記者の目:電通社員自殺と働き方改革=早川健人(東京社会部) - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
2017-02-10 14:31:01“しかし、14日の次回会議に出される是正の政府案は、1カ月間に限れば100時間までの残業を認める方向だ。政府は本当に過労死をなくしたいのか。「一体何人亡くなれば改善に向かうのか」。高橋さんの遺族の代理人弁護士の言葉は、電通だけでなく政府にも突きつけられている。 ”
2017-02-10 14:32:18残業「月100時間まで」政府案、過労死遺族が反発「人災、繰り返さないで」 news.nicovideo.jp/watch/nw2636839 #niconews
2017-02-11 10:54:31安倍政権の残業時間規制が、「繁忙期は最大で月100時間」という例外を認めようとして、反発を呼んでいる。規制によって人件費増加や競争力低下を懸念する経営者側があり、そして経営者層を支持基盤にしている自民党政権である限り、大胆な規制は行われそうにない。
2017-02-10 16:06:03政府による適切な規制はもちろん必要だが、問題の本質は36(サブロク)協定にある。労使が合意して協定を結べば、どんどん残業時間を増やせる法律。日本の労働組合は、欧米の産業別労組と違って企業別なので、力が弱い。
2017-02-10 16:15:34「労働者が権利を主張しすぎると、会社がつぶれますよ」となれば、労組側もリストラや残業を呑まざるを得ない。それが多くの企業単位で存在する労組だ。力の弱い労組と力の強い経営者の「合意」に任せれば、労働者にとって不本意に残業が長くなるのは当たり前。
2017-02-10 16:16:50かつてイギリスで「イギリス病」と呼ばれた経済停滞に見舞われた時、その原因の一つに、「労働組合の力が強い」ということが挙げられ、保守党のサッチャー政権は労組潰しに熱を入れた。
2017-02-10 16:20:18岩田規久男「日本経済を学ぶ」では、「イギリス病」との比較で、日本の企業別労組を高く評価している。しかしそのシステムは、過労死を止められなかった。
(岩田規久男氏は、現在日銀の副総裁。景気回復に「“痛み”はいらない」といった提言は好ましく思うが、一般向けの本で、自由競争を礼賛する単純な言説には違和感がある。)
2017-02-10 16:31:24外村大「朝鮮人強制連行」では、戦時中に炭鉱労働など過酷な仕事の人手不足を、効率化や待遇改善の努力ではなく、朝鮮人を強制的に動員することで、安易に「解決」してしまった歴史を叙述している。
2017-02-10 16:34:41外村氏の結語は明快である。「ただし、朝鮮人強制連行の歴史は、“朝鮮人のために日本人が覚えておくべき歴史”ではない」(239ページ)
2017-02-10 16:39:08「奴隷的な労働を担う人々を設定することでそれ以外の人々もまた人間らしい労働から遠ざけられるようになっていった歴史として記憶されるべきである」(240ページ)
2017-02-10 16:39:39日本経済を学ぶ (ちくま新書) 岩田 規久男 amazon.co.jp/dp/4480062122/… @amazonJPさんから
2017-02-10 16:53:14日本再生に「痛み」はいらない 岩田 規久男 amazon.co.jp/dp/4492394184/… @amazonJPさんから
2017-02-10 16:53:48朝鮮人強制連行 (岩波新書) 外村 大 amazon.co.jp/dp/4004313589/… @amazonJPさんから
2017-02-10 16:52:38追加
メディア時評:長時間労働是正 成功例紹介を=柴田悠 京都大大学院人間・環境学研究科准教授(社会学) - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
2017-02-12 11:47:01「幸せ」って 異なる価値観に出会い考える - 宮田珠己(エッセイスト) - ひもとく | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト book.asahi.com/reviews/column… #bookasa @BOOK_asahi_comさんから
2017-01-11 21:28:27“「多くのことをやり遂げたり、次々とアポをこなしたりしても、デンマークでは尊敬されない」「仕事でストレスを感じないことが重視されています」”
2017-02-12 11:51:31追加