第16回(対象:1981年)【エア本格ミステリ大賞】選考会
- WasuiMatui2014
- 5488
- 1
- 0
- 0
@air_mys_award それでは作品の検討に入っていきます。検討は『遠きに目ありて』『鬼面の研究』『サマー・アポカリプス』『アリスの国の殺人』『占星術殺人事件』の順でよろしいですか?ちなみに順番に他意はありません。
2017-01-22 22:05:32@air_mys_award ありがとうございます。では『遠きに目ありて』から検討していきます。みなさんの評価を「◎」「〇」「△」「(無印)」「×」で提示して下さい。
2017-01-22 22:08:05@air_mys_award 基本的にはどの短編も大好きなんですが、本格ミステリとしてどうかと見た時、「宙を飛ぶ死」「見えない白い手」あたりはクオリティとして一段落ちるかな、と。「多すぎる証人」「出口のない街」「完全な不在」あたりは私的◎つけちゃうんですが…
2017-01-22 22:10:59@air_mys_award 『遠きに目ありて』 → 第1話の「多すぎる証人」が割と自分好みのお話だったので、良い印象のまま最後まで楽しく読めたんですよね。第2話のハチャメチャさ、第3話の別のベクトルでのハチャメチャさが微笑ましかった
2017-01-22 22:13:10@air_mys_award やはり「多すぎる証人」と「完全な不在」が特に出来がいいですね。「出口のない街」「宙を飛ぶ死」が次点で、「見えない白い手」がやや落ちる感じでしょうか。ただ、個人的には読むたびに人物の具体性が増してくるので「見えない~」も嫌いではないですが。
2017-01-22 22:14:17@air_mys_award 「完全なる不在」での、あのバカバカしいトリックを真剣に描こうとする姿勢は大好きですね♫
2017-01-22 22:15:15@air_mys_award 全体的に非常に面白く読みました。特に第一話と第五話は傑作と思います。ただ、他の三編はそれと比べると、不可能状況を重ねた割に真相がさらりとしていて若干落ちるような印象でした。
2017-01-22 22:15:55@air_mys_award 松井さん ですね。特に「完全な不在」は再読して評価がぐーんと上がりました。トリックそのものは多少陳腐でも構成でそこをそう見せない、不満を持たせない巧さが素晴らしいです。……本当、全篇好きなんですけどね。
2017-01-22 22:15:56