黄昏町創作話〜恵人編〜

【4/26 完結しました。】 黄昏町の怪物という診断ゲームを原作に、オリジナルキャラである「尾白木 恵人」が脱出もしくは怪物になるまで診断・申し訳程度に雑な小説もどきをやっていきます。 性質上、残酷な描写多数でR-18Gに匹敵するレベルのグロテスクな描写もあります。閲覧する際は十分にご注意下さい。
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藤木 @fujiki_7920

今日から恵人で黄昏町やろうと思う 診断に応じてちょこっと小説練習もやろう

2017-03-28 12:45:35
藤木 @fujiki_7920

[ハンドアウト]時刻を告げるチャイムが階段に響き、君は意識を浮上させる。階下を巨大な何かが通り過ぎる。《開始地点[学校]shindanmaker.com/541542#黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

2017-03-28 12:45:55
藤木 @fujiki_7920

[学校]乱暴に教室へ君を投げ入れた後、巨大な顔がゆったりと入ってきた。《力6以上で竜に勝利【異形『竜尾(力+5)』を入手し[町/説明文参照]へ移動(診断は翌日から)】、力5以下は死亡【魂-2】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541542 いきなりか

2017-03-28 12:46:22
藤木 @fujiki_7920

【尾白木 恵人】現在魂8、異形なし 次回ハンドアウトから

2017-03-28 12:49:19
藤木 @fujiki_7920

キーンコーンカーンコーン… 物寂しいチャイムの音が聞こえ、俺は目を覚ました。オレンジ色の夕焼けが窓から見える。綺麗なはずなのに、どこか不安を煽るような…夕焼け? そうだ、早く帰らないと。もう一度外に目をやると、巨大な何かがすぐ下の階からゆっくりと顔を出すのが見えた。あれは何だ?

2017-03-28 12:55:10
藤木 @fujiki_7920

その存在は、空想だと思っていた。有り得ないものだ。だってそんな、アニメや漫画じゃないんだから。 ”それ”は確かに俺を見て笑ったんだ。 俺はすかさず教室から飛び出したが、”それ”の長い尾に打たれて教室に弾き戻された。ガラガラガッシャンと、机や椅子が宙を舞う。

2017-03-28 13:00:10
藤木 @fujiki_7920

壁で背中を強打し、まともに呼吸すら出来ない。何度も咳き込んでいる内に、咳に血が混じっていることに気付いた。 これは、この状況は一体何なんだ?どうしてこんな目に合っているんだ?ぐるぐると答えのない疑問が浮かぶ。とにかく今は何処かへ逃げ… 「グルルルル…」 竜が、来た。

2017-03-28 18:14:31
藤木 @fujiki_7920

鋭くて巨大な牙をカチカチと鳴らし、ギラつく瞳孔が縦に裂けた目が嘲笑うように俺を見据える。時折漏れる息は、熱風が吹き上げているようだ。 長い胴としなる尾は、ただでさえ巨大な図体を更に威圧的に見せる。 手を伸ばせば鼻先に触れられるのではないかと思うくらい、すぐそこに"死"がある。

2017-03-28 18:21:22
藤木 @fujiki_7920

もう逃げようとは思わなかった。思えなかった。 さっきの一撃で足がおかしな方向に曲がってしまっているのもあるが、ここまで圧倒的な強者を前にすると、足掻くのが馬鹿らしく思える。 「あの…出来ればその、痛くしないで欲しいなーって…あはは…」 我ながら、センスのない最期の台詞だと思った。

2017-03-28 18:32:09
藤木 @fujiki_7920

―――あと、8個 暗闇の中、天地も左右も感覚も何処かに置き去りにしたような何処かで、ぼんやりとそれを聞いていた。

2017-03-28 18:42:13
藤木 @fujiki_7920

続きは明日の診断を見てからなー いきなり右も左もわからぬまま幻想生物に捕食された恵人。完全に息絶えたと思ったが…? 次回、黄昏町創作話第2話「夕日の沈まぬ場所で」 #突然の嘘予告

2017-03-28 18:51:52
藤木 @fujiki_7920

[ハンドアウト]気が付くと君は、水溜りの真ん中にいる。小さな子供の濡れた足跡が、水際から三歩進んだところで消えている。《開始地点[町]shindanmaker.com/541547#黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

2017-03-29 12:29:31
藤木 @fujiki_7920

[町]眠っている君の頬を、柔らかな手が撫でている。目を開きたいのに、心地良さに抗えず、君は再び眠りに落ちる。《所持異形3つ以下なら【魂+3】、異形4つ以上なら【魂+2】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541547 うわーお

2017-03-29 12:30:13
藤木 @fujiki_7920

【尾白木 恵人】現在魂11、異形なし 次回:町

2017-03-29 12:30:58
藤木 @fujiki_7920

靴に水が染み込む感触がする。ああ、でっかい水溜まりにハマったのか。さっきまで一緒に遊んでたあの子は…あの子?遊んでた?誰と? そもそもここはどこだ?見た所どこかの町の小さい公園って感じだけど。 さっきまで学校に…そうだ、学校で竜に襲われて、俺、死んだじゃないか!!何で生きてる!?

2017-03-29 12:43:12
藤木 @fujiki_7920

あの時確かに俺は竜に喰われた。弾き飛ばされた時の痛みも、腹に牙が突き刺さる感覚も、鮮明に覚えている。忘れられる訳が無い。 でも俺は、ここにいる。何故?ここが天国なのか?そうだとしたら、何故あの時見た夕焼けがここに在るんだ?あの遠くに見える学校、その校舎にまとわりつく影は…?

2017-03-29 12:48:42
藤木 @fujiki_7920

…訳がわからないことについて悩んでも仕方ない。調べに行くなんてまっぴらごめんだ。とりあえず靴を乾かしたら帰る。丁度そこにおあつらえ向きなベンチもあるし。 靴を適当に立てかけ、ベンチに腰掛ける。何もしてないのに疲れがどっと出てきて、物凄く眠くなってきた。寝てしまおうか。

2017-03-29 12:57:31
藤木 @fujiki_7920

ふと、意識が浮上する。誰かが頬を撫でているようだ。柔らかくて、すべすべした手。温かい… 今何時だろう。考えるのも面倒だ。この手は誰なのか気になるが、心地良くて目を開ける気すら起きない。 後少しでいいから、このまま眠っていたい。こんなに優しい手つきで撫でられるなんて、初めてだから。

2017-03-29 18:25:55
藤木 @fujiki_7920

―――あと、11個。 微睡み沈み行く意識の端で、誰かがそう呟いた。

2017-03-29 18:27:31
藤木 @fujiki_7920

[町]「情報屋」と名乗るスーツ姿の猪が現れた。「アンタの情報買わせてくれ。学校や病院の情報だと、尚いい。」《君が話すなら情報料は食事【魂+2】、学校病院に行ったことがあるなら【魂+3】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541547 マジか

2017-03-30 12:27:40
藤木 @fujiki_7920

【尾白木 恵人】現在魂14、異形なし 次回:町 3日目なのに異形なしで魂ばかり増えてく

2017-03-30 12:29:04
藤木 @fujiki_7920

気持ちのいい朝だーと思ったらまだ夕日は沈んでいなかった。すっかり爆睡してしまった、と思ったがそうでもないらしい。丸一日寝ていた、という可能性もあるが…。 …ちょっと考えたら物凄く恥ずかしい状況だったのではないだろうか。公園のベンチを占領して寝た上、ナデナデされて寝なおすとか。

2017-03-30 12:48:08
藤木 @fujiki_7920

靴は完全に乾いていた。よく考えたらスニーカーなのに1時間やそこらで乾くわけがないが…やはり丸一日寝ていたのだろうか。 とりあえず時間を確認しようとスマホを探すが、鞄ごとどこかに忘れてきたらしい。現在地を調べて帰る方法も使えなくなってしまった。 ここがどこかも分からないのに。

2017-03-30 12:53:26
藤木 @fujiki_7920

まあ、わからないなら本能に従って進めば帰れるはずだ。迷子になったら大抵これで家に帰れたし。 とりあえず学校とは反対方向に歩を進める。 …静かだ。夕方、しかも住宅地にしては静か過ぎる。 何だか、糸が張り詰めたようなピリピリする感じ。何かに怯えて息を殺しているような気配がする。

2017-03-30 18:05:42
藤木 @fujiki_7920

かつん、と、足音が一つ。後ろに誰かが居る。 張り詰めた空気が、ぶわっと冷や汗に変わる。 そりゃ、町なんだから人くらい居るだろう。しかし、この静けさの中、誰もいなかったこの場に人が現れるのは何だか不自然に感じた。 「オーオー、ビビってんなぁ。」 どこか気の抜けるような男性の声。

2017-03-30 18:19:43
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コメント

藤木💤 @fujiki_7920 2017年3月29日
まとめを更新しました。
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藤木💤 @fujiki_7920 2017年3月30日
まとめを更新しました。 もしかしたら改訂版作るかも
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藤木💤 @fujiki_7920 2017年4月13日
まとめを更新しました。 超ゴアです。R-18Gレベルです。閲覧される場合、注意してください。吐き気を催すレベルを想定しています。
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藤木💤 @fujiki_7920 2017年4月26日
まとめを更新しました。 これにて完結です。 永らくお付き合い頂き、ありがとうございました。
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