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気象庁の火山監視業務には課題が山積み

早川由紀夫(2017)、科学、87(3)、287-293。
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早川由紀夫 @HayakawaYukio 2017-04-01 06:42:22
岩波科学87巻3月号に寄稿した「気象庁の火山監視業務には課題が山積み」を全文公開します。これは、岩波書店から購入したpdfファイルを、岩波書店との約束通り雑誌発行から1ヵ月の猶予期間を置いて本日公開するものです。 hayakawayukio.jp/publication/pa…
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2017-04-01 06:43:31
【要旨】気象庁は気象業務法の定めに従って気象警報を発表する。たとえば台風が接近すると大雨警報や暴風警報を発表して住民に警戒を呼びかける。気象業務法は気象庁に地震警報を課していないが,噴火警報は課している。2007 年 12 月の法改正でそうなった。しかし
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2017-04-01 06:44:05
2014 年 9 月 27 日に御嶽山が噴火する前に,気象庁は噴火警報どころか噴火予報すら出せなかった。そして登山者 63 人が死亡・行方不明となった。気象庁はこの失態の責任を取る必要がある。あるいは噴火警報を課した気象業務法が不適切である。もとに戻さなければならない。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2017-04-01 06:45:16
(本文から)気象庁の噴火予知は,的中率 17%,感度 23%である。2 割しか当たらない。当てたのは被害を出さない小さな噴火だけで,甚大な被害をもたらした噴火を当てたことはこれまで一度もない。気象庁は,現段階において,一般の利用に適合する 噴火予知ができる能力を有していない。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2017-04-01 06:47:49
火山観測だけでは噴火予知はできない。観測データに異常が現れても,噴火に至るか,そして噴火した場合どんな噴火になるかは,わからない。確率でしか言えない。異常が現れても噴火に至らない場合がはるかに多い。観測だけに頼るいまの方法では限界がある。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2017-04-01 06:48:07
いまの気象庁には地質専門家がひとりもいない。堆積物を用いて過去の大噴火を調べ,目の前で進行中の噴火を観察して解釈した経験のある専門家がいない。地震や地殻変動を観測できる専門家だけでなく,始まった噴火を観察して解釈できる専門家を新たに採用する必要がある。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2017-04-01 07:06:55
Pdfファイル購入に際しては、みなさまから私宛にいただいた奨学寄付金を使用しました。ありがとうございます。
田村淳彦 @AtsuTam 2017-04-01 13:40:01
どこに問題点があり、 どう改善すればいいか、 我々素人にもわかりやすく 具体的に提言されている。 twitter.com/hayakawayukio/…
TSawagaki @Kakiblog 2017-04-01 15:08:26
数々の指摘は,雪氷災害でも他山の石とすべきだろうと思いながら読みました. twitter.com/hayakawayukio/…

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