そんな 情報に 対抗すべく、科学的で 冷静な ツイートを 行うなどの 活動を 続けてきた 物理学者の 早野龍五氏は、正しく 知ることの 重要性を 指摘している。
2017-03-14 14:10:50「新しいことを 発言したり 行ったりする時、具体的に 誰かの 顔を 思い浮かべ、その人が 迷惑しないかを 考えるよう 心がけていた」と 振り返る 早野龍五教授。
2017-03-14 14:12:54早野教授は、東京電力福島第一原発の 事故に 関連し「福島には 子供を 連れて 行かない方がいい」などの デマが、今も しぶとく 流される 現状を 憂える。
2017-03-14 14:14:40避難地域の 外側に 住むことも、市場に 出ている 福島産の 作物を 食べることも、出産することも 安全だと いえるのに「デマを 流す 側は 考えを 変えるつもりもなく、一種の シンパを 形成している」と 指摘。(早野龍五氏)
2017-03-14 14:17:41全体の 報道量が 減る中で、後年、正しい 情報より デマが 残りかねないとの 懸念から、ツイートを 続けている。(早野龍五氏)
2017-03-14 14:19:25「何をもって『ものを知った』ことになるのかが 分からず、多くの 人が 悪気なく デマの 拡散の 片棒を かついでいる」とし、立ち止まって 調べてみる 重要性を 訴える。(早野龍五氏)
2017-03-14 14:25:02放射線学習は、2012年度から 本格実施された 学習指導要領で 復活するまで、約30年間、義務教育 (中学校理科) では 原則として 行われてこなかった。(早野龍五氏)
2017-03-14 14:27:11そのため「普通の 生活でも 自然界の 放射線を 浴びているという 基本的知識が なく『ゼロでなければ 危険』といった 考え方が まかり通ってしまった」と 悔やむ。(早野龍五氏)
2017-03-14 14:29:3711年 8月、原子力安全委員会 (当時) が 政府に 避難指示解除の 条件を 助言した際、住民の 合意形成を 入れた。(早野龍五氏)
2017-03-14 14:32:57このため 反対する 人が いれば 避難指示解除は 早い 段階で「リスクは ゼロではないが 少ないので、帰りたい 人は 帰っていい」と 言えなくなったというのだ。(早野龍五氏)
2017-03-14 14:35:08事故後に「博士号を もう一つ 取れるほど」勉強し「事故前までの 60年間と 同じくらい」多くの 人と 出会った。(早野龍五氏)
2017-03-14 14:38:12この間、学校給食の 放射性物質検査を 提言したり、乳幼児専用の 内部被曝計測装置を 開発したりもして、ツイッターの フォロワー (閲覧者) は 約15万人になった。(早野龍五氏)
2017-03-14 14:40:58多くの 共感の 一方で、激しい 罵りも 受けたが、冷静で いられたのは、距離感を もって 物事を 見ていたからだと 振り返る。(早野龍五氏)
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