発端
剣道のあの正しい姿勢は不自然だなあ、とずっと思ってましたが、ついに剣道連盟がこんな記事を。剣道競技者の十代から二十代の20~30%が腰痛持ちって… 腰痛の誘因・原因―剣道家の腰痛―|剣道と医・科学|全日本剣道連盟 kendo.or.jp/kendo/medicine…
2017-02-07 18:09:22RT 高齢者が腰を痛めてそうで、競技剣道全盛の十代から二十代が一番腰を痛め易いんですよね。頭の天辺から糸で引かれるように真っ直ぐ構え、腰を前弯させずに打てるようになるまでは熟達が必要です。 pic.twitter.com/t9oadcLjDu
2017-02-07 18:26:59@inuchochin 別の機会に解説しようと思ったのですが、右の大学生は腰を左足の蹴りで撥ねあげてますが、左は腰の位置が綺麗に一直線に下がっていて、重心移動で打ってるのが分かります。
2017-02-08 22:01:32質問が出る
剣道で少し不思議に思う所。 心の中(熟練者みたいな効率の良い滑らかな打ち込みをしたいな) 指導者とか指導本「中高生らしい打ち込みを〜云々」 熟練者の打ち込み以前に目指すところがあるらしい。解せん。 twitter.com/orange_kinoko/…
2017-02-08 22:12:07この図を見ると誤解しがちですが、中高生がこの両方の振り方をして打ち合えば、熟練者の振り方をした方が負けます。間違いなく。間合いで攻め勝って打つという、高段者の打突過程を再現できないからです。一刀流の山岡鉄舟も木鶏の「虚驕にして気を恃む」から始めさせたと言いますが、順序があります。 twitter.com/tosutoko/statu…
2017-02-08 22:24:50.@orange_kinoko 左右の動きが全然違うように見え、単なる上手い下手以上に何か理由があるように思うのですが、実際何か理由があるのでしょうか?
2017-02-08 22:18:18.@fuktommy お待たせしました。やっつけですが解説図です。私は若者と高段者で最も異なるのは、重心移動のさせ方だと思ってます。蹴り足の反力で体を前に出すのではなく、腰の重心を前方に落とすことで体を進める、その違いが、腰部の移動線に如実に現れていると思います。 pic.twitter.com/BG3PhQYlR8
2017-02-08 23:17:40.@fuktommy 振り方も全く異なっているように見えますが、ここは実はそう大きな差はないと思っています。高段者でも差し面を使うこともあるし、大学生でも基本打ちでは振り被って打ったりします。腰から下の使い方が最大の差異です。若年層では、大きく振っても足は右のようになります。
2017-02-08 23:24:02.@orange_kinoko ありがとうございます。「差し面」と「基本打ち」という別々の動きの図解ということでしょうか? そこは合わせた方が比較しやすいように思うのですが(論文の書き方のテクニックとして)。
2017-02-09 09:14:14.@fuktommy この図は、日本武道学会剣道分科の出版した、「剣道を知る事典」からの引用です。正面打突動作のスティックピクチャーの比較ですが、学生が刺し面寄りで、高齢者が大きく振りかぶる傾向も意味のある差異です。重心運用の差異を強調したのは、私の個人的な意向です。
2017-02-09 12:15:37これは学生が左の様な打ち方をしても1本と取るのかどうか、と言う所が気になります。 twitter.com/orange_kinoko/…
2017-02-09 10:21:46間違いなく一本になります。よく振りかぶっての正面は、審判ウケも非常に良いし、分かり易いので、審判をしてても旗が上げ易いです。ただ、試合の最中に大きく振らせてくれるような隙を相手が見せてくれることは滅多にないので、学生の試合は概ね右のような振り方になります。 twitter.com/DONAN_KAYO/sta…
2017-02-09 12:08:04刺し面の批判ではない
う~ん、昨日からの自分の書き込みを読み返すと、どうも刺し面を批判してるように読めるので、ちょっと補足すると、刺し面は日本刀の刀法から離れている!競技主義に毒されている!と批判も多いですが、利点も多くて、刺し面(小さい技)の攻防は速度が速いので、動態視力や反射神経の涵養に役立ちます
2017-02-09 12:26:52承前)刺し面の攻防に慣れると、振りかぶる技が隙だらけに見えるぐらい高速の攻防に順応できます。学生剣道なら、振りかぶって打ってくる相手は鴨です。 …で、速さで勝つのに慣れた頃、遅い筈の高齢高段者に、大きく振ってポンと打たれ、今の技は何だったのかと、修業は次の段階に移っていきますw
2017-02-09 12:34:23@inuchochin あ、解釈は剣道家の中でも色々あって、刺し面は、顔面に対する「切りつけ」だから、顔に刀を叩きつけた時点で勝負は決している、刺し面でも実戦での用を成すのだ、という解釈も古い本で見たことがあります。その真偽は兎も角、私は日本刀で刺し面は絶対されたくありませんw
2017-02-09 12:38:42@orange_kinoko たぶん竹刀剣術の中であらわれた技法でしょうから、解釈はいろいろありそうですね。 あのさしめんの軌道、棒術の面打ちではたまに見かけます。棒は棒先の角を当てるのが効きますから、それで面に打とうとすると、突くように打つような軌道になるようです。。
2017-02-09 12:48:44@inuchochin 棒術界隈はさっぱりなので興味深いです。「刺し面」という呼び方も、元々は振幅を小さくした打ちこみが行き過ぎて、面に触ることだけを目的とした剣遣いを指した蔑称だった筈が、小さな打ちこみ全てを「刺し面」と呼ぶようになった、という話もあり、刺面史も調べてみたいです
2017-02-09 12:56:49メイン
@fuktommy 分かりやすくご説明できるよう、剣道の成長段階や打ち方の変化について、自分なりに纏めてみました。ちょっと連続してツイートするので、ご覧頂ければ幸いです。
2017-02-09 19:22:14この解説図について、「なら最初から高段者の打ち方をすればいいのに」「試合じゃ高段者の打ち方は使えないの?」などの幾つかのお問い合わせを頂きましたので、自分なりに剣道の成長段階と打突の変化について軽く纏めてみました。図はスマホのアプリで線を引いただけの粗末なものですが御勘弁を。 twitter.com/orange_kinoko/…
2017-02-09 19:26:04