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李氏 @BLUEPANOPTICON
いつも通り長いですけど今夜も怪談話いきます
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親戚のBさんの友人の話
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僕の家系は結構医者になる人が多くて、Bさんもその道の人で。これから書くのは大学時代に彼が友人から聞いた話なんだけど。
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Bさんと友人は中学からの仲でずっと地元も学校も同じという感じで、まぁ親友と言っても間違いではないかなという感じで。
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で友人の方が一人っ子で、高校時代にはよく彼の家に遊びに行ってたみたいで。お母さんにも良くしてもらっていて。
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Bさんが「まるで俺たち兄弟みたいだな」って言うと友人が恥ずかしそうに笑って。
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その時お母さんが陰のある表情でこちらを見ていたのが気がかりだったみたいですけど。
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最初にそれが現れたのは大学生活が始まって二年目の時で。
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前期の期末試験の準備に追われていた友人が、さて一段落ついたし寝支度でもするかとなったときに、天井の方から何かが擦れるような音が聞こえて、まるで寝返りを打つような感じで。
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何だろうと思っていると、次は何かコツンコツンと床を叩くような音が聞こえて。鼠でもいるのかなとそのときは思ったみたいで。
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「でも家の中でゴキブリ一匹見たこと無いんだぜ、おかしいと思わないか?」って友人が翌日大学で言ってきて。
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じゃあ何がいるって言うんだよってBさんが返すと、そんなの分かんねぇよって。その日はそれっきりで。
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で何日かするとまた同じように天井から音が聞こえてきて、今度は音が床を叩きつけるようなものに変わっていて。
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ビビりながら天井からの音に耳を澄ませていると、音と音の間で何か若い女のすすり泣く声みたいなのが小さく聞こえてきて。
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結局その晩は一睡もできなかったみたいだけど。
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それで翌日思い切って親に聞いてみたんだって「何か夜中に変な音が聞こえないか?」って。すると二人とも見に覚えがないって言うから、それはおかしいって、皆で天井裏を調べてみようってなって。
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何年も開けてないような上の扉を開けて入ってみたんだって。それで皆で暗がりの中を恐る恐る調べてまわって。
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だけど結局それらしいものは何も見つからなくて。
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親父の方が「やっぱりお前の気のせいなんじゃないのか」って。
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そんなことないって反論しても、天井には何もなかったじゃないかって聞いてくれなくて。
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その後も音は鳴り続けて、周期が段々短くなってきていて。
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「聞いてるとさぁ天井の女が何か言ってる訳よ。で思わず耳をそば立てると」
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「小さな掠れた声で、タスケテタスケテってさ」
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「もう勘弁してくれよって感じだよな本当に」
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「でもお袋も何か知ってそうなんだよな」って彼が言って。
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コメント

李氏 @BLUEPANOPTICON 2017年2月20日
まとめを更新しました。追記です。
Scomb @Scomb 2017年2月21日
仮に実話だとしたら、単純にその友人の妄想の中身なんだろうなあ。病気の一症状であって、怪談でもなんでもない。
歴史 言語@እንጀራ @histoire_langue 2017年2月21日
Scomb 怪談怖いねー、で楽しんどけよ、そのほうが楽だぞ。
Scomb @Scomb 2017年2月21日
histoire_langue 人の病気の話を楽しむなんて趣味悪いな。
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