『綾鷹 大花見』で「織田の末裔」織田信成氏と「明智の末裔」クリス・ペプラー氏が和解 鎌倉時代から続く「茶師」上林氏の『お茶の挿れ方』講座も

美味しいお茶をのみましょう
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物書きモトタキ @motoyaKITO

3月20日から3月22日までの3日間、東京ミッドナイトで開催される「綾鷹 大花見茶会」のお披露目イベントに参加してきた。 pic.twitter.com/Bu0yp6682f

2017-03-20 13:54:14
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秀吉が晩年に催した豪華絢爛な茶会『醍醐の花見』を見立てた桜に囲まれる茶会。 醍醐の花見では、秀吉は足繁く醍醐寺に下見し、七百本の桜を植樹。花見では大名たちの創意工夫が凝らされた八つの茶屋が設けられた大規模茶会だった。 当日は1300人が運営に携わったと言われている。

2017-03-21 10:51:48
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日本コカ・コーラ株式会社マーケティング本部緑茶グループ井上元作シニアマネージャーの挨拶。 綾鷹は2007年10月に発売され、10周年を迎える。創業450年の歴史を誇る京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」の協力のもと、より一層の進化を目指すと意気込む。 pic.twitter.com/GvLaEYuB5w

2017-03-20 14:37:41
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「上林春松本店」の代表・上林秀敏氏による挨拶。鎌倉から続く茶師であり、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康に愛顧されてきた経緯を説明。 秀吉からの書状も紹介。内容は「仕事が雑過ぎる。茶はうまい」との叱咤激励の旨が記されている。 pic.twitter.com/jkRdSeCRT0

2017-03-20 14:43:02
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今回の茶会のために、上林氏が二人のための茶を合組、つまりブレンドした。「存在感の強い、歴史を感じる味わい」を作り出したとのこと。 pic.twitter.com/IaFjEazlBa

2017-03-20 14:49:06
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今回の目玉は、織田信長の末裔であふ織田信成氏と明智光秀の末裔とされるクリス・ペプラー氏の400年の時を超えての和解である。 綾鷹の和の力で、二人の因縁は解きほぐれるのか。 pic.twitter.com/E1zuSrMAlL

2017-03-20 14:51:00
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本当に初対面だった織田信成氏とクリス・ペプラー氏。最初は目も合わせず、ピリピリとした空気が場に流れていた。 クリス・ペプラー氏は母方の祖母から「うちの家は明智光秀の末裔である」と教えられていたそうだ。 そのため、織田信成氏に対して、どんな顔をすべきかと迷っていたとのこと。

2017-03-20 14:54:46
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クリスペプラー氏が、明智光秀の本流だと判明したのはつい最近。「明治に入るまで明智の人間は自身がその一族であることを隠していた。自分は祖母に子孫であると聞かされてはいた。ラジオでそのことに触れたとき、問い合わせが多くきたので番組で調査した。すると本当にそうだった」と経緯を語った。

2017-03-21 10:55:37
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織田信成氏は、明智光秀の末裔に対する「明智光秀がいなければ、織田信長が天下を統一していたかもしれない。そしたら歴史は変わり、自分は王族だったかもと考えると複雑な気分になる」との想いを明かした。

2017-03-20 14:57:09
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上林氏の茶により二人の心は解れた。和やかな雰囲気で握手を交わす織田信成氏とクリス・ペプラー氏。 「これよりは友人として付き合っていきたい」と、モヤモヤは晴れたようだ。 pic.twitter.com/zzhTbH11Ae

2017-03-20 14:59:24
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織田信成氏から「裏切らないでくださいね」との毒のある冗談も飛び出たが、大団円。 「決着の時が来た」と強張っていたクリス・ペプラー氏も最後には笑顔になっていた。 pic.twitter.com/ua8ddHNAzU

2017-03-20 15:08:10
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「綾鷹」はボトルのかたちがリニューアル。湯呑みをイメージしたアシンメトリーの凹凸ある容器に仕上がった。 女性に人気ある「にごりほのか」は和紙をイメージしている。やわらかな雰囲気が可愛らしい。 pic.twitter.com/G4KhMOSdmH

2017-03-20 16:15:13
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綾鷹のこの容器に至るまで、数え切れないイメージ案から基本となるコンセプトが選び抜かれた。 このイメージ図は、それらの中のほんの一部である。全く違う容器になる可能性もあったようだ。 そして、イメージ案から、さらに20種類の容器が焼かれて、そのなかから選ばれた。 pic.twitter.com/HeglpVJYsO

2017-03-20 16:18:55
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こちらはCMに使われた湯呑みである。ボトル容器選考のさいに生まれた湯呑みのひとつだという。 pic.twitter.com/Z3exzw5TQE

2017-03-20 16:20:29
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上林氏のもてなしを受ける場を用意していただいた。 鎌倉時代から続く茶師。主人の趣向に合わせて、茶を仕立てるプロだ。茶師歴28年目の熟練の技を楽しめる機会に感謝。 pic.twitter.com/XGYYZXndh7

2017-03-20 16:28:08
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一番茶と二番茶。聞き覚えのある単語だが、その違いは何かと問われればピンと来ないひとも多いだろう。 右が一番茶で、左が二番茶。色合いからして濃さが違う。香りの立ち具合もほのかに違った。 pic.twitter.com/K19X8sKqFP

2017-03-20 16:33:30
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一番茶は四月から五月にかけて摘まれる茶葉を使っており、春の日差しで育てられた茶葉である。旨味を多く含む。 二番茶は、一番茶から四十五日後に積み取れる。初夏の日差しを受けて育ったそれは、濃い緑色をしており厚みがある。苦みや渋みが多くなりがちだ。

2017-03-20 16:35:43
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上林氏の合組実演もあった。茶葉は物によって手触りからして違う。実際に触れて確かめてみてほしいと茶葉が並べられた。 触れてみると、砂のようにサラサラの茶葉や握りしめればチクチクと刺さる茶葉まで様々だった。 pic.twitter.com/P81CWpP7gi

2017-03-20 16:56:52
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香りの確かめかたも伝授していただいた。ふぅっと息を吹きかけて、返ってくる香りがその茶葉の香りなのだ。 他にも水出しして色味を見るなど、茶の特性を知る技術に触れた。これらは拝見と呼ぶ。 これに使う道具は拝見盆や拝見茶碗のように拝見を冠しており、作業場は拝見場だ。 pic.twitter.com/22tofN0qHO

2017-03-20 17:10:04
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手で茶葉を扱うと、茶葉が細かく砕けてしまう。それを防ぐために、ミを使う。竹に和紙、それを柿渋で染めたものだ。 茶葉を救う時は茶匙。ひとすくい3グラムにであり、6グラムが適正だ。 pic.twitter.com/xIG2lZWjW6

2017-03-20 17:43:57
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ここからが本番の「お茶の淹れ方講座」だ。 お湯はしっかり沸騰させるがそのまま使わない。湯冷ましにいれて八十度ぐらいまで冷まして使う。 沸騰させることで水の純度を高める。しかし、そのままでは熱すぎる。 きっちり八十度でなくてもよい。もうもうと立つ湯気が落ち着けば、それでよい。 pic.twitter.com/qjO85n1ZvC

2017-03-20 17:52:33
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