2017.3.2 第20回 地層処分技術ワーキンググループ
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事務局:今回の要件・基準には具体的には含まれていないものの、国民の関心が高いと考えられる事項(地震、津波、地下水)についての説明を充実させる。
2017-03-02 10:11:27事務局:マップ作成するにあたり 、マップ作成の作業方針をどうすべきか、要件・基準の各項目が意図することを分かりやすく表現する方法の精査をする。縮尺、および各項目の留意点。
2017-03-02 10:14:19事務局:断層データは陸域のものを用いる。産総研DBと断層詳細デジタルマップ。、起震断層の有無の点においてより充実している前者を用いたらどうか。
2017-03-02 10:18:44事務局エネ庁宮本:火山・火成活動。火山の中心から15km要件基準の根拠について。個別については選定調査でマグマの状況と地下のについて詳しく調べる。
2017-03-02 10:23:30エネ庁宮本:複成火山は、最高標高を火山中心と見なす。成火山群は必ずしもそうではない。「日本の火山」では、火山中心ではなく、最高標高点が示されており、マップ作成にあたっては火山中心について検討が必要。
2017-03-02 10:27:52エネ庁宮本:山カタ火山カタログでは、主火道の位置等の情報をもとに火山中心の位置を評価・特定。約200万年前までの火山しか掲載されていない。
2017-03-02 10:30:26エネ庁宮本:火山のマップには第四紀火山カタログを基本使う。それに掲載されてないものは、最高地点でOKなものはそれで、それ以外は東西南北の広がりを考慮して中心点を。
2017-03-02 10:34:21エネ庁宮本:火山性熱水・深部流体については、低pH、高い炭酸化学種濃度に着目して、要件・基準を設定。全国地熱ポテンシャルマップ(産総研)は点でしかデータがない。個別地点で調査する必要あり。
2017-03-02 10:38:56エネ庁宮本:地熱活動について。地温勾配約17度/100 m以上にする必要がある。実際には4万本が一定の範囲に集まるため廃棄体同士が温め合う効果も考えておく必要がある。NUMOの計算では5度。
2017-03-02 10:45:32エネ庁宮本:火山活動について。埋設後の長期安定性の観点ではなく、建設操業期間中に地上施設の安全性を確保する観点のものである点を明確する。
2017-03-02 10:48:11エネ庁宮本:隆起・浸食について。用いるデータはかなり大まかな推計に基づいているので、選定調査で注意深く見る必要がある。
2017-03-02 10:52:36エネ庁宮本:マップ提示での説明ぶりについて。地選定調査の前段階として国民理解を深めるという観点から用いるものであり、地下環境を確定的に示すものではない。短期と長期でのリスクの違い、地下環境と人間侵入など観点の違い、リスクの高さと不確実性について、丁寧に説明する必要がある。
2017-03-02 10:56:08エネ庁宮本:要件・基準の分類について。 回避すべき範囲→好ましくない範囲(直接指標から確認される範囲) 回避が好ましい範囲→好ましくない範囲(代替指標から推定される範囲)
2017-03-02 10:58:20エネ庁宮本:地域の特性区分について 適性の低い→好ましくない特性があると推定される 適性のある→好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い より適性の高い→輸送面でも好ましい
2017-03-02 10:59:51エネ庁宮本:「好ましくない特性があると推定される」「好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い」という表現にしたらどうか。
2017-03-02 11:09:15栃山委員長:放射性WGでは、わかりにくくなった部分、科学的に何を言わんとしてるか考えてもらえるようと説明した。
2017-03-02 11:10:28長田:マップが出たあとに、例えばマップにない活断層が動いたとか考えられる。日本列島はまだアクティブであるということと、現状はどうだということ、を気をつけてほしい。
2017-03-02 11:12:26