Koji Suda氏によるシンポジウム「地域の公共交通をどのように守っていくべきか~JR北海道の路線存廃問題を考える~」概要

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Koji Suda(ひろプロ) @Hiroshi_project

というわけで、到着。 午後は勉強です。 pic.twitter.com/Vw0Rcx2IhL

2017-03-08 13:30:34
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シンポジウムスタート。 岸先生からの主旨説明。 pic.twitter.com/1ogiy0Uc55

2017-03-08 13:53:38
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話題提供。 まずは岸先生から。 鉄道ネットワークワーキングチームのとりまとめについて、ポイントを掻い摘んで説明。 急遽追加した文言についても説明していました。 JR北海道を「維持」するためには・・・という観点でとりまとめたとのこと。 pic.twitter.com/o6zBHD1Exd

2017-03-08 14:07:46
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この問題を考える上でのポイント。 1.コストはいくらかかるのか。 見直し対象路線トータルで年間110億位のコストがかかる。 2.サービスレベルの満足度 3.駅を中心とした街づくりをどうするのか。 →地域にとって鉄道が必要かどうか、どう維持していくのかを議論していくことが必要。

2017-03-08 14:17:37
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続いて福島大吉田先生の話題提供。 東北の事例(JR只見線)を紹介。 只見線の場合は、鉄路再開がスローガン化してしまった? (シンポジウムの開催、基金の創設など) 昨年、大きく動いた。 復旧費用を行政が2/3負担。 上下分離、どう使うかは後に検討されたという特殊なケース。 pic.twitter.com/wCSE32Hsoa

2017-03-08 14:35:39
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只見線の事例から見えてくるもの →県主導の応援スローガンと覚悟 →鉄道事業者が上を担うことの課題 →ネットワークとして機能させることの重要性

2017-03-08 14:39:02
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香川高専宮崎先生の話題提供。 四国の現状についての説明です。 JRは高松近郊以外は非常に厳しい。 人口減少、高速道の整備、公共交通の利用減少。 公共交通ネットワークの軽視、自動車前提、公共交通の使い方が分からない。 →幹線系公共交通の衰退を招いているでは? pic.twitter.com/VsiClygoGi

2017-03-08 14:44:00
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ことでんの事例。(路線カラーの設定、岡田駅周辺、栗熊駅の事例など) →鉄道事業者の思い、行政の支援、何よりも地域全体の取り組みが必要。

2017-03-08 14:52:00
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大分大大井先生の話題提供。 JR九州の現状についての説明。 鉄道は赤字。関連事業の収益でようやく経常黒字へ。 北海道と九州とでは環境、都市構造が違う。 pic.twitter.com/JsF8Lg3uAL

2017-03-08 14:58:03
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水戸岡氏によるトータルデザイン、省力化(特急のワンマン化、駅の省力化、本数の削減、車両運用の広域化など) →JRバスは北海道が一番好条件?→高速バスで置き換わる需要を肯定的に評せないか? →3セクで維持できるのか? →自然現象への対応(観光列車のため?)

2017-03-08 15:07:31
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→自然環境の制約と利点の整理 →九州を真似るのは無理。 →「疎」になった各都市の再生に手を携えられないか。 →バスとの連携。 →鉄道経営の適正規模を考える良い機会。

2017-03-08 15:20:26
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流通経済大 板谷先生の話題提供。 国鉄分割民営化についての整理から、フランスの事例を通じて、JR北海道問題は何が問題なのか、存廃の基準、不採算路線を維持する方策、鉄道が廃止されると町は衰退するのか、報道、行政、住民は何をすべきかについて分かりやすく説明。 pic.twitter.com/yW3VEcAFyn

2017-03-08 15:31:42
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話題提供最後は、名古屋大加藤先生。 これまでの先生の経験や事例をもとに、まずはそれぞれが当事者意識をもつこと。そして、それぞれがまずはべきことをやりましょう!(と私は解釈しました)ということを力説。 pic.twitter.com/ioeJqy2AyI

2017-03-08 15:51:03
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(加藤先生の話は、(申し訳ないが)やるべきことを全くと行っていい程やれてない、北海道全体に対しての「喝」だと私は受け取りました。) pic.twitter.com/71ezHfA6AK

2017-03-08 15:59:24
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議論点 1.鉄道を存続するかどうか? 鉄道の必要性について。(存続のポイント) 吉田先生:都市間輸送と地域内輸送を分けて考えることが必要。 残すことで、地域が豊かになるのか、地域雇用など、費用対効果が見出せるかが重要。

2017-03-08 16:18:57
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宮崎先生:ことでんの事例で、もし鉄道が無かったら、高松市内の渋滞はより酷くなっていたかもしれない。鉄道を残すと考えるにあたり、安心安全に移動出来る視点が必要なのではないか。

2017-03-08 16:22:25
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大井先生先生:目的側から鉄道存続の議論を進めていく必要があるのでは。もう一つ、地域の目線。3セク鉄道研究の事例で、民間に任せるよりも、都道府県など大きな括りでのバックアップがあったところの方が生き残っているケースが多い。この辺も考える必要がある。

2017-03-08 16:28:00
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板谷先生:鉄道駅に人が集まる、そういった魅力づくりができるかどうか。

2017-03-08 16:29:56
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加藤先生:ひとつは高速性。出費は一桁増えるが、鉄道の最大の特性を活かすことが必要。 地域輸送については、鉄道の特性を熟知した上で地域内で議論して欲しい。

2017-03-08 16:34:10
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都道府県と自治体の関係について思うところ 加藤先生:広域は国や道が、地域内は市町村が補助なり支援する体制が良いのでは。現にそういう仕組みを制度として整えているし、そういったスキームを取り入れているところもある。

2017-03-08 16:38:15
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宮崎先生:幹線系統は、やはり県主導で計画立案して欲しいと思っている。 吉田先生:青森県の事例を紹介。一方で、小さな行政体では、県から派遣して地域公共交通を支えているケースもある。

2017-03-08 16:43:37
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2.鉄道存続の方策について。 上下分離は、持続可能な方策なのか。 板谷先生:まずは本当に残すべき路線の選択と試算をしなければ、議論すら進まないと思う。 大井先生:上下分離は若干否定的。残せ負担しない状態では、仮に上下分離したとしても上手くいかない。残し方は様々ある。

2017-03-08 16:48:34