風呂や洗髪や部屋の広さで振り返る、日本が豊かになった歴史〜※ここからもう一度「みんなで貧しく」なれますか?
- gryphonjapan
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何をどう能書き並べようがリクツこねようが、とにかくはじめの一歩に「アタシだけは別」ってのがこってりべったり貼りついとるのを察知されとる、というのがなんでわからん。 twitter.com/kingbiscuitSIU…
2017-02-13 18:43:11「日本は若者人口が減って経済も貧しくなっていくので、どこに軟着陸するかが課題」という問題のとらえ方自体がデフレ思考の産物なんだわよ。結構皆洗脳されている。
2017-02-14 06:58:11デフレ思考のかなりの部分が、1960年代前半生まれより上の世代の「豊かになってごめんなさい」という、勝手な「うしろめたさ」の産物。彼らはこどものころの「貧しい日本」を記憶していて、長じてから自分らの営みとは関係なく(親の世代がやったことなので)豊かになった自分を内心では許せない。
2017-02-14 07:01:20彼らの反体制的な身振りも、ここに起因する。彼らは50代60代になってもなお、いまだに「親の世代への反抗」でものを考えている。それが骨がらみになっているんですね。だからいつまで経っても自分たちが「いちばん若い世代」という感覚になる。
2017-02-14 07:05:04私が「もう60歳までは若者ってことでいいじゃない」と皮肉を言うのはこのため。一方、いまの20代には、びっくりするほど成熟しているひとがいる。老成している、とすら思うことがある。これは、なぜなのだろうか。
2017-02-14 07:06:04SEALDsで印象的だったのは、若い彼らに、60代以上と思しき老人たちがにこにこと笑顔で群がり、カメラを向けている写真だった。これはどう見るべきだろう。老人たちが「若者」に自己を投影している図だろうか。
2017-02-14 07:07:43だから、というわけでもないと思うが、5年ほどまえから私は「早く老成したい」と考えるようになってきた。ここで80年代岡崎京子のこの言葉を引くのもまた転倒しているかんじがするが「若者とオトナすっとばして早くジジイになりたい」という『老人少年』のそれが気分としては近いかもしれない。
2017-02-14 07:09:38先日の上野千鶴子先生の新聞記事がバズってますが、ほぼ同じことを、たとえば竹熊健太郎さんも前々から言ってて、私など「バブルのころにページ50万円の仕事をしたこともあると語った同じ口で、みんなまた貧しくなればいいとか、やめてくれよな」と思っていたものだったのだ。
2017-02-14 07:12:56上の世代が、というだけでなく、大学教授とか言論人とかフェミニストの場合は、唾棄していたリーマン・オッサンたちが泥臭く働いたせいで達成された豊かさに浴していることが時々心地悪くなって「貧しくなればいい」とか言っちゃう。でも貯金は握りしめる。 twitter.com/GoITO/status/8…
2017-02-14 07:14:03似たような話は政治の方でも聞いたことが何度かある。今や御歳90近くの引退した元大臣らと長時間過ごしたことがあって、例えば河野談話などの文脈を踏まえた上で、「なんで20世紀後半の日本は“あんな”だったんですか」とズバリ聞いたのだが、我々には漠然とした贖罪意識がある、と答えられてた。 twitter.com/goito/status/8…
2017-02-14 07:45:00あまり未来予測的なことは言わないようにしてるんだが、この話は中国人留学生さんたちにも折に触れしている。「あと20年くらいすると、中国でも同じことが起きかねないよ」と。 twitter.com/GoITO/status/8…
2017-02-14 07:48:49「豊かになってごめんなさい」という「うしろめたさ」の話、2011年ごろにもツイートしている(その後も何回かしたと思う)んですが、当時は見向きもされず、何言ってんだ的な感じだったので、時代というか風向きが変わってきたのだと思っています。
2017-02-14 07:56:26戦後は「生きて帰って来てごめんなさい」、経済成長後は「豊かになってごめんなさい」、現在は「自分の責任なのに、福祉に頼ってごめんなさい」。社会の「空気」が作り出している意識だという側面もあると思います。 twitter.com/GoITO/status/8…
2017-02-14 08:07:24まさしく1960年生まれだけど「豊かになってごめんなさい」という感覚は無かったし今も無いなぁ。確かに戦後の貧乏のはしっこを知っている。「それがこんなに立派になって。先人は頑張ったなー」とは思う。
2017-02-14 07:12:40豊かであること、町が綺麗になっていくことは素晴らしいことだとずっと思っている。親世代が頑張ったのだし、良いことだけでもなかったけれど。親への反抗とは別問題だけどなぁ。一緒くたになってる人のほうが多いのかしら。
2017-02-14 07:16:12しーるずも彼らに群がる老人も気持ち悪いだけだった。時代錯誤の匂いがした。匂いだけ。子供の頃にニュースで見ていた労働闘争などはもっとえげつなくも生気に溢れていた。
2017-02-14 07:19:42だから貧しくていいというのは世迷い言だと思ってる。若者がこじんまりしているのはよく判るけれどお尻を蹴飛ばすわけにもいくまいとも思う。なんというか熱量が違う感じがする。
2017-02-14 07:26:16(伊藤剛さんの真面目な考察をきちんと拡げることはできそうにない。けど貧しいのはダメだと固く信じている1960年生まれも居るぞと。)
2017-02-14 07:38:29いまRTした方の感覚が「真っ当」だと思うんですよ。むしろ「うしろめたさ」は「嫉妬」などと同様の、正体の分からない無意識的な情動にすぎないとしっかり言うべきです。しかし「うしろめたさ」にとらわれているひとは、それこそが「倫理」や「正義」、あるいは「冷静で客観的な見方」だと思い込む。
2017-02-14 08:18:49豊かになってゴメンナサイという気分は少しある1960年生まれ。70年代に労組が元気にストを連発して大迷惑を被りながらも、みんなで「賃上げ勝ち取ろう」とかやってた頃の反動から、いまの企業ブラック化があるのかなと思ってる。 twitter.com/GoITO/status/8…
2017-02-14 08:17:552018年5月に、同趣旨の話題がちょっと盛り上がったので追加収録します
1枚目:シャンプーの広告(1932年) 2枚目:シャンプーの広告(1935年) 3枚目:シャンプーの広告(1965年) 4枚目:シャンプーの広告(1983年) pic.twitter.com/5bMLnEgUB5
2018-05-05 02:55:35そうか毎日髪を洗う人が多くなったのは80年代なんだ。乾燥までしてくれる食洗機みたいなスピード洗髪機はいつ出来るんだ。そしたら憧れのロングヘアに。(いまは洗髪が面倒すぎてずっと短髪 twitter.com/nayurabi/statu…
2018-05-06 04:29:16