編集部が選ぶ「みんなに見てほしい」イチオシまとめはこちら

14世紀イングランドの料理本を紐解く勉強会報告(ガチ試食つき)

1/29(日)に神奈川で開催した、中世西欧時代に残された料理レシピの解析と再現試食(日本で入手できるもので)、時代背景についての濃ゆい勉強会の内容報告です。
料理 食文化史 レシピ 歴史 再現 中世ヨーロッパ
18865view 9コメント
137

14世紀・イングランドの料理本「The Forme of Cury」という、リチャード2世によって残されたレシピを元に熱い意見交換が行われました。

コストマリー事務局 @costmary_net
【今週末の勉強会情報・1】1/29(日)は中世西欧時代に記述された料理本の内容と食材について紐解き、またその中から再現した料理を試食形式でご体験頂く勉強会を開催します。今回のお題はリチャード2世によって残された「Forme of Cury」(1390年伝)です。 pic.twitter.com/R7vjME9804
 拡大
コストマリー事務局 @costmary_net
【今週末の勉強会情報・2】「The Forme of Cury」は100以上のレシピが残っており、当時の食材や調理方法、その背景を知りえる貴重な資料となっております。言語は中世英語。1780年に古物商を営むサミュエル・ペーグ(Samuel Pegge)によって活版版が作られました pic.twitter.com/1Aogg1goH4
 拡大
 拡大
コストマリー事務局 @costmary_net
【今週末の勉強会情報・3】現存レシピより作る試食は全部で3品。「Salat(サラダ)」「Tartlettes(タルトレット)」「For to make tartys in applis(アップルタルト)」を予定しております。いずれもアレンジがないほぼ忠実再現で行きます。 pic.twitter.com/tWG45aBK0K
 拡大
 拡大
コストマリー事務局 @costmary_net
【今週末の勉強会情報・4】「勉強会」と銘打っておりますが、アットホーム&リラックスした形で進めていければと思います(じゃないと進行役が緊張します・・・)。他にご存じの情報などありましたら教えて頂き、一緒に勉強していければ嬉しいです。残席ありますのでご都合つきましたら、ぜひに。 pic.twitter.com/1BNh0SIann
 拡大

参加者様の感想・ご意見等。

紅粋 @kousui_r
中世西欧時代の現存レシピ試食とルーツを探る@costmary_netという不思議なイベント参加♪ サラダ、タルトレット、アップルタルトの3品をいただきました!あまりの美味しさに私って中世でも生きていけたなと確信(笑) pic.twitter.com/eGDBzcxMK0
 拡大
 拡大
 拡大
佃煮トマト @Rosii_ro
午前の部で参加したのですが、やはり多摩の朝はのどかでいいですね(無関係) さておき、本集めたりレシピ見たり調べ事したり趣味の範囲でやっていたことが、試食という形で直接体験できたのが大きな意義があったなあと思います・c・

1品目jは「タルトレット(TARTLETTES)」。当時は豚肉の料理でした。

ある @silvermoon_cafe
豚のタルトレット。ワンタン的な中世料理 pic.twitter.com/4ESEkgh4PF
 拡大
佃煮トマト @Rosii_ro
さて、鶏肉の話はこの辺にして、試食会で出たお料理紹介。一皿目は豚挽き肉とカラントレーズンのタルトレット。スパイスとレーズン入り水餃子と言うと身もフタもないけど、これがなかなか美味。レーズンの甘酸っぱさがアクセントに p.twipple.jp/sPRXc
 拡大
ある @silvermoon_cafe
中世は牛はあまり食わなかった(育てるのに年月がかかる、畑仕事で使う、固い(?などの理由で)とか、冷蔵技術がないので牛乳使いたい時はアーモンドミルクを使う、そしてそのアーモンドはシチリアや南イタリアからの輸入とか、大変面白かった
ある @silvermoon_cafe
@silvermoon_cafe 中世ヨーロッパワンタン改め豚のタルトレット、皮は弾力があってモチモチしてた。スープはチキンのスープストックがベースの優しい味。食べるとスパイスの香りが広がって変化があってよい。おいしい。
ある @silvermoon_cafe
タルトレットとタルトはどちらもカレントレーズン(今のレーズンよりずっと小さい)がいいアクセントでした。ごちそうさまでした。 中世に生きた人たちはこんなものを食べていたのね(妄想

2品目は「サラダ(SALAT)」ハーブをふんだんに使っています。

ある @silvermoon_cafe
中世のサラダ。色は綺麗、色は…w pic.twitter.com/NxL7B7BAxH
 拡大
佃煮トマト @Rosii_ro
二皿目:サラダ。食べるハーブ園。食べる前は美しい見た目に素敵な香り。食べてる途中は「あ、いける」と思うのですが、一皿全部食べ終わったくらいに強烈な香りと薬の味が。最後がにがい… p.twipple.jp/E8cz3 p.twipple.jp/CxIAc
 拡大
 拡大
佃煮トマト @Rosii_ro
本当にハーブだらけなんですよ、これ。直前の説明は「食べられる野草」…間違ってませんでした。薬効を期待するのか、それとも香りを楽しむのか
ある @silvermoon_cafe
サラダはハーブという名の野草盛り合わせ(リークとか玉ねぎもあるけど)で、いい香りで好みだったけど、胃からフェンネルやローズマリーの香りがする…
ある @silvermoon_cafe
@silvermoon_cafe 食べられる花を混ぜてあるのはレシピ通りだそうな。ドレッシングはまんまイタリアンドレッシング。英国でもオリーブ油はメジャーな食材だったらしい。輸入だろうな、とのこと。 ハーブの香りが好きなわたしはおいしかったです。
ある @silvermoon_cafe
例の野草の盛り合わせ…もとい、中世サラダはハーブ買った時にニンニク入れて作ってみよう(今日のはニンニク抜き) ドレッシングのほうに入れた方がおいしそうだけど

3品目は「アップルタルト(FOR TO MAKE TARTYS IN APPLIS)」
こちらは該当レシピよりさらに9年古い別のレシピ集から抜粋しました。

ある @silvermoon_cafe
中世のタルト。下がそのレシピ。 pic.twitter.com/lrqRLUu2DE
 拡大
ある @silvermoon_cafe
@silvermoon_cafe 砂糖は超貴重品とのことで不使用。ほんのすこしの蜂蜜を混ぜるレシピだそうで、本当にイチジク、リンゴそのままの味。当時のタルト皮はマジで容器がわりで、固すぎて食べられないくらいだったらしい(今回は現代のタルト皮)これもおいしかった。
残りを読む(17)

コメント

なにぬねの @naninunenohama 2017-01-31 12:43:31
タルトの固さの違いは何に由来するものだろう。小麦粉の種類? 製粉技術? 保存方法や劣化度? 調理法?
nekotama @nukotama001 2017-01-31 13:00:37
中世では牛は動力だったのか、日本人はその状態が近代ちかくまでつづいたわけですな。
フラッシュピストンアナルファックちんぽこハメ太郎 @yamasan73 2017-01-31 17:35:14
食材も当時から変わっていないものや、品種改良して味が変わったものとかあるんだろうね。
kou @kou1773585 2017-01-31 18:29:03
当時すでにチキンスープストックがあったんだね。
私は16TONS@大阪の崇高なるダダイストにして、尋常ならざる性癖を帯びたもの @moonintears16t 2017-02-01 01:49:46
果たして現在のイギリス料理と比べて進歩しているのか退化しているのか……ラビオリ的なものはおいしそうだけどサラダが完全に雑草で草生えた。やっぱりレタスの力って偉大だよな。
マンボウ @manbou_sakana 2017-02-01 12:14:18
cornはもともと小麦などの穀物を意味する単語で、後にトウモロコシを さすようになったので、そのへんの翻訳の誤りなのでは?
sudoufu @kappazizou 2017-02-04 00:56:59
中世って事は、まだ手づかみだったので、手で掴み易そうなタルトの形状は合点が行くね
柘榴石(ざくろいし) @zakuro_ishi 2017-02-09 12:40:25
昔のヨーロッパで「野菜を食べるとお腹の調子が悪くなる」という迷信があった理由がわかった気がします。 現代の野菜をイメージしちゃ駄目ですね。
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする