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「ヘブル的視点」とその疑問

まとめました。
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「ヘブル的視点」とは、メシアニック・ジューと呼ばれる、既存の教派(しばしば「異邦人教会」と呼称される)に属さず、ユダヤ人としての文化的アイデンティティを強く保持したまま、プロテスタント的な信仰を持つに至ったユダヤ人キリスト教徒のある人々が用いる聖書解釈。
ユダヤ人、ユダヤ教徒が伝承してきたヘブライ語の語義解釈や言い回しの読解についての知識を参照し、「異邦人教会」がしていない聖書解釈をする事もある。

ユダヤ教史においては聖書を比喩的に解釈する例も多くみられるが、メシアニック・ジューの人々が解く「ヘブル的視点」は聖書を字義的に読む傾向が強い。

リンク Wikipedia メシアニック・ジュダイズム メシアニック・ジュダイズム(英: Messianic Judaism)とは、異邦人キリスト教会がもたないユダヤ人の民族としての特徴を保持したまま、ギリシャ語でイエス・キリストと呼ばれるヘブライ語のイエシュアを、救い主(メシア Mashiach)として認めるキリスト教信仰。ユダヤ人としてのアイデンティティーを保ちながら、イエシュア(イエス)をメシア(キリスト)として信じる人々のことをメシアニック・ジュー(Messianic Jew)と呼ぶ。ユダヤ人であるが、旧約聖書(ヘブライ語聖書)の成就であると信じて新約 9
リンク 聖書入門.com わかりやすい解説で、聖書の言葉を学ぶ メシアニックジューとはどういう人たちですか? こちらの動画では、メシアニックジューの信仰の内容、その起源、現在の人口規模という切り口から「どういう人たちなのか」を解説しています。日本ではなかなか耳慣れない「メシアニックジュー」という言葉について質問が来るとは、彼らが注目されてきている証かもしれません。 406
balien @balien_thlg

そういえば朝ヘブル的解釈のことが流れてきてたけど、周辺情報として。 フルクテンバウムとそのフォロワーが用いる「ヘブル的解釈」はフルクテンバウムの解釈法に限定されてしまう傾向にあるのは確かだけど、この用語自体はメシアニック・ジューイッシュ・ムーブメントから出てきたものみたい。

2017-03-27 19:10:39
リンク Wikipedia Arnold Fruchtenbaum Arnold Genekowitsch Fruchtenbaum (born September 26, 1943) is the founder and director of Ariel Ministries, an organization which prioritizes evangelization of Jews in the effort to bring them to the view that Jesus is the Jewish Messiah. He lectures and 14

アーノルド・フルクテンバウムはユダヤ教のラビの家系出身。

balien @balien_thlg

メシアニック・ジューイッシュ・ムーブメント(以下MJM)自体はディスペンセーション主義の運動ではないことは周知の通り。Mishkanとか読むと、Hebrew readingといった用語が頻繁に議論されている。

2017-03-27 19:12:02
balien @balien_thlg

このMJMのHebrew reading自体は、狭義には、(福音主義における古典的な)歴史的文法的読み方を、聖書のユダヤ性を強調した形のものと定義することができるかなと思う。

2017-03-27 19:15:11
balien @balien_thlg

少なくともフルクテンバウムも含めMJMの中心的な学者が用いているHebrew reading/interpretationはそういった意味合いである。 ただ、「聖書のユダヤ性を強調する」という性質については彼らのHebrew readingに特有なものでもない。

2017-03-27 19:17:03
balien @balien_thlg

やはり、MJMのHebrew readingの特徴は、福音主義の古典的な読み方(歴史的文法的解釈)の「中で」聖書のユダヤ性を強調したことにあるのかな、と。 その中で、フルクテンバウムのHebrew readingはさらにD主義という解釈体系をも取り入れているわけだ。

2017-03-27 19:20:03
balien @balien_thlg

トーランスやマクナイトのように聖書のユダヤ性(あるいは、イエスのメッセージの本来的ユダヤ性)を強調していく流れも聖書学においてある中で、ヘブル的読み方それ自体は決して無視されてはいけないものだと思うけど。

2017-03-27 19:22:34
balien @balien_thlg

やはり問題は、ヘブル的読み方の意味合いが極端に狭められたた上で、他の読み方を「敵視」するためのツールに成り下がってしまった時に起きてしまうのかなと。 もうこれはどんな神学的トピックを論じる上でも適用できてしまうのではないかと思っているのだけど。

2017-03-27 19:24:53
新CMTC @MontyGlycon1

ヘブル的視点とやら、発想は間違っていない。聖書を読みとく上での「正しい注釈」をユダヤ教徒の伝承に求める。他にやるとするなら、教父とかの著述をたどるしかない。ヘブル的視点の問題点は、イエスを偽メシアとする宗教のものである以上「使える所を摘まむ」という形にならざるを得ない所。

2016-10-10 02:20:36
新CMTC @MontyGlycon1

聖書批評学やユダヤ人に伝わるヘブル的解釈(のキリスト教に抵触しない部分)を採用して信仰に反映するのって「伝承の鎖」の外部供給って感じがするな。

2016-12-16 11:53:56
イスラーム的箴言 @apislamjp

"الإسناد من الدين، ولولا الإسناد لقال من شاء ما شاء." عبدالله بن مبارك 「伝承の鎖は宗教の一部である。もし伝承の鎖がなかったら、好きな者が好きなことを語ったであろう。」 イブン・ムバーラク #イスラーム

2016-11-22 22:15:49
むらとり @muratori_d

「ヘブル的視点」とはフルクテンバウム氏の教えを受けた人たちが使っている言葉なので、固有名詞だと考えられる。そのまま使うと一般名詞っぽいので、「ヘブル的視点メソッド」と呼ぶことにしよう。

2016-11-02 10:32:01
むらとり @muratori_d

ヘブル的視点メソッドは歴史的文脈を重視した聖書解釈であると自らを定義している。ところで歴史的文脈は批評学の領域であり、福音派の歴史において歴史的文脈の受容は葛藤があったらしい。聖書無誤説と批評学のあいだに緊張関係があったからだ。

2016-11-02 13:31:45
むらとり @muratori_d

歴史的文脈を取り入れるということは、変わりゆく学問的成果を聖書解釈に取り入れることを意味する。1世紀のユダヤ人社会に関する知識は時代とともに変わる。19世紀に知られていたことと、今日知られていることは違う。当然のことだね。

2016-11-02 13:36:10
むらとり @muratori_d

歴史的文脈を取り入れる聖書解釈は、福音派ですでに広く受け入れられている方法だ。特別なことではない。

2016-11-02 13:38:15
むらとり @muratori_d

ではヘブル的視点メソッドの特殊な点は何か。それは歴史的文脈を取り入れると言いつつ、メソッドの内実は字義的解釈の傾向が強いという点だと思う。歴史的文脈に沿って理解することと字義的に読むことは本来は緊張関係にあるのだが、ヘブル的視点メソッドには葛藤の形跡がない。そんな気がする。

2016-11-02 13:41:08
むらとり @muratori_d

緊張関係の具体例をひとつ。1世紀ユダヤ人社会、特に使徒たちは旧約聖書をどう読んだか。使徒たちは新約聖書記事を書く過程で、「自由に」聖書を引用した。旧約聖書の書かれた歴史的文脈から切り離して、自分たちの目撃したキリストの復活という体験に合わせて旧約聖書を読んだ。

2016-11-02 13:44:16
むらとり @muratori_d

だから1世紀キリスト教の歴史的文脈は言う。使徒たちは聖書を字義的通りに読んだりはしなかった、と。では今日の我々が字義通りに読むべきであるという要請はどこから来るのか。歴史的文脈の外である。

2016-11-02 13:46:04
むらとり @muratori_d

とはいえ、ヘブル的視点メソッドを外から見ると、歴史的文脈の受け入れも字義的解釈もそれほど特別なものではない。それらに固有名詞をつけるほど独自の方法ではない。

2016-11-02 13:48:08
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