老人になると反対車線と通行車線の区別がつかなくなるものなんだろうか。その手のドラレコ動画を見てるといつも考えさせられる。

僕の親父は元ベテランハイヤー運転手で、70過ぎた頃に親父の運転で首都高を走った時、かつての親父からは想像できない事が起きた。右のタイヤが右車線を踏んで走ってた。
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みた森(喪中)@12/31東ミ-24謎の会 @mitamoritatuya

老人になると反対車線と通行車線の区別がつかなくなるものなんだろうか。その手のドラレコ動画を見てるといつも考えさせられる。僕の親父は元ベテランハイヤー運転手で、70過ぎた頃に親父の運転で首都高を走った時、かつての親父からは想像できない事が起きた。右のタイヤが右車線を踏んで走ってた。

2017-01-30 05:07:33
みた森(喪中)@12/31東ミ-24謎の会 @mitamoritatuya

当然追い抜いていく車から批難轟々で、露骨にクラクションを鳴らしていく車もあった。ただ、だんだんと右にずれていって隣の車線にはみ出すのではなく、あくまで右タイヤが右の白線を踏んだ状態を維持していたので、運転してる本人は真ん中を走ってるつもりなのだと、素人の僕でもさすがに気がついた。

2017-01-30 05:10:07
みた森(喪中)@12/31東ミ-24謎の会 @mitamoritatuya

プライドを傷つける事になるとは思ったけれど、親父に今の走行状態を話して、本人が車線中央を走っているつもりなのを確認した。同じ位置をキープ出来ている以上、車をコントロールする感覚は正確だと確信して、僕は親父に普通の人には無理な注文をした。車の位置を経験で補正してくれと言ったのだ。

2017-01-30 05:13:34
みた森(喪中)@12/31東ミ-24謎の会 @mitamoritatuya

僕に言われるままに車を左に寄せて、OKといった位置で車を固定して走る。簡単に聞こえるかもしれないが、運転してる本人には車が高速道路の壁にめり込んで走っているような感覚なのだ。言われたままの状態を維持するのは相当困難だったろう。だが親父はやり切った。元プロドライバーの面目躍如だ。

2017-01-30 05:16:27
みた森(喪中)@12/31東ミ-24謎の会 @mitamoritatuya

逆に考えれば、元プロドライバーですらそういった「感覚のズレ」を起こして、自分ではそれに気がつかないのだ。危機感を感じていたのだろう。アクセルとブレーキの踏み間違いを一度起こしてから、程なく親父は免許を返納してしまった。

2017-01-30 05:19:21
みた森(喪中)@12/31東ミ-24謎の会 @mitamoritatuya

物心ついた頃には親父はもうプロドライバーだったから、車を運転できない親父には未だに違和感がある。ただ、他人を巻き込む前に車を降りた親父の判断は正しいのだろうし、その決断には敬意を表する。免許を返納する自分の姿は今はまだ想像できないからなおさらだ。

2017-01-30 05:21:38
みた森(喪中)@12/31東ミ-24謎の会 @mitamoritatuya

歳をとった人間の運転が外から見た時どういうことになっているか。ドラレコ動画とか山ほど出ているから、もっとみんな良く見ておくべきだと思う。自分の感覚を無視して人の意見だけで運転を補正できる技術のある人間でも、免許を返納する決断が出来るのだ。僕もいずれその時が来るのだろうと思ってる。

2017-01-30 05:25:58

 

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