medtoolz
@medtoolz
謝罪って、堤防を切る感覚にたぶん似ている。謝罪を考えるようになった時点で、少なくともなにがしか、自分たちの側に後ろめたい事例が起きていて、今さらそれはどうしようもない。雨降ってから堤防作れないのと同じ
2011-03-05 13:13:25
medtoolz
@medtoolz
雨がそれ以上降らないように、お願いすることはできるけれど、状況がそれで解決することは少ない。「状況は悪くなっています。しかし我々に落ち度はありません」では、誰だって怒る
2011-03-05 13:14:10
medtoolz
@medtoolz
じゃあ座して静観、堤防があふれたら、それは天命と腹をくくるとどうなるかと言えば、水はたいてい、一番流れてほしくない場所に流れる。それが嫌なら、一番被害の少ない場所に水が流れるように、堤防を切らないといけない
2011-03-05 13:15:34
medtoolz
@medtoolz
「状況は悪いです。そのことは謝罪します。原因は分かりません。対策も分かりません」では、謝罪の意味がない。謝罪には道筋が、受け止めたむこうの感情が流れていく道筋が必要で、それは謝罪する側が作らないといけない
2011-03-05 13:16:35
medtoolz
@medtoolz
怒っている相手の側に、「こういう道筋で、目の前で謝るこいつを叩けばいいんだ」というものを、謝る側が明示することで、状況の見通しは大幅に上がる。政治の世界なんかでは、「本質でない」部分で早期に謝罪が行われて、何かを隠蔽することとか、たぶんよくある
2011-03-05 13:17:41
medtoolz
@medtoolz
「全部見せます。見て評価して下さい」というのは、誠意あるようでいて、やっぱり誠意じゃないんだと思う。彼我の知識量に莫大な差があるからこそ、世の中には様々なサービス業があるわけで
2011-03-05 13:19:07