【くだん大談議】

平成29年4月15日(土)、大阪産経学園で開催する「くだん大談議」に先んじて、件・くだん・グタンの基本的なネタをまとめたものです。
クダン くだん大談議 くだん 妖怪
kadonotoufu 4343view 9コメント
12
ログインして広告を非表示にする
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-24 22:30:57
    【再掲】 大阪産経学園 特別妖怪講座 「くだん大談議」 場所:大阪産経学園 (梅田 ・阪急ターミナルビル7階[阪急梅田駅上]) 連絡先:06-6373-1241 参加希望は、上記までご連絡ください。 pic.twitter.com/xyN1CumhT1
     拡大
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-24 22:43:50
    去年の東京でのクダン祭では40名強ものクダニストが集いました。 その時の関西の方の 「なんで東京だったんだ、関西ではしないのか?!」 という嘆きが今回の講座に繋がりました。 クダンの常識を覆したい方は、どうぞ 大阪産経学園 特別妖怪講座 「くだん大談議」 へお越しください。
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-25 20:11:01
    今日から「くだん大談議」の日まで、クダンの雑知識を一日一個、つぶやきたいと思います。 すでに誰かが書いていることや、ワタクシが公に書いたことなので、既知のものばかりですが、おさらいとして並べてみます。 しばらくお付き合いを…。 まあ、その程度ではクダンのネタは尽きませんし…。
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-25 22:32:43
    【くだん大談議】01 近世のクダンは、一般的にはかわら版に書かれたものしか取材されませんが、次のような噂話に纏わるものもあります。 「諸国大豊年之事」 (中略)又此節、播州奥より件と云牛形ニて人面者出ると云也。 大阪市史編纂所編『近来年代記』の嘉永四(1851)年の条です。
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-26 19:55:41
    【くだん大談議】02 民俗学研究所編『綜合日本民俗語彙』 クダン霊 牛の子で人語を解するもの。そのいうこと一言は正しい。よつて件の如しという俗説を生じている。いまも九州・中国地方では時折り聞く。生れて四、五日しか生きていない。多くは流行病や戦争の予言をする。 #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-26 19:56:25
    @kadonotoufu 昭和30(1955)年頃。『綜合日本民俗語彙』の監修は柳田國男であり、「霊怪」の項目を担当したのは大藤時彦です。 #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-27 22:00:45
    【くだん大談議】03-1 昭和23年に東北から発生した仔牛の脳水腫は、翌年には中部近畿中国の各地方に発生した。 「クダンとは頭が人間で胴が牛、これは生れたとき一言だけいって死ぬ。その言ったこと(予言)に間違いはないといい、ためによって件の如しという。(次へ) #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-27 22:04:23
    @kadonotoufu 【くだん大談議】03-2 (承前)めったに生まれないが大分前に下の方の村で生まれたという事を聞いた。これら片輪の牛の出来た率は、  昭和二十四年・五頭、二十五年・十頭、二十六年・一頭 というように、最近三ヶ年間で十六頭であった。」 #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-27 22:05:35
    @kadonotoufu 【くだん大談議】03-3 菅沼晃次郎「但馬牛聞書」(『近畿民俗』11、1953)より抜粋 #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-02-28 21:20:00
    【くだん大談議】04 鄕田洋文「牛聞書-安藝山縣郡-」   自分は、二次大戦の初頭、連勝で世の中が湧き立つている時に、クダンが生れたことを記憶している。予言は「三年後には日本の勝利に終る」ということだつたが、敗戦の今になつてクダンの予言など持ち出す者は一人もいない。#くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-01 22:37:03
    【くだん大談議】05-1 ◎佐藤清明「備中南部に於て信ぜられる妖怪の一覧表」『岡山文化資料』(1930)   形による大別・半人半動物ノモノ   番号・2    名称・件    方言・クダン    俗信・半人半牛ノ妖怪デ牛カラ生レ出デ予言ヲナシテ直ニ死ヌ #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-01 22:39:55
    @kadonotoufu 【くだん大談議】05-2 ◎佐藤清明「全國妖怪俗稱目録」『現行全國妖怪辞典』 クダン 件。且て岡山市の珍品展覧會に表はれた(二三)(三五) 佐藤清明の記したクダン #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-02 22:13:33
    【くだん大談議】06-1 ハーンのクダンに纏わるエピソードにはいくつか訳がありますが、こちらはかなり古いものです。 小泉八雲「伯耆から隠岐へ」『知られぬ日本の面影』(訳:大谷正信『小泉八雲全集第三巻』、第一書房、大正15年8月10日発行) (つづく) #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-02 22:14:58
    @kadonotoufu 【くだん大談議】06-2 「(前略)先週美保関に一寸した疾風があつた。土地の者はそれは神様の御立腹で起こつたのだと言つて居る」 「卵でか?」と自分は尋ねた。 「いいや、クダンだ」 「クダンて何んだ?」 (つづく) #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-02 22:16:37
    @kadonotoufu 【くだん大談議】06-3 「クダンのことを今迄聞いたことが無いのかい?件といふのは人間の顔をして牛の身体をしたものだ。たまたま牛が生むもので、それは起こらうとして居る事の前兆だ。ところが件はいつも本当のことを言ふ。 (つづく) #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-02 22:21:41
    @kadonotoufu 【くだん大談議】06-4 だから日本の手紙や証文には-「件の如くに」即ち、「件が真実を語るが如くに」といふ-クダンノゴトシといふ文句を使ふが習はしだ」 (つづく) #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-02 22:22:28
    @kadonotoufu 【くだん大談議】06-5 「伯耆から隠岐へ」は明治二十五年の七月の末に行つたのであつた。八月の十六日に美保ノ関ヘ帰つて来た。同行者は夫人だけであつた。(あとがきより) #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-03 23:17:55
    【くだん大談議】07-1 「名古屋新聞」(明治42年6月21日号)  ▲肥前の「件」 人面獸心といふことはあるが、これは人面牛體だ、今より十年前肥前國五島の奥島の或る百姓家の飼牛が産んだもので、今は剥製になつて長崎市の八尋博物館に陳列されてゐる、 (つづく) #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-03 23:18:52
    @kadonotoufu 【くだん大談議】07-2 何でも生後三十一日目に「明治三十七年には日本は露西亞と戰争をする」と云ふて死んだのださうな、件だけに豫言が的中してゐる、それで本當に依つて件の如しだ  #くだん大談議 pic.twitter.com/VE9VL0UpnE
     拡大
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-04 07:26:25
    【くだん大談議】のクダンネタを見ている方は気付くでしょうが、 クダンそのもの部分を50個もアップすると、いやそのもっと前で辟易します。 でも、本当の面白さはクダンそのものにあるのではなく、それをとりまく人々、環境、文化にあるので、いくらでもクダンネタはあるのです。 ♯くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-04 20:07:40
    【くだん大談議】08-1 「中学か高校の初めぐらいに小松左京さんの「くだんのはは」という作品を読みまして、小学生の頃のある記憶と結びついたわけです。くだんという言葉を名前にしているお店があったけど、これはあのくだんだったのかと。 (つづく) #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-04 20:36:22
    @kadonotoufu 【くだん大談議】08-2 そう言えば、看板に人面牛身の絵があったなあと。」 とり・みき「私はなぜくだんに惹かれるのか?」『幻想文学』第56号(抜粋)(1999) 熊本県人吉市鍛冶屋町の「件鋸店」の話 #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-05 19:35:29
    【くだん大談議】09-1 大正15年8月に兵庫県城崎郡豊岡でおこなわれた「ケッカイ獣、件」と称する細工見世物の興行 一、模型の件   「頭二ツ」上人間下牛、身体牛   製作者 大分県別府市西立田町   橋本製作所 道場小太郎氏 (つづく) #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-05 19:36:33
    @kadonotoufu 【くだん大談議】09-2 橋爪伸也「見ながしの劇場―大道芸と見世物小屋の空間―」『大道芸と見世物』音と映像と文字による【大系】日本歴史と芸能 第13巻(1991) ※橋爪伸也『化物屋敷―遊戯化される恐怖』(1994)にも収録。 #くだん大談議
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 2017-03-06 22:12:05
    【くだん大談議】10-1  戦争という緊迫した危機的状況のなかで、クダンが現れ、うわさが感染していった有様は、江戸時代において、疫病の流行という危機とかかわって喧伝され広まっていったことと共通の心意に発しているだろう。 (つづく) #くだん大談議

コメント

  • 今日が終わりの始まりの日 @__blind_side 18日前
    くだんといえば、伊藤慎吾(編)『妖怪・憑依・擬人化の文化史』(笠間書院)に収録されている永島大輝氏が執筆した”「くだん」が何を言っているかわからない件”というコラムのタイトルがわりと気に入っています。
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 18日前
    __blind_side その意味を聞こうと思いながら、いつも忘れてしまいます。 永島さんのコラムを楽しんでいただけたら、終わりのあとがきだか参考に載せていただいている、 「クダンと見世物」(アジア遊学 (187)『怪異を媒介するもの』、2015.8) もお読みください。こちらも楽しんでいただけると思いますよ。
  • 今日が終わりの始まりの日 @__blind_side 17日前
    kadonotoufu  そちらも機会がありましたら読んでみたいと思います。
  • fuseciba @FUSECIBA 17日前
    ん10年前にとりみき先生のくだんの漫画を読んだことがある
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 17日前
    FUSECIBA 『パシパエーの宴』ですね。この作品のクダンを解体すると、面白いものが見えてきますが、それはまた別の機会にいたします。「しりとり物語」や「くだんのアレ」を合わせて読むと、、、です。
  • 酔宵堂 @Swishwood 16日前
    やはり小松左京「くだんのはは」も外せませんか。わたしが読んだのは「戦争はなかった」収録の分だった……んなモン読んでる小学生だったのだなあ。
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 16日前
    「くだんのはは」は、小松左京が見聞した3つのクダンの噂を元に構成しています。その点については、近日この場で取り上げたいと思います。昨年、「くだんのはは」のクダンの解体(解説)は水面下で実施しましたが、これもまた別の機会で、、、。
  • 言葉使い @tennteke 16日前
    乃木坂太郎「幽麗塔」でのくだんの解釈って好き。
  • クダンノシゴト @kadonotoufu 16日前
    「幽霊塔」にもクダンについて触れていますか?全巻持っていますが、途中までしか読んでいません。探すのもたいへんな状況ですが、なんとか確認します。近年の創作物のクダンは、まだまだ未把握のものも多いものと自覚しています。

カテゴリーからまとめを探す

「アニメ」に関連するカテゴリー