1)誰かに共感されたくてこの仕事を始めたのか?と聞かれてNOと思った。自分がバングラデシュと日本を行き来して「おかしいよね?」と思った疑問点から始まっていて、この仕事は。日本が日本の環境を汚すのをやめましょうっていう時代背景と、安くものづくりするには海外だ!っていう二つの時代
2017-03-31 18:01:412)背景があって。この2つの流れは多分別の時代の流れから来ている。だから、安くものづくりをすることと、環境を汚すのをやめる、ということが一緒にならなかった。そうなった時に、安くものづくりをする、ことだけが先行してきてしまったので、海外でものづくりをするのに環境を汚すことは
2017-03-31 18:04:133)配慮されなかった。そもそも、消費者はそんなこと考えないし、選択しが環境を壊しているものしかないのなら、それを選ぶしかない。NO OPTIONなのだ。でも、本当にそれでいいの??企業も環境を汚しながらつくったものが、本当に自分の会社にとってサスティナブルかどうか
2017-03-31 18:06:004)環境を汚していた結果、自分たちのサプライチェーンに問題が起こるのではないか。また、別の国で事業をすればいいや、って考えるかもしれないけど、そもそも地球の土地も水も限られている。70億人の人口が突破するこの社会の中で、企業の利益だけをおった企業がやってきたら
2017-03-31 18:07:105)他の途上国だってNOだろう、それは。(もちろん、途上国の人たちでマネーファーストの人たちもいるから、利益が合致して、環境汚染をしながら企業経営をするってことがほとんどなんだけど)。なぜ、みんな長い目で考えないのだ。なぜ、マネーファーストなのだ。
2017-03-31 18:08:306)水がなかったら生きていけない、環境が悪くなったら健康被害が起きる。お金を作れた人だけが、環境が整った国に逃げ、のうのうと生きることができるなんておかしいやろ。結局、自分の生きている時間の尺だけでしか考えないのなら、それでもいいかもしれない
2017-03-31 18:09:417)わたしの人生にそれを落とし込んでみた時に、そんな人生面白くないと思う。自分のことしか考えないでビジネスをしたって面白くないし、逃げたところで面白くない。わたしが面白いと思うのは、世界がベターになっていくことが自分の人生の中でみられればそれが面白いと思うから。
2017-03-31 18:11:058)じゃあどうするのか?自分には何の能力もない、ってことにもう十分向き合った。だから、一人で変えられないってことはじゅーぶんすぎるほど認識していて、ただ、たんたんと自分がやれる目の前のことをやるだけだ、と思う。今やっていることは、それを伝えて、事業にして、ちゃんとベターワールドに
2017-03-31 18:12:319)なるものづくりをして、それを売って、お金に変えて、そのお金を社会やバングラデシュに還元して、そして利益をためて、直接環境にアプローチできるところまで持っていくこと。でも、その過程には自分の能力以上のものが必要になってくる。だから、わたしは共感してもらえるように
2017-03-31 18:13:4710)仕事をする。「共感」っていうのは目的じゃなくて「手段」なのだと思う。目的は「バングラデシュの環境汚染をなくす」ってこと。そのためにたくさんの人に共感してもらうってことが大事。その中で、能力がある方がいろんな協力をしてくれる。もしくは興味を持ってくれるだけでも構わない。
2017-03-31 18:14:5811)興味を持ってくれた人がその人の生活の範囲の中で、「ベターワールド」になるように何かを変えてくれれば、それで十分だと思う。最近、嬉しかったのは、やっぱりバングラデシュで革の仕事をしている友人が(靴をつくっている企業)いて、その人が「けいちゃんの話聞いて、自分もハザリバークに
2017-03-31 18:16:2612)行くようになったよ」と言ってくれたことだ。彼は靴のレザーを仕入れるのに、鞣し工場(レザーを作る工場)までは今までいかなかったらしい。だけれど、わたしの話を聞いて、自分の目でみて確かめるようにした、ということだ。現状を知らなければ何も変えられない。
2017-03-31 18:17:3913)一人で変えて行くには限界があるけれど、共感っていう手段があって、それを広げて行くっていうことが、どこかで花開いて、具体化して、小さなアクションで大きな変化を生み出すことができるんだと思う。
2017-03-31 18:18:4814)共感と社会変革と自分のやっていることについて頭の中を整理しました。以上でーす。 #ソーシャルビジネスマーケティング #ソーシャルビジネス #エシカル #ファッション
2017-03-31 18:20:40