[endless 山田正亮の絵画]講演会 坂本夏子(画家)[メモ書き]
- misonikomioden
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【美術館】今日はどこへ行こうと迷いのあなた、「endless 山田正亮の絵画」展(明日まで!)はいかがでしょう?本日は14時から画家の坂本夏子さんによる講演会もあります。テーマは「画家が描き続けることをめぐって」。キャリア約10年の彼女が山田氏の「反復」に挑みます。#山田正亮展
2017-02-11 11:16:56国立近代美術館「endless 山田正亮の絵画」展の講演会で坂本夏子さんの講演を拝聴してきたのでメモ書きをツイートします。 その場で話を聞き書き起こしているため、誤字脱字筆者の誤読等あり、発話者の意図と異なることもあります。
2017-02-12 12:14:47中林「山田正亮展関連トークとしてギャラリートークを行い、講演会としてはOJUN・石田尚志、そして本江邦夫を招いた。石田は山田をリアルタイムで見ていないがはOJUNは売れている姿を見ており屈折した視点をもっていた。また制作ノートを通じて深い話があった。
2017-02-12 12:15:36中林「本江邦夫はは当館にも務めており山田を1970年代からとりあげて交流もあった。あたかも山田が降臨したかように話をしていた。
2017-02-12 12:15:52中林「本日は坂本夏子、ご自身から若干作品紹介もある。何故お呼びしたか。80~90年代を知ってれば山田正亮の作品を見ている人もいるだろう。しかしそれ以降はノーイメージ、名前も存在も作品も知らないだろう。私どもとしてはむしろそのような方々へ知ってもらいたい。
2017-02-12 12:17:10中林「美術に関わる若い人々が山田正亮と作品をどう受け取るか。ギャップもあるだろう。それに人柄の問題、つまりスキャンダルもありハードルは高い。しかし新しい世代の人達に惹きつけるものであり見るべきものを新しい目で享受してほしかった。
2017-02-12 12:18:18中林「若い作家にトークなり原稿なりお願いしたかった。若い作家の作品は緻密に承知していないが坂本夏子は10年ほど前から名古屋つまり白土舎(今はないが)で展覧会する時から拝見しており個人的には強い興味を持ってきた。
2017-02-12 12:18:40中林「画家という点は共通だろうが、スタイルや描く姿勢はまるで異なるものの描き続けるという思いは共通する、あるいは背反する可能性もあるかもしれない。それをふまえお声を掛けてさせてもらった。
2017-02-12 12:18:58中林「坂本は山田の絵については殆ど知っておらず新鮮であったようだ。去年の夏頃にいくつか見せた所衝撃を受けたようだ。その違和感も含めて、ご自身の仕事を絡めつつ、作品への感想や疑問をお話いただけるだろう
2017-02-12 12:19:09坂本「中林さんに呼んでもらい話すことになったが話をもらった時びっくりして、山田・・・なんて読むんだろう、と(笑)。メールで打診があった時知らないのでググってみて、でもせっかく知らないから…と思ったけど画像検索を一瞬だけ見たらストライプばかりで私と全然関係ない……。
2017-02-12 12:22:31坂本「まず打ち合わせに来た時に地下収蔵庫へ案内してもらい近美所有の作品二点を見た。チラシにも載ってますね。workCと超巨大な三連キャンバスのペインタリーな筆触の一点。まじまじとものとして目の前に立ち上がる絵を見ると自分が知ってる範囲と言うか絵であるということが確認できた。
2017-02-12 12:22:54坂本「コンセプチュアルとはまた異なる手で描くことが必要な絵に見えた。それならトンネルを掘っていけば自分の仕事とぶつかるようなこともあるし、見渡せなかった絵画の景色が見えるのかも…と宿題をもらった。とある美術館で作品を見た記憶もある。
2017-02-12 12:23:18画像: urano.tokyo/images/works/s… 坂本「去年の夏頃個展を開いたがその時の一番新しいもの。グリッドとしては似てなくもないかも。結構大きい作品だ。
2017-02-12 12:25:58画像: urano.tokyo/images/exhibit… (左端の絵) 坂本「次は女の子が板に乗って波に揺られてるイメージ。
2017-02-12 12:27:09坂本「つまり山田正亮とは全然違う考え方であり絵画空間の捉え方が違うのが分かると思う。私は山田正亮について考える事を起点に絵画・画家・描き続けることを考えた。研究者とは違う立場として、また画家なので見方が違い間違ってるかもしれないことを皆さんに共有してもらいつつ話を聞いてもらいたい
2017-02-12 12:30:15落書き画像: お母さんのお見舞いに茄子と南瓜を持っていってる図。 坂本「話を頂いたあとオープンまで間があいてて、なんとかなるかなーと思っていたけど、展示を見てみたらずっとストライプで・・・山田のやろうとしてたことがすぐに入ってこず、困ったなー、と。それが鑑賞の一度目。
2017-02-12 12:31:29坂本「それで制作ノートが文字起こしされていて、展示には制作ノートがあってそれを見たらほとんど読めないですが、中林さんが苦労されほぼ全部文字起こしされていて、それをデータでいただいて読んでいたらわりと日記的な部分があった。山田のその面をを絵で描いてみようかな思い描いた。
2017-02-12 12:33:23画像:犬の散歩に行く 画像:キャンバスを貼る山田 坂本「あの量の絵を描いたとすれば一枚あたりにかける時間は短い。キャンバスを貼る段階の方が制作の大きな時間を占めていたんではないか。
2017-02-12 12:34:07