【毒をもって】神経剤とその対処【毒を制する】

こんな状況に直面したらとっとと逃げる!の一択
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|日0☆TK @kyuumaruTK

某事件に関してパムとアトロピンを用意できないのかという話があるがまぁ厳しいだろう。 あれらは神経剤への解毒剤であり、通常の医療ではまず使わん。そもそもそれ自体が正直軽度の毒性がある。 まして、症状が出たら躊躇せずブチ込んで副作用の中毒はドンマイ、というレベルの即効性。

2017-02-25 20:39:38
|日0☆TK @kyuumaruTK

『神経剤攻撃の可能性がある!』として瞬時に自動注射器を自身にブチ込む覚悟がなきゃまず助からん種類のものだ。 はやとちりで中毒? 死ぬよりいいじゃん?

2017-02-25 20:41:28
|日0☆TK @kyuumaruTK

そんなもんを必要十分数常備? イスラエルか幼女戦記のライヒですかね・・・・?

2017-02-25 20:42:12
|日0☆TK @kyuumaruTK

ていうかER当直医で『あっこれ神経剤だわ』って診断する医師っているか? むりだろ正味な話。どうよその辺TLのコメディ以上の諸氏。

2017-02-25 20:48:40
しゃーくさめさめ(Op.Fubo) @same_desu2

自衛隊時代に「今日はアトロピンとパムを注射する訓練したんだよ」って当時付き合ってた看護師の彼女さんに話したら、ものすごい怪訝な顔をしつつお薬辞典みたいなやつをパラパラしだしてな。 「これ…」って見せてもらったアトロピンの項読んで、あまりの劇薬っぷりに顔真っ青になった思い出ある。

2017-02-25 20:51:43
しゃーくさめさめ(Op.Fubo) @same_desu2

@kyuumaruTK 元彼さんいわく「とまりかけてる心臓に強制的にブーストかけて無理やり動かすような薬よ?健康な人間に打ったら死ぬわ」だそうでw

2017-02-25 20:58:56
眠れる森のパンダ @Panda_51

@kyuumaruTK 傷病者大量発生でテロ疑いってんならともかく、1人くらいだとあまり鑑別診断には挙げなさそうですよね、運良く夜でも血液生化学検査できる病院で、運良くコリンエステラーゼを項目に含めてればそこから引っ掛けられるかも、って感じでしょうか

2017-02-25 21:22:24
眠れる森のパンダ @Panda_51

しかし実は、内科の世界で一番権威がある(※異説あり)『ハリソン内科学』って教科書にも「NBCテロおよび臨床医学」とわざわざ1章割いて解説されてるんですよね…なんというマッポーの世

2017-02-25 21:24:50
・・・ @schwalbe6211

@kyuumaruTK 横からごめんなさい。アトロピンはあくまで副交感神経系ブロックなので、血管を無理やり広げるニトロとはちょっと目的や利き方違うと思います。徐脈で使いやすいアトロピン、心臓を休ませるor冠動脈広げたいニトロ って感じで

2017-02-25 22:45:27
・・・ @schwalbe6211

@kyuumaruTK アトロピンは救急外来・麻酔科のケースには必ずありますよ

2017-02-25 22:46:41
・・・ @schwalbe6211

@kyuumaruTK 三次にはあると思いますが、2次施設はないかもしれません。ちょっとサンプル数が少なくて確証無いですごめんなさい。

2017-02-25 22:48:33
・・・ @schwalbe6211

@kyuumaruTK こんなアルゴリズムがありまして(アメリカ心臓協会)日本も準じてます。徐脈の原因に副交感神経系優位の可能性があるためそれを除去するためにアトロピンを第1選択で用います pic.twitter.com/iYZh8HbTvQ

2017-02-25 22:52:32
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・・・ @schwalbe6211

@kyuumaruTK PAMの認知度は国家試験にも出てるので高いでしょうが手に入るかは… ただ、手に入れるまで対処する事は可能かもしれません

2017-02-25 22:53:39
・・・ @schwalbe6211

@FlatDefense @kyuumaruTK そうでした。農村では有機リン系農薬によるQQはあるので、失念しておりました。

2017-02-25 22:55:00
眠れる森のパンダ @Panda_51

@schwalbe6211 滅茶苦茶雑な認識として、エフェドリンほど血圧を上げず、脈拍数だけ上げたいってときに使うイメージが>アトロピン

2017-02-25 23:13:13
・・・ @schwalbe6211

@Panda_51 それもあるかもしれないですね、オペ中の使い分けとしては。ただ、救急処置で徐脈・コリン作動薬への拮抗目的としてはアトロピンの感じでしょうか。エフェドリンは一過性で半減が早かった様な… 間違ってたらごめんなさい

2017-02-25 23:16:09
・・・ @schwalbe6211

@kyuumaruTK 循環器の救急と中毒に関してはアメさんがガッチリエビデンスを持ってるのでアルゴリズム順守となりますからわかりやすいかもしれません。取り急ぎでわかりにくかったらすみませんm(_ _)m

2017-02-25 23:18:16
・・・ @schwalbe6211

ちなみにACLSリソーステキストのatropineについては 「有機リン・カーバメート・神経剤などコリンエステラーぜ阻害薬中毒を救命する可能性があり、推奨初期投与量2〜4mg(成人)だが必要に応じ多量(20〜40以上も)を入手する様薬局に問い合わせる」とあり、がっつり使います

2017-02-25 23:22:19
・・・ @schwalbe6211

有機リン中毒治療 気道確保の後、胃洗浄・活性炭投与 24時間以内にPAM1gゆっくりIV。気道閉塞・徐脈あればatropine2〜4mgを改善するまで5〜10分ごと倍量投与 でした。失礼しました

2017-02-25 23:26:12
・・・ @schwalbe6211

有機リンはコンスタントプリコーションしないと揮発強く暴露してしまうため通気の良い所で加療となります。 ムスカリン作用により徐脈・血圧低下、ニコチン作用により筋痙攣と脱力をきたします。流涎・下痢・QT延長も。 ガーリック臭が特徴的

2017-02-25 23:30:16