ヨドバシカメラでコダックの海賊版トライX売ってた時代
学生時代に撮った写真って、多分7割位白黒だった。いや、世の中の名誉のために言うと、1980年代に家族旅行や運動会などでお父さんが撮る写真はもうカラーが普通だったよ。でもカメラを手に入れた若者がとにかく沢山撮ってみようとするときには、モノクロフィルム使うことが多かったと思う。
2017-01-28 02:26:10当時一泊旅行とかにいくとき、24枚撮りのカラーフィルムを一本買っていって、ぎりぎり使い切るかどうかくらいの写真撮影数だったんだよな。数撮って成功作品を一枚か二枚選び出すなんてのはプロカメラマンがやることで、家族写真は基本9割成功でなければいけないプレッシャーが
2017-01-28 02:28:13んで、カメラを手に入れた小僧はキャパにでもなったような気分でモノクロ写真をとりまくるわけです。なにしろ安かったから。あとモノクロなら頑張れば自分で現像できたし。
2017-01-28 02:29:41富士フィルムがダークレスっていう現像キット売ってたな。パトローネのまま現像液につけてぐるぐる回すの。あれは結構高かったんで、本気で現像やるなら現像タンクと、なんだっけ、黒い布でできた腕突っ込むやつ、あれ買ったと思うけど。
2017-01-28 02:32:58当時粒子が細かくて、階調がなめらかなフィルムとして、フジのネオパン100(ASA100)があって、でも、ハイコントラストで粒子の荒いコダックのTRI-X(ASA400)がステータスで。
2017-01-28 02:36:44「究極超人あ~る」で、「トライXで万全、これを4号か5号で焼いてこそ味が出る」ってセリフがあったけど、もともとハイコントラストのトライXで、4号か5号という硬調印画紙に焼くというのは、モノクロ写真のすげえ王道路線なのでした。これやると寝ぼけた街の写真も戦場みたいになる
2017-01-28 02:39:22当時はコダックがTRI-Xの長尺フィルムを丸い缶に入れて販売してて、多分プロの写真家なんかは自分でパトローネに詰めたりしてたんだろうけど、これをヨドバシやさくらやもやってて、現像で回収したパトローネにTRI-Xを36枚分の長さにカットして詰め、安っぽいラベル貼って売ってたのよ。
2017-01-28 02:43:35@juangotoh あれ本来はスポーツ報道用に、高級一眼レフの専用バックパックに詰め替えて使用するものでしたよね。カメラの両側に、リスやハムスターの頬袋みたいなでかいユニットを付けるやつw
2017-01-28 03:35:46@juangotoh 写真部の友人とヨドバシに買い物行った時によくフィルム売り場でその廉価版フィルム買ってましたよ
2017-01-28 02:59:12フジに比べて高くて、プロ用っぽいTRI-Xが、かなりの割引価格で買えたのです。しかも12枚とか24枚とかけち臭いこと言わない。詰め替え工程の都合だろうけど36枚撮りだけ。コダックのロゴがない。箱に入ってすらいない。パトローネにざらざらしたラベルがてきとーに貼り付けてある
2017-01-28 02:47:28あー、ネオパン100って書いたのはまちがい。当時富士フィルムが出してたモノクロフィルムはネオパンSSだったな。僕が小学生の頃からあったけど、たしかその前にネオパンSっていう、ISO感度50のフィルムがあったような。
2017-01-28 02:51:18now だいたい普通に買えるモノクロフィルムはネオパンSSとTRI-Xで、TRI-XはISO感度400っていう、当時としては相当高感度なフィルムだった。
2017-01-28 02:52:29@ASUKAKIRYU 中学時代、写真部がなかったけど理科準備室に暗室があって引き伸ばし機からなにから揃ってたので、科学部員が写真現像を主にやってました。
2017-01-28 03:07:53@juangotoh 現像液とかの薬品保存の観点からも理科室とか準備室は定番でしたねえ、高校の時に写真部部長がクラスメイトだったんで撮影したカラーフィルムを余ってる大きい印画紙に白黒写真で引き伸ばしてもらったりしてました
2017-01-28 03:13:11トライXの詰め替え廉価版の販売ってコダックは黙認してたんだろうか。まあ商品が売れてる事は間違いないしなあ。後一応当時まともなフィルムには不良品は交換しますという保証ついてたけど、廉価版は無保証だったと思う
2017-01-28 03:09:28yodobashi.com/%E3%82%B3%E3%8… トライXはまだ売ってるようだ。より微粒子のT-MAXが出ていても、需要あるんだろうなあ
2017-01-28 03:10:50昔のヨドバシってジャンクカメラ売るワゴンとかあって、なんかある時期どっから回収したのか、プラスチックの安っぽいポラロイドカメラが山積みで一個1000円とかだったので買ったことがある。ちゃんと使用できたぜ。
2017-01-28 03:13:07@ASUKAKIRYU 昔は写真を大きく引き伸ばすと、写真屋だと結構なお金がかかったので、八つ切りや六つ切りのプリントを作れるというだけでも暗室が使えるのは面白かったですねえ。
2017-01-28 03:15:28いまやヨドバシなどの量販カメラ店も、フィルムや現像用品の売り場は見るカゲもなく縮小され、隅っこに追いやられてますが、これも時代の流れ。まだ現像バット売ってることに感謝すべきか。
2017-01-28 03:19:18そーいやカラー現像システムは、ついに一般個人が民家の風呂場でやれるレベルでの普及はなかったのだけど、確か大学時代にヨドバシカメラいったら、チバガイギーのカラーフィルム現像システムを展示してて、現像タンクをモーターで動かして温度管理もしてというものが売られてた。まあ普及しなかった。
2017-01-28 03:21:52