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芦辺拓先生、ポッピンQを語る

推理小説作家・芦辺拓先生によるちょっとしたポッピンQ語り。先日作成した「谷津矢車(戯作者/小説家)先生によるポッピンQ評論」(https://togetter.com/li/1079552)と合わせてお読み下さい。
アニメ 2016年冬期 芦辺拓 評論 東映まんが祭り 作劇 ポッピンQ 劇場版アニメ
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芦辺 拓 @ashibetaku
「ポッピンQ」について諸々つぶやいてきましたが、僕には皆さんが違和感を抱いたという劇場用映画という形式が好もしかったのです。90分という枠内で大がかりな物語が目まぐるしいばかりに展開される。それは一冊で完結し、学校の行き帰りで読み終える小説本の楽しさに似ていました。 #ポッピンQ
芦辺 拓 @ashibetaku
昨今よく「キャラの掘り下げ」ということを聞くのですが、果たしてそれは必須か。一冊の伝奇時代小説には多彩な人物が入り乱れ、活躍しますが、別にそれぞれの人生が掘り下げられているわけではない。物語の流れの中に見え隠れして、しかも強い印象を残す。物語があって人物がいるのです。#ポッピンQ
芦辺 拓 @ashibetaku
今さら手塚以前の、ストーリーものであっても漫画が数ページで完結していた時代を懐かしむようなアナクロ趣味かもしれませんが、僕にとっては巻数や話数を重ねてそこで個々のキャラを描かれるより、ストーリーの中で舞い踊る姿を追いかけたい。 #ポッピンQ はまさに一巻もの小説の佳品と言えました
芦辺 拓 @ashibetaku
たとえば、敵をバッタバッタと投げ飛ばすあさひの登場シーン、不機嫌顔で知略を練る蒼、彼女とへらず口をたたき合う伊純、それらの切片が重ねられるだけで僕には十分でした。それらが物語の怒涛の中で繰り広げられることこそが物語のご馳走で、だから僕は何度も劇場に足を運んだのです。 #ポッピンQ
芦辺 拓 @ashibetaku
別の作品の話になりますが、ガルパン劇場版はTVシリーズで下地ができていたとはいえ、新キャラーが何の説明もなく投げこまれ、かといって支障もありませんでした。いや、ガルパン本編でも「掘り下げ」はほとんどなされていなかった。そうした作劇も再考されていいのではと思います。 #ポッピンQ
すかい(ばんえいラビッツ) @Sky19981108
>RT まさに。キャラの掘り下げが重要なのは昨今に多い日常系アニメなど物語よりも人物描写を重要視する場合(批判じゃないよ)。ポッピンQやガルパンのように全体の物語描写に重きを置いている場合は芦辺拓さんの言うようにキャラは物語の中でそれぞれの役割を演じるだけで魅力は伝わる。
芦辺 拓 @ashibetaku
「ポッピンQ」に関しては理不尽な嘲笑が多く(劇場の入りがあんたに何の関係が?)僕の癖が発動したところはありますが、ストーリーが雑だとか駆け足だとか批判された部分こそ、実はこの作品が娯楽映画の正統を継いでいる部分であり、僕をハマらせたとのではと駄文を弄してみました。 #ポッピンQ
芦辺 拓 @ashibetaku
今日のコラボカフェでも語ったんだけど、日岡蒼のあの容姿にあの声(井澤詩織さん)というのが素晴らしい。クールビューティーだけど愛すべき偏屈屋というかスネモノめいたところが、みごとに出ていました。やはり音響監督を兼ねた宮原直樹監督の配役の妙でしょうかね。 #ポッピンQ

コメント

烏丸 北神@叢雲提督 @KARASUMA_BLUE 2017年2月11日
概ね同意できますけどポッピンQの場合は掘り下げではなく描写不足が致命的な気が。少なくともドロップで描かれた5人のコンプレックスを補強するくだりは掘り下げではないと思いますし、それがあればより作品にのめり込めたと思います。ガルパンでの知波単や継続は掘り下げる必要が無いほど明確に大日本帝国陸軍とフィンランド軍を記号として明示していますし、何より大洗女子の物語なのでポッピンQのメイン5人と比較するのはおかしいかと。
エリア83@讃州deおばけ屋/レイドバッカーズ応援民 @area83ontweet 2017年2月19日
中三の女の子の、挫折や屈折からちょっぴり成長して卒業、新たな高校生活へ進む…ってストーリーラインだけど、時の谷に絞って見れば(特攻野郎)Aチームやルパン三世みたいな、異なる特技を持つ曲者・古つわものが集って軽口を叩き合いながら一つの目的を遂げる、すごく大人っぽい話でもあるんですよね。アベンジャーズやベイマックス(ビッグヒーロー6)より、素直なスーサイド・スクワッドって感じですが。
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