アイヌ民族の知的・物的財産/権利と経済

和人により奪われていくアイヌ民族の財産・権利と、その考察 (2017/03/03 更新) このまとめの主旨に反するコメントはすぐ削除します。ご了承下さい。
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中島朋義 @tomopop21

@kotnei kotoneiさんが戦っている「悪質」な連中はもちろん問題なんですが、「文化は皆対等なはず」というような一般の人の無理解も大きな課題ですね。

2017-03-02 15:53:46
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 もちろん対等ですよ。しかし,自由競争をさせてはいけないものがあることなんですね。(規模によって自動的に勝敗が決まってしまいます。)

2017-03-02 15:55:07
中島朋義 @tomopop21

@kotnei そこが一番理解してもらい難いところのようです。非対称な扱いが必要な事柄があるという論理が。

2017-03-02 15:59:41
中島朋義 @tomopop21

@kotnei 反論の一例『それであれば「アイヌの人が判断すればいい」にはならないと思いますよ。日本社会が共有すべき論理として議論するならば、そこにはアイヌの人以外の価値判断も入ってきていいことになります。いろいろな価値観をぶつけ合って議論しましょうということになるのでは』

2017-03-02 16:23:52
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 明治時代,アイヌ民族の仕掛け弓による鹿猟が禁止された時のことがいい例になります。仕掛け弓を禁止する代わりに,免許制で鉄砲による猟に切り替えさせたのですが,このとき免許鑑札の数は限定されていました。さて,ここで自由競争をさせると何が起きるか。

2017-03-02 16:44:57
中島朋義 @tomopop21

@kotnei 実質的に和人にしか鑑札が発行されなかったのですか?

2017-03-02 16:56:38
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 少なくとも必要とするアイヌには行きわたりませんでしたし,鑑札を得た和人が,アイヌの猟場を侵すことになるのは自明ですね。そして,乱獲が始まります。アイヌが食料として得てきた分が確保できなくなり,最終的には餓死者まで出てしまいます。

2017-03-02 16:59:05
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 アイヌ伝統意匠を使った「作品」ならまだしも,「商品」として流通することを無制限に許すと,資本力に勝る和人の業者がマーケットを荒らすことになるのは容易に想像できるでしょう。

2017-03-02 17:00:23
中島朋義 @tomopop21

@kotnei 明治になってから餓死者までですか...。

2017-03-02 17:00:29
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 和人がアイヌを「虐殺」していないなんて嘘ですよ。自ら手を汚していないだけです。

2017-03-02 17:01:12
中島朋義 @tomopop21

@kotnei まぁ、売るに足る品質のものを作ることが前提でしょうが。

2017-03-02 17:03:07
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 例の「ニーハイ」も,それなり売れているからこそ,喜んでその感想をツイートする人が出てくるわけです。デザイナーに依頼して,商品を量産できるのだから,それなりの数ですよ。

2017-03-02 17:05:03
中島朋義 @tomopop21

@kotnei ただ、あれはアイヌの人達が作った本物を駆逐したわけではないですから、「悪い」のは事実ですが「悪さ」の方向性が少し違うと思います。

2017-03-02 17:07:19
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 駆逐してからでは遅いでしょ。

2017-03-02 17:07:44
中島朋義 @tomopop21

@kotnei 経済的な罪よりも文化的な罪という感じがしますが。

2017-03-02 17:08:27
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 両方ですよ。そもそも,知的財産というのは公正な経済活動を促進するために保護されるものです。

2017-03-02 17:09:18
中島朋義 @tomopop21

@kotnei 具体的な市場で競合しているわけではないという意味です。

2017-03-02 17:09:26
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 もともと,アイヌ風のかわいらしいグッズに対して需要があったわけですよ。これを食ってしまったとみることはできませんか?「アイヌ」という言葉に付加価値がつくと考えるから商品名につけるのですよ。

2017-03-02 17:11:08
中島朋義 @tomopop21

@kotnei それは分かりますが、この場合は経済的な価値としては未実現の部分ですからやはり現実的な主張としては文化的な侵害の方が大きいでしょう。

2017-03-02 17:11:57
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 実際に観光地に行くと,伝統的な図案を利用したアクセサリー類はたくさん売られています。そして,値段はそれなりにするわけです。

2017-03-02 17:12:00
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 比較する必要はありません。両方の侵害しているのですから。

2017-03-02 17:12:43
中島朋義 @tomopop21

@kotnei そちらの場合は仮にアイヌの人達が自分の仕事として生産、販売をしたいということであれば、経済的な権利として主張すべきかと思います。

2017-03-02 17:14:35
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 潜在的な利益があるわけです。さっきの鹿猟の話と同じで,それまでは生活が維持できたところに和人が入ってきたせいで生活が崩壊する可能性を考えてください。

2017-03-02 17:16:15
中島朋義 @tomopop21

@kotnei 分かります。ただ、整理したいのですが一般に知的財産権の場合は正当な対価を払えば、それを利用できます。しがし、アイヌニーハイのようなものは仮にアイヌ民族全体に経済的な対価を支払ったとしても、文化的に認められないものではないか、ということです。

2017-03-02 17:19:37
忽然朔風 @kotnei

@tomopop21 知的財産を管理するようなシステムが現実には無いところで,認められるかどうかを議論するのはあまり意味がないと思いますよ。ただ,歴史的な経緯を考えると,アイヌから見ればまた和人の儲けのために利用されたという感情しか残らないことは理解できるはずです。

2017-03-02 17:23:33