2017年4月1日

人文学は役に立つのか?という問いに「正面から」答えることはそもそも可能か

あつめました
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内田樹 @levinassien

ブログに「役に立つ学問」というエッセイを上げておきました。実学とは何かということを論じております。いつもの話です。ただ、「役に立つ学問」というような話柄そのものに対する怒りがだんだん嵩じてますけど。blog.tatsuru.com

2017-03-30 13:16:00
KOIKE Ryûta 小池隆太 @PeaceMark51k

役に立つ学問 (内田樹の研究室) blog.tatsuru.com/2017/03/30_130… 「何を学ぶかは自分で判断して、判断の正否についての全責任は自分で取るしかない。「役に立つ」ということには原理的に一般性がないからである」

2017-03-30 14:45:19
Kohei Kawaguchi-Sunada @mixingale

「人文学は何の役に立つのか」って言われて憤慨する人たちって「人文学は分かりやすい意味では役に立たない」かつ・あるいは「分かりやすい意味で役に立つってことを定量的に立証したりするとより一層分かりやすい意味で役に立つことを求められる」って信念を持ってそうなんだけどどっちも同意しない。

2016-05-02 17:35:43
Kohei Kawaguchi-Sunada @mixingale

まず「人文学は分かりやすい意味でも役に立つ」と思う。例えば確実に教育面で学生の論説能力を高めたり映画小説その他をよりおいしく商品するための視座を与えて人生を豊かにしてくれたりする。そしてこういうことは各学年のエッセイを匿名化して採点したり卒業生の追跡調査すれば証拠として出せる。

2016-05-02 17:37:58
Kohei Kawaguchi-Sunada @mixingale

人文学・社会科学と「社会の役に立つ」の関係に関しては、アカデミック、ポリシー、(調査)ジャーナリズム、実務、批評等の役割を分けることから始めないと議論が交錯してしまうように思う。その上でそれぞれの層の厚みを増やしていけるか、そのために大学がどのような役割を担えるかが課題。

2016-05-06 21:55:18
kazy @gakeau

「人文学は役に立つか問題へのダメな応答」の例がことごとく内田樹というところがイイ(もちろんその後の部分もいい):人文学は何の役に立つのか? - 道徳的動物日記 davitrice.hatenadiary.jp/entry/2017/03/…

2017-03-31 12:43:12
kazy @gakeau

これ、ただひとつだけ「そもそも役に立つとはなにか」を考えるのが人文学の重要な役割なので、そこは伝えたいところではある、んだけどね…

2017-03-31 22:00:02
Toshi @kugiiiiiii

人文学は何の役に立つのか? - 道徳的動物日記 davitrice.hatenadiary.jp/entry/2017/03/… 結果的に役に立った学問が全て「役に立つだろう」と思って研究されてきたかどうかには疑問があるし、今後も「役に立つかどうかはよく分からない」分野を研究する人は必要だと個人的には思う。

2017-03-31 14:00:54
八索 @pa_so

「『人文学は何の役に立つのか』という問い自体が全く価値中立的な問いではなく、それに正面から答えることは功利主義のような特定の思想的立場に無意識のうちにコミットメントする危険性を孕んでいる」ということを理解するのに人文学は役に立つと答えればよろしいのでしょうか

2017-03-31 18:59:33
ロージナ茶会 / 峰盛山 旭霜 @RodinaTP

役に立つとか立たないとかという価値判断がすでに人文学によって定義されているのだから、人文学が亡くなったら、役に立つも立たないもないように思うのだけれど。価値判断がなくなれば、例えば絵画は完璧に写実的かどうかのみで測られ、記録は正確性のみが問題とされるだろう。(続

2017-03-31 22:34:07
ロージナ茶会 / 峰盛山 旭霜 @RodinaTP

もしかすると主観的な好悪は残るかもしれない。しかしそれは個人的な評価基準に過ぎず、他人と好悪の評価を交換して共有するようなことは争いの種でしかなくなるだろう。客観的な正確性と主観的な好悪を乗り越えて、社会的な意義についての合意を形成すればもはやそれが人文学なんじゃないだろうか。

2017-03-31 22:36:53
ロージナ茶会 / 峰盛山 旭霜 @RodinaTP

以前にも書いたことだけれど、この世界において代えがたい貴重な品々、代えがたい貴重な経験に、多くの人が信じられないほど多額の費用を費やしているわけだけれど、「代えがたい貴重な」を生み出しているもの、すなわち価値を生み出しているものは、人文学に他ならない。人文学無くして価値はない。

2017-03-31 22:48:37
Satoru YOSHIMATSU @strysmt

最近言われる「役に立つ」には「社会に、経済に直接(役に立つ)」が省略されているように思えるけれど、その次元で言えば、程度問題として人文学は(と、ひょっとしたら理系の基礎研究も)いわゆる「実学」に比べて相対的に「役にたたなく」なってしまうのは当然で、そうするとどう「役に立つ」のかを

2017-04-01 20:11:49
Satoru YOSHIMATSU @strysmt

示さなくてはいけなくなる。そういう意味で、「社会を良くする」もまた、一つの指標ではあるけれど、それが全てではないと思う。文学が社会を道徳的に良くする、というのは一つの側面ではあるけれど、文学において道徳的価値と美的価値は分けて考えるべきだろうし、なんでもかんでも「直接役に立つ」

2017-04-01 20:14:43
Satoru YOSHIMATSU @strysmt

ばかり気にしていると、理論として寿命の長くないものしか提示できなくなるように思える。もちろん自分がやっていることが何かしらの役に立ちうるということを示す必要はあると思うけれど、この論法だと純粋に理論的なものが語れなくなってしまうという懸念が出てくる。

2017-04-01 20:20:40
PsycheRadio @marxindo

「自分に理解できないものには価値がない」とみんなが思っている時代に人文学の地位が低下するのは仕方ないラジね。

2016-06-24 05:22:31
雁琳(がんりん) @ganrim_

人文学というのは、過程を追えば理解への門戸が誰にでも開かれているという意味において民主的でなければならないけれども、今の自分が理解できないものに対してどれほど好意的にかつ誠実になって読解し、意味や価値を読み取り得るかという態度の問題に至って極めて非民主的なのだと思うわけです。

2016-06-24 03:06:15
𝚁𝚊𝚐𝚐𝚎𝚍 𝙾‌𝙳‌𝙶 @odg1967

デモクラシーの社会においては、誰にでもわかる「役に立つ」を強調することが、その学問に繁栄と大きな影響力をもたらすことを教えてくれるのも、ひょっとしたらある種の学問なのかもしれない。そういう知は、ある種の組織防衛にとって、とても有益だろうと思う。

2017-03-31 19:05:10
𝚁𝚊𝚐𝚐𝚎𝚍 𝙾‌𝙳‌𝙶 @odg1967

文学はひとに道徳的な経験を与えることもあれば、反道徳的なそれを与えることもあるんじゃないのかな。哲学は価値の問題の重要性を教えてくれることもあれば、価値の問題に拘泥することの危うさを教えてくれることもあるんじゃなかろうか。ものごとの一面だけを強調することはかっこいいことなのかな。

2017-03-31 18:54:19
PsycheRadio @marxindo

学問や表現は役にもたつけど時には人も殺すからこそ自由でなければいけないラジ。

2017-03-31 19:07:55
のてぃー @Mrkmien_tea

そして、文学は「暴力や差別に対抗」することもあるだろうが、「暴力や差別」を生産することだってある。他の人文学だって同様だろう。歴史を今日的な「役に立つ」視点から一面的に眺めないとこういう都合のいいことは言えないはずだが、そういうのは人文学的に褒められた態度ではないのではなかろうか

2017-03-31 22:14:50
のてぃー @Mrkmien_tea

と、そこらの学生でも批判できるような雑な内容なのだが、これが割と受けているのは、どうせ内田樹を叩いているからでしょ。とりあえず内田樹を叩いとけばいいっていうイージーな風潮、いい加減反省した方がいいと思うよ

2017-03-31 22:20:26
朝野ぽん太郎💉💉 @water_beetle

「文学は役に立つのか」という主題の文章の結論が「役に立つ」や「役に立たない」になると思ったら大間違いなんですよ。あと、この議論を始めるに当たって「文学」の定義も要らないんですよ。人文学的テクストが読めないというのは、つまりはそういうのを理解できないということです。

2016-09-04 17:27:51
黒い靴 @kvasskvass

「人文学は役に立つ」の例に読書体験とかテツガク的議論を持ちだすのはどうなんでしょう

2017-04-01 21:16:14
saebou @Cristoforou

「役に立つ」以前に「人文学」の意味が人によって違う。

2017-03-31 18:21:01
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コメント

ヒジャチョンダラ @citabow 2017年4月1日
内田樹先生の学問や文章で、ご自身が気持ちよくなったり読者が気持ちよくなったりすることがあるのならば、役に立ったと言えてそれで良いのではないですかね。もちろん気持ち悪くなる人もいるでしょうけど。
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ハドロン @hadoron1203 2017年4月1日
実に低俗な議論だ。役に立たないことを反証できなくて、詭弁を弄して開き直ってるだけじゃないか。お偉い先生はこんな駄文を長々と書いても自分の地位は安泰だろうけど、これから社会に出ようとしている学生達はそんな訳にはいかない。自分の才覚とセンスで何らかの付加価値を創り出し、稼いで行かなきゃならんのよ。クライアントに対して「自分の書いた文章は何の役にも立ちませんけど」なんて言うバカがどこに居るってんだ。
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nekosencho @Neko_Sencho 2017年4月1日
ところで「人文学」の話のはずが「文学」も混じってるのはわざと?
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ゆり @mesikuwanuinu 2017年4月2日
クライアント相手にどうこうっつーのは「役に立つ」のごく一部でしかない、という当たり前のことも分かっていないバカからも批判されなきゃならんのが人文学の辛いところだな。まあこれは自然科学にも言えることだけど。バカの壁問題。
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ゆり @mesikuwanuinu 2017年4月2日
別に文学が混ざっててもいいんじゃないの?→「人文学分野の研究動向」 https://www.jsps.go.jp/j-center/data/08_seika/gep_200709.pdf 「人文学は哲学,文学,言語学,史学,人文地理学,文化人類学の6分科から成り~」
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他人 @Messiah_Justo 2017年4月2日
こんなロクでもない世の中の役に立たなきゃその存在さえ許されないって一体(-_-;)
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20503(はたいそさん) @sysner 2017年4月2日
研究者を再生産するだけの学問
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iga9984 @iga9984 2017年4月2日
「社会の役にたつか否か」は公費投入と関係してくるからこそ問題になる。役に立とうが立つまいが好きにやってくれ、ただし趣味として。公費投入なんぞ御免だね、てのが今の状況かと。
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AKIYAMA@広島防災情報チャンネル @plantarum 2017年4月2日
科研費的には教育学と心理学は、人文科学ではなく社会科学なのか。ふーん。 https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/02_koubo/saimoku.html
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barubaru @barubaru14 2017年4月2日
別に役に立たなくてもいいんですよ。自分で資金調達して好きにやる分には。私たちの税金を使おうというなら何故私たちはそれに金を出さないといけないのか説明してほしいというだけです。
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barubaru @barubaru14 2017年4月2日
ま、スポンサーを馬鹿にするのも結構ですがだったら馬鹿に頼らずやってくださいね、と。学問には国境はないでしょ?
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🦐巌根炸太郎は旧きムラ社会「人文学」を滅ぼしたい 祝・マカロフ炎上🍤 @Iwane_Saku 2017年4月2日
毒にも薬にもならぬというならまだしも、見当はずれな理屈で政権の足を引っ張って国政を滞らせたり、よからぬ海外勢力と結託してジャパンディスカウントに精を出したりと有害な部分が目立つのは大いに問題だと思いますね。しかもあろうことか公金で禄を食むなどと。
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Toku @to970 2017年4月2日
東大で独文学を学び陸士や法政でドイツ語を教えていた内田百閒の言葉。「役に立たない事を教えるのが大学教育の一番の真諦じゃないか。社会に出て役に立たぬ事を学校で講義するところに教育の意味がある。」
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ゲーム用 @TaroYakiniku 2017年4月2日
基本的には道徳的動物日記の記事の態度に賛成する。というか、この記事を批判してる人々のほとんどが、人文の積極的な価値について言及してないことは素直にヤバいと思いました。
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ハドロン @hadoron1203 2017年4月2日
例えば基礎科学は数学というツールで世界の仕組みを解き明かす学問だが、それ自体は実用的なものではなく理論を応用して「役に立つ」モノを創り出すのは工学系の人間の仕事だ。それと同様に人文学は、言語をツールとして人や社会がどう動いているかを解き明かすものだろう。
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ハドロン @hadoron1203 2017年4月2日
言葉で人の心を動かす仕事は、お笑い芸人や営業マンだってやってることだ。法律を作るにしても、政治家や官僚は世論をまとめるために言葉を尽くし、利害調整して法の適用範囲を厳格に定める。こうした営みを俯瞰的に捉え、国や文化を超えて普遍的な価値を見出したり、思想哲学的な基準となる考えを示すのが、人文学者の仕事じゃないのか?
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深井龍一郎 @rfukai 2017年4月2日
人文科学や社会科学は、自然科学のように理学と工学の区別がついていないおかげで起きている弊害が最近見過ごせないほど増えてきたと個人的には思うので(とくに経済学はひどい)、関わっている学者先生には是非ともその辺りの整備をきちんとやっていただきたいと思う。
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こざくらちひろ @C_Kozakura 2017年4月2日
学問とは「分類し、タグ付けするまで」のものであって、それが世の中の何の役に立つのかを考えるのは、学者ではなく我々の仕事だろう。
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四季(雀)🐣 @saico1001 2017年4月2日
「どのように役に立つのですか?」に対して,学問的な価値を言えばいいのに「役に立たないのがなぜ悪いんだ」とか言ってるからでしょ。”役に立つ”と”金になる”を混同してる気がする。
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barubaru @barubaru14 2017年4月2日
どう役に立つかは外部で考えろ、と言うならば文科省の方針が「縮小」となっているのが答えですよね。それに文句があるなら自分たちの必要性を説明してください、聞く耳持たないわけではないですよってだけで。
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mmmmmtttt37 @mmmmmtttt37 2017年4月2日
何であれ議論や主張をするのに、テーマについて調べて・考えをまとめて・文章で表現することを学問として扱うのが人文学じゃないかなって。
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PFD @PFD7 2017年4月2日
道徳的動物日記の話は相手の問いに直接答えているので真摯的だし一理あると思う。何が道徳的かについて仮にでも基準を立てることにもなるので議論を起こす意味でも善いだろう。ただ哲学に限って言うと「何らかの答えを示せ」という標準化の圧力と「その問いは健全か」という分散の力学が働いている歴史に思える。後者が前者と表裏一体ならば肯定的に受け止められると個人的には感じる。
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barubaru @barubaru14 2017年4月2日
道徳的動物日記の、哲学が奴隷制の不公正さを指摘しパラダイムシフトを齎したいう話は確かに感心しますし人文学の存在意義を説明しているとは思いますが、翻って「日本で」哲学は何に貢献したんですかね、と。
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いかおとこ @mororeve 2017年4月2日
経済的に役に立つかどうかなんてそれこそビジネスマンの世界の論理であって、学問側からすれば何を研究しようが役に立つかは関係ないよね。結果的に役に立つ学問が自然科学には多いわけで、それこそ人文の研究結果も有能なビジネスマンなら経済に資するように出来るんじゃない?
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ヒロシゲマン @sqnUQ7xhaU1UVJa 2017年11月5日
人文系の言い訳でよく出てくる「人生が豊かになる」って、それあなたの感想ですよね?ましてやそれに税金をかけなくてはならない意義とはなんでしょうか?っていう指摘に客観的、論理的に答えられないから「切り捨て」られるんだよ。
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ヒロシゲマン @sqnUQ7xhaU1UVJa 2017年11月5日
そもそも国が大学作るのだって「国にとって役に立つ」ことを期待してるからで、文系の自称インテリ様が感想文垂れ流して偉そうな顔するためじゃあないでしょう
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フローライト @FluoRiteTW 2017年11月5日
学問としては”役に立つ”・・・というか、人が学び求めるものに役に立たないものなんて何もない。が、それを台無しにするのが実際に現場にいる学問を棍棒にしたい、権威付けの道具にしたい、自身のイデオロギーを補強するための材料として結果先にありきでこじつけを行っている、そういうクソ野郎ども。どの分野にもいっぱいいるよね、こういう雑味ばかりの連中。
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