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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:33:11
    1)これは歌ではなく詩ですが、詞に近いですね。小一教科書の冒頭。作者は『となりのトトロ』の前奏曲「さんぽ」の作詞者でもあります。前に何度か触れた話で恐縮です。 pic.twitter.com/EsvfvzmAyY
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:34:32
    2)ことばには二種類あります。耳オンリーで身につく「話しことば」と、目が問われる(つまり「読む」必要がある)「書きことば」の二つです。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:36:00
    3)小学一年生は国語の授業が圧倒的に多い。そして国語の授業のテーマは、すでに身につけている「話しことば」を足掛かりにして「書きことば」に慣れてもらうことです。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:39:16
    4)まず歌を使う。これは歌ではないけれど、声に出すとわかるようにリズム感があります。幼稚園ですでにいろいろな歌を習っているわけです子どもたちは。体で覚えている。それを資本に、今度は音楽を伴わないで、文字を読み上げることで身につける。 pic.twitter.com/fZQMcZ6neU
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:40:42
    5)「書きことば」と「話しことば」の境目があいまいなエリアです。声に出して読んでみて、その音声を耳で聞いて、のどで感じて、この詩を理解する。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:42:30
    6)「です・ます」体です。「です・ます」なら小学校にあがるまえに子どもはマスターしています。体でね。「話しことば」です。しかしこれは文字だから「書きことば」でもあります。 pic.twitter.com/HIczn6eqtC
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:44:53
    7)5歳のよつば。小学校にあがる年齢に達していないけれど「です・ます」を使いこなしています。ちょっとおかしいけれど多めに見てあげましょう。 pic.twitter.com/pvY1KCS6kB
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:46:04
    8)これもそうですね。花火大会で迷子になって、SOSを叫んでいます。 pic.twitter.com/69euNKRwqT
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:47:49
    9)実際の五歳児もこんなものです。で、小学校にあがって教科書をもらって、このページを開けるわけです。そして声に出して読む。「なにが いますか。」「さるが います。」 pic.twitter.com/0fRKxDP4SK
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:48:40
    10)「話しことば」と「書きことば」が重なり合うボーダーゾーンというかエリアですね。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:51:08
    11)次。「です・ます」体から離れます。しかし声に出して読むとリズム感がある。幼稚園で歌った唱歌の延長にあります。それは体でみにつけたことば、すなわち「話しことば」であり、それがここでは「書きことば」の世界に片足を載せているわけです。 pic.twitter.com/Ld1pHRF3Wn
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:52:22
    12)で、よく見てください。右のページは歌のリズムですが、左はそうではない。もう唱歌から離陸しています。純然たる「書きことば」の世界です。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:56:00
    13)さらに後になると、「です・ます」を使ってはいますがもはや「書きことば」に軸足を置いた読み物が出てきます。会話していないでしょ先の「さるがいます。」と違って。 pic.twitter.com/Jvw47z06pk
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 05:59:06
    14)まとめると ①唱歌のリズム感、②「です・ます」での会話 の二つをそれぞれ使って「話しことば」から「書きことば」への移行を促しているのですこの教科書は。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 06:00:31
    15)13の文は、いわゆる昔話の口調ですのでまだ「話しことば」に片足を載せています。しかし軸足は「書きことば」にあります。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 06:05:53
    16)14を少し訂正します。①唱歌のリズム感(「です・ます」は使わない)、②質疑応答(「です・ます」)、③おとぎ話の口調(「です・ます」)の三つを使って、「話しことば」から「書きことば」への移行を促すのが小一国語のテーマとみます。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 06:07:28
    17)で、これが中一になって彼女にバトンがわたる。 pic.twitter.com/VYmngN4wvk
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 06:08:40
    18)この絵に描かれる子たちは新・中一生のはずなのに、小学生みたいでしょ?小学校の国語の授業を(あくまでイメージでですが)踏襲しているのです。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-19 06:09:27
    19)小一国語の後半についてはまた後で論じます。
  • 以下は一日置いてから書き綴られたぶんです。

  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-20 00:47:06
    1)小一国語の後半戦いきます。下巻です。 pic.twitter.com/58yk5Pgylz
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-20 00:48:53
    2)動物の観察です。理科の授業は小3からで、小1ではこういうのは国語でやっています。 pic.twitter.com/0faWRGyTQm
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  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-20 00:51:23
    3)ここでも「書きことば」と「話しことば」がボーダーゾーンにあります。男の子が何かしゃべっていますよね。これは実は「書きことば」です。しかしまんがの吹き出しを使って「話しことば」を擬態しているのです。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-20 00:55:12
    4)まんがが日本で一大ポップカルチャーになった理由のひとつは、ひょっとしたら「吹き出し」という手品にあるのかも。「書きことば」とも「話しことば」ともつかないボーダーなことばでまわる。そのあいまいさが現実世界の縛りからの一時の逸脱のチャンネルとして機能している…そんな気がします。
  • KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2017-03-20 00:58:42
    5)考えてみてください。迷子のよつばが叫んでいるこのコマにしても、ただの絵ですよね。動いているわけではなく、音だって聞こえない。ところが💭を使うと、この叫びは「書きことば」ではなく「話しことば」になってしまうのです。 pic.twitter.com/QdMtA8gwbD
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