の9月のこと。

〈この人だったら命を預けてもいい、そう思える医師に出会えるまで手術はしないと決めて、納得するまでセカンドオピニオンを受け続け〉ることにした川島は近藤医師のセカンドオピニオン外来も予約する。

 近藤医師の著書を読んでいた川島は、その理由をこう書いている。

〈そもそも先生の著書で目からウロコだったのは、「ほとんどのがんはがんもどき。早期発見などで慌てて切るとロクなことはない。生活に支障なく元気ならば様子を見る、放置する、余命3カ月と言われた患者さんも、無駄な治療をせず放置して、何年も長生きしたケースを見てきた」というもの。こういう考え方もあるんだと、感心しました。そしてすぐさま先生に「ご意見を伺いたい!」とアポを取ったのでした〉
 しかし、近藤医師の診断は予想とはまったくちがうものだった。
〈「切る必要はありません。きっとがんもどきです。様子をみればいいでしょう」 そう言われるかと思いきや、意外な答えが返ってきました。「胆管がんだとしたらとてもやっかいだね。2、3年は元気でいられるけど、ほうっておいたらいずれ黄疸症状が出て肝機能不全になる。手術しても生存率は悪く、死んじゃうよ」──言葉が出ませんでした。きっとこの先生の前で泣き崩れる患者さんは多々いたはず。でも、私は初めて会った人の前で泣くなんて、カチンコが鳴ってもいないのにできなかった。また何か悪い夢でもみているよう……〉

「ほうっておいたら、死んじゃうよ」──残酷な死亡宣告に固まる川島。しかし、近藤医師がその後に発した一言に救いを求めてしまう。

〈固まっていると、先生がすぐさま言いました。
「でも肝臓は強い臓器だからね、80パーセント以上腫瘍が占めるまではなんともない。ラジオ波がいいよ」
 一瞬にして光が見えた気がしました〉
 川島が「運ってものがある」といったのは、次の日、ラジオ波の名医のセカンドオピニオンを受ける予約をしていたからだ。ところが、翌日、関西弁を駆使するマイペースだが頭はシャープそうなラジオ波の名医の一言は再び川島を絶望の奈落に突き落とす。

「う~ん……胆管がんは一般の肝臓がんと違って、ラジオ波じゃとりきれんのですわ。良心的な医者なら90パーセント、今回の場合、ラジオ波はおすすめしませんな」

 なんと近藤医師がセカンドオピニオンとして提案したラジオ波は川島の胆管がんには適応しないというのだ。これにより、川島は途方にくれるのだ。

〈M先生(引用者注:近藤医師のこと)は確かに「私の患者で、胆管がんの人を何人もラジオ波専門医に送り込んだよ」とおっしゃっていましたが、あれって一体なんだったのでしょうか?〉

 その後、川島が腹腔鏡手術の名医であるK先生に出会い手術を決断する10月まで、がんを放置し進行させてしまった。

〈それからもうひとつ。様々な著書で有名なM先生の存在です。先生の本でためになったこともたくさんあります。即手術しなかったのも、抗がん剤や放射線治療に見向きもしなかったのも先生の影響かもしれません。でも、がんは放置さえすれば本当にいいのでしょうか?(略)私はそうは思いません。がんかもしれないと診断されることで、人生真っ暗になってしまったとしても、それは一瞬のこと。目からウロコの『気づき』をたくさんもらえて、かえって健康的でいきいきした人生に変わることだってある。それは、自分の病への向き合い方次第なんです。(略)がんと診断されたら放置するのではなく、その対処いかんでより健全で、充実した生き方が待っている。それは私ががんになってみて初めてわかったことなのです。がんと診断された皆さん、決して『放置』などしないでください。まだやるべきことは残っています

〇なお、近藤は次のように反論しているが、彼の説明は虚偽である。

リンク オピニオンサイト「iRONNA(いろんな)」 誰が川島なお美の命を奪ったのか 今年9月、胆管がんで急逝した女優の川島なお美さんは、抗がん剤による治療を最期まで拒んだ。54歳という早すぎる死に衝撃が広がったが、一方で医師が患者にがん放置療法を勧める「セカンドオピニオン」も物議を醸した。もし、がんと診断されたら、私たちはがんとどう向き合えばいいのか。 3 users 456

 考えられる治療法は4つ。1、手術。2、ラジオ波焼灼術。3、放射線治療。4、様子を見る、です。川島さんはミュージカルの舞台を優先したいこと、そのためには今手術は受けられないこと、抗がん剤治療は体を傷めるので受けたくないことなど、はっきりした意志をお持ちでした。

 ぼくは『ラジオ波なら手術をしないで済むし、1ショットで100%焼ける。体への負担も小さい。そのあと様子を見たらどうですか?』と提案しました。『手術しても十中八九、転移しますよ』ともお伝えしました。むしろ手術することで転移を早めてしまう可能性もあるからです」

 もう1点、他の医師たちから疑問の声が上がった川島さんの“抗がん剤拒否”については、「賢明な選択だった」と近藤医師は言う。

「医者からはかなり強く勧められたようですね。でも、もし手術後におきまりの抗がん剤治療を受けていたら、あのように舞台に立ち続けることはできなかった。抗がん剤を受けなかったからこそ、彼女は死の1週間前まで舞台に立ち、毅然とした態度で記者会見を行うことができたのです。実にあっぱれな生き方だったと思います」

 セカンドオピニオンを受けて約4か月後の今年1月、川島さんは手術を受けた。しかし半年後の7月に再発。抗がん剤治療を拒否し、舞台に立ち続けた。そして9月、激やせした姿で記者会見を行った。川島さんの再発がどのようなものだったのか、施術した病院や医師からの発表はないが、近藤医師は再発の理由をこう分析する。

「手術後わずか半年で再発したのは、やはり手術が原因だったのではないでしょうか。手術することでがん細胞が暴れ出し、再発が早まることはよくあります。また、転移先のがんの増殖を抑える物質が初発巣(初めにがんができた部位)から出ている可能性についても近年わかってきました。テレビに出てくる医者には、川島さんはもっと早く手術するべきだったと言う人がいますが、もっと早く手術していたら、もっと早く再発し、死期を早めていた可能性もあります」

 最後に、川島さんも毎年受けていたという有名ブランド病院の人間ドックについて。「これだけは言っておきたい」と、近藤医師は警告する。

「高級な人間ドックに行くと、最先端の検査機器がたくさんありますから、胆管がんのような見つけにくいがんも発見されます。川島さんの胆管がんも、ご本人がおっしゃっていたように早期発見でした。それでも治らないのですから、早期発見しても意味がない。早期発見するほど手術も早まるから、人間ドックでがんを見つけられると早死にすることもあるわけです。川島さんのケースも残念ながら、人間ドックの被害者と言えるかもしれません」

リンク kcch.kanagawa-pho.jp 消化器内科・外科(肝胆膵) | 神奈川県立がんセンター 神奈川県立がんセンターの消化器内科・外科(肝胆膵)のご案内です。 1 user 1