@noppara_ezorisuの餌付け問題つぶやき20110211

水鳥殺処分を再開 宇部市常盤公園 http://bit.ly/gTU9Oe についてのリツィートで思い出した、自分が餌付け問題に踏み込むまでのプロセス。といくつかおまけ。
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のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

ハクチョウおじさんのメンタリティがわかる気がする 「愛」よりは「欲」に近いか http://goo.gl/Ygl3K 酒田のハクチョウ激減?調査担当変えてみたら… 愛する会の会長は「経験上の目測で、あそこに500羽、ここに500羽の群れがいると数え、積み重ねていた」

2011-02-27 14:21:01
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

確かにいろいろなニュアンスでバイアスが感じられる。 RT @daddygoose う~ん、そう信じたいけど、ちょっと注意して読む必要が。→鳥インフル感染 専門家「北帰行、危険性低い」 東北 http://bit.ly/eWPzD2

2011-02-14 00:08:44
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

へんだなー、餌付け問題なんて自分の中じゃ枝葉のことだったはずなのに、こんなに労力をとられるなんて・・・。 そういう意味でも公共的な場所での遊びの餌付けは将来的には勝手にできないようになるといいと思う。

2011-02-11 22:59:45
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

餌付け制限の難しいところは、一カ所だけやめてもより集中を招きかねないところにもある。思いつきではじめて思いつきでやめる、これ最低。全国一斉に、軟着陸するように減らすのが理想的なんじゃないか?では全国的に対処できる行政、機関、NPOはどれ? なんてことすら論議にとどいていない。

2011-02-11 22:56:20
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

この状況に対して、どこが統括して対応するのか? 悪者になってもいい覚悟がある人は誰ですか? 国ですか道ですか?市町村ですか?NPOですか一般市民ですか? 餌付けやめても劇的な抑制など望めないかもしれないが、自分のまくエサが多くの鳥を殺す環境を作りうるとこれからも主張するつもり。

2011-02-11 22:40:18
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

宇部の放し飼いのハクチョウ類は399羽だそうだ。状況は違うが、このことが青海湖の大量死を連想させた。 野生鳥類の大量死まであと一歩のところまで来てしまった。繁殖地に今回のウィルスが蓄積されているならば、もういつ起きてもおかしくない。

2011-02-11 22:33:13
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

しかしその能力は社会的にコントロールされるべきだと考えるに至った。野生動物への餌付けは社会的に論議されるべきだ。野生生物を半所有したい欲は、自然を必要以上に攪乱しないようなベクトルを得るべきだと思った。

2011-02-11 22:29:12
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

人間は動物を見ると餌をやってしまう生き物だと思う。それは人間に備わっている重要な能力だと思う。イヌ、ニワトリ、さまざまな家畜家禽はそれらの能力によっていわばうまれた。

2011-02-11 22:26:57
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

地元の新聞社はていねいにしつこく説明することで、餌付け万歳記事は激減した。主要なえさ場では観光地では画期的な餌付け制限を始めた。餌付けに精神的な依存をして来た人たちはやはり面白くない。そのヒトたちに捕っては私は悪者なのだ。恫喝電話、職場に来て子供いるんだろなどという話をする…

2011-02-11 22:24:21
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

残念ながら宇部の常盤湖にはメールしてないと思う。どうして何の手も打たなかったのかと思うが、世間に逆らって意見を言える人がいなかったのではないだろうか・・・「水鳥に餌をやらないで」と言うだけなのに、実際にはかなりの勇気がいるのだ。

2011-02-11 22:21:11
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

このあたりから日本野鳥の会本部や餌付け万歳なマスコミ、野鳥の会各支部、観光餌付けの場所に多くのメールを出すことになる。自分の地元の十勝川温泉観光協会にもしつこく出した。やなヤツだと思われたろうなぁ。

2011-02-11 22:17:59
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

そして2004年、2005年の中国。500羽を越える高病原性鳥インフルエンザによる大量死を知って腹をくくることになる。中国青海湖では希少種インドガンを家禽化しており、それを野生復帰させているという話を知った。大量死したのはインドガン。自分の危惧が現実になっていた。

2011-02-11 22:15:21
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

はじめの試算では年間700キロと出た。あまりの多さに何か間違ったのだと思った。しかし、ひとり1回パン2枚でも100g、当時一日20人は最低でもやっているから一日2キロ。それが年間100日で200キロ。実際には毎日キロ単位の人が複数いたので、300〜500キロは確実だった。

2011-02-11 22:04:13
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

この池にどのくらいのエサが投入されているのか、知りたかった。自分の考えに土台をもたせたかったのだ。食パン一枚50グラムだが、一枚だけですむ人はまずいなかった。平日と土日でも人数数量がことなり、ひとりで2キロ以上投入する人やカビでパンの中まで青いヤツをやる人もいた。そして合計…

2011-02-11 22:00:02
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

なぜ葛藤したか。 今まで餌をやって来た人を悪者にするか、自分が悪者になるか、結局はそういう覚悟が必要だった。 方法として妥協点を高くすることもできるだろう。しかし、今までマスコミが餌付けの人を高く持ち上げすぎていたことは明白だと思った。この状況で発言してどうなるだろうか…

2011-02-11 21:55:07
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

餌付けについて調べるうち、餌付けによって生じる状況が、水鳥の大量死を招きやすい状況と重なることがわかった。なぜか日本でだけ大量死が少なかったが、これはいずれ発生するのではと考えた。 ここから自分の中で葛藤がはじまった。学芸員として社会的に餌付けを収める発言をすべきか。

2011-02-11 21:53:00
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

この池でカモに餌をやる人は、自分のエサが招いた事態で、カモのヒナがこの10年間で100羽近く失われていることを知らない。いや、教えても餌をやる者がいる。

2011-02-11 21:49:55
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

そのエサにヒナはすぐに付くが、カラスも寄ってくるのだ。こうしてヒナとカラスが出会いやすくなる。水上ならまだまし、自分の近くに来るのが面白くて、陸上にエサをまく人もはじめからいる。育雛期のカラスはカモのヒナを捕獲するようだ。

2011-02-11 21:48:23
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

ストーカーオスはやたらとメスに乗ろうとする。メスは逃げる、はじめはちょっととぶだけだが、だんだんとぶ距離が長くなり、そしてついに帰ってこなくなる。子供はまとめて孤児になってしまうのだ。そしてそれにエサをやる人がいる。

2011-02-11 21:45:31
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

まだ頭の青いオスが餌付けによって繁殖期も集ってしまうのだ。極端な時はメス1に対してオス20。そのオスの中にはまだ発情しているものがいるのだ。子供を連れていようがなんだろうが、メスを強烈に追っかけ回す。これをストーカーオスと名付けた。

2011-02-11 21:43:05
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

繁殖期、池のヒナガモたちをよく観察していると、だんだん少なくなって行く。それはわかるが・・・・母親がいなくなってしまうことがある。はじめは事故だろうと思っていたがそうではなかった。

2011-02-11 21:39:43
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

エサに来やすい種とそうで無い種がいた。しかも来やすい種はもともと多い種。これでは不公平ではないか。メンコをさらにメンコしているだけだ。メンコ=北海道弁? かわいがってるやつ。

2011-02-11 21:38:19
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

パンがネイティブな食べ物でないことだけはひんぱんに言われていたが、餌付けについて他のネガティブが語れていなかった。そこで、いろいろと調べ出すことになる。

2011-02-11 21:36:25
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

それに、自分はカモを調べることで、なんらかの自然環境の評価ができると考えていた。しかしこれでは、評価にならないではないか。

2011-02-11 21:34:49
のっぱら研究所 @noppara_ezorisu

なぜ餌をやるのだろうか? そのヒトたちの理由が見えなくなった。

2011-02-11 21:33:47