１５歳からの株式投資

名もなき投資家 @value_investors

（15歳からの株式投資）　年15%は不可能なように思えますが、個人投資家は可能です。機関投資家は顧客の資金を運用しているので買える銘柄には制限があり、リスクをできるだけ負わないようにしなければなりませんが、個人投資家はすべての銘柄が対象になるからです。機関投資家の買えない銘柄　

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（15歳からの株式投資）　機関投資家の買えない銘柄のなかには業績好調ながらもとても割安な銘柄があります。機関投資家は流動性（買いたいときに買え、売りたいときに売れる）が無ければ投資が出来ませんが、小額からの個人投資家ならば流動性が少々なくても買えます。

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（15歳からの株式投資）　機関投資家は、一定期間内に成績を出さなければならないという制約がありますが、個人投資家にはそのような時間の制約はありません。特に若い人なら時間を武器にする事が出来るので、腰を据えて割安銘柄を買う事が出来ます。

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（15歳からの株式投資）　買ってからすぐに株価が上昇しないとつまらないと思うかもしれませんが、割安株というのはある日突然好材料が出たり、市場から突然注目されて高騰する場合が多く、ある一定期間に急騰するという性質があります。乗り遅れても後の祭りです。なので時間を武器に使います。

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（15歳からの株式投資）　業績が大して変わらないのに増資（既存株主は持分が希薄化する）、売り出し（会社がすでに発行された株式を市場で売る）、一時的な悪材料で暴落するという事があります。このようなときに割安になった場合にその銘柄を買うという手法もあります。

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（15歳からの株式投資）　業績が大して変わらないのに増資（既存株主は持分が希薄化する）、売り出し（会社がすでに発行された株式を市場で売る）、一時的な悪材料で暴落するという事があります。このようなときに割安になった場合にその銘柄を買うという手法もあります。

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（15歳からの株式投資）　増資や売り出しが発表されたらすぐに買ってはいけません。必ず値決め期間、払込期間、受渡し日時が設定されるのでそれに注目します。値決め初日に価格が決定する事が多いです。もしそれまでずっと下落し続けてきた銘柄であるならその価格決定日が底となることもあります。

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（15歳からの株式投資）　増資や売り出し銘柄で、それまで株価下落を続けてない銘柄の場合だと、値決め後、払込日までの期間に、決定価格まで下落する事があります。ひどい大口さんが存在する場合は、値決め後、払込日が過ぎてから決定価格をあえて割るように売り浴びせが行われる場合があります。

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（15歳からの株式投資）　大口さんの売り浴びせで決定価格をあえて割ってきた場合は、公募増資などに応じた株主は損をしているので、受渡日に早速売ってくる場合があります。公募価格を割らせるのは増資組みの売りを拾うためですがそういう場合は公募価格を割ったまましばらく株価が下落します。

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（15歳からの株式投資）　もし業績に影響が無いのであれば公募増資を大きく割って、増資組みが「早く売らないと損失が広がる」と売ってきている時はチャンスである場合が多いです。大衆が売っている時は買いである事が多いです。もしこのとき株式が割安であるなら中長期で買ってよいでしょう。

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（15歳からの株式投資）　先ほどの具体例としては、国際石油開発帝石<1605>、日本郵船<9101>、第一生命（IPO）、東芝<6502>などがあると思います。日本郵船の場合は上場来安値を記録しました。

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（15歳からの株式投資）　先物、信用取引などレバレッジを効かせられるものは、はじめはやらないほうがよいでしょう。レバレッジを効かせると僅かな元手でで多額の資金を借り動かすが出来、増えるときは一気に増やす事が出来ます。しかし逆に動くと一気に資産を失うことになります。

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（15歳からの株式投資）　ラジオやテレビに出てくる経済評論家・株式評論家の話は、話半分に聞くようにしましょう。知名度や経歴を見ると信用したくなりますが、面白いくらいに評論家の予想は外れます。有名な人でも外します。評論を信じて売買すると損失を被ることが多いでしょう。

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（15歳からの株式投資）　評論家の発言と結果を比較するところがあればよいですが、（評論家にとって）幸いなことに、そのようなところが存在せず、毎年のように発言を続けていますが相変わらず外しています。他人の評論を信じて売買はしないことです。

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（15歳からの株式投資）　そもそも本当に経済を見通す事が出来る評論家であれば自身が財産を全部かけて莫大な財産を築いているはずです。しかしそのような人はほとんどいません。一見するともっともらしく聞こえるような評論には注意です。私も始めのころは言われるまま聞くがままやって損しました。

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（15歳からの株式投資）　経済評論家は、その時々の経済状態を見てそれに後付するような評論をする事が多いので注意です。2009年、TVにもよく出る有名な講師陣がそろった講演会に行った事がありますが全員が「売りだ」といっていました。結果すべての予想が外れていました。

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（15歳からの株式投資）　ということは、評論家は逆指標に取るほうがよいことも多いかもしれません。株価がバブルに入るとおそらく彼らは「もっともっと上昇する」と言い出すでしょう。その時は「売り」です。逆に「まだまだ序の口下落する」と言い出したらむしろ「買い」です。

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（15歳からの株式投資）　学生はお金が無いので買える銘柄に限りが出てきます。ですが、1円の株式とかそのような株式を買うのはギャンブルなので辞めましょう。確かに1円が2円になれば100%の上昇で投資資金が一気に2倍に増えますがそれはギャンブルです。ある日突然ご臨終しかねません。

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（15歳からの株式投資）　単に過去の株価を見て、昔と比べて安いからと株式を買うのは辞めましょう。例えば昔1万円をつけていた株が現在100円だからといって、将来100倍上昇するとは限りません。例えばアイフルという株式があります。昔1万円でしたがそれが100円まで下落した時があり

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（15歳からの株式投資）　その時に現物で大量に買い、さらにそれを担保に信用取引で買った（2階建てという）人がいました。100円から350円まで上昇し喜んでいましたが、突然事業再生ADR申請で暴落してその方は破産しました。業績を見ず過去の株価だけを見て買ってはいけません。

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（15歳からの株式投資）　中学生や高校生が自分のバイトで貯めたお金やお小遣いで株式投資をはじめるのはよいことだと思います。単にお金を増やすということだけではなく、自分の資金を投資することで政治や経済が自分に関係あるものとしてみる事が出来ます。学校教育で学ばせてもよいと思いますが。

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（15歳からの株式投資）　一般的にもたれるお金のイメージ（汚いもの・卑しいもの・不正・強欲）とお金持ちがもつお金に対するイメージ（自分の可能性を広げるもの・他人の役に立つもの・寄付・事業）は異なると思います。根本からその感覚を変えていかないとけして投資でもうまく行かないでしょう。

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（15歳からの株式投資）　私の昔の環境もどちらかというと前者でしたので、投資するに当たってその感覚を変える必要がありました。幸いなことにウォーレンバフェットという世界最大の投資家に出会ってイメージは変わりましたし、様々な投資・経済関連本を数百冊は読んで勉強しました。

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（15歳からの株式投資）　「お金に対する負のイメージ」を変える為にはこれらの本が役立つかもしれません。あくまで全部そのまま鵜呑みにするのではなくいろいろ読んで役立つ部分を自分なりに抽出していくとよいでしょう。『金持ち父さんシリーズ』『バビロンの大富豪』『となりの億万長者』　続く

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（15歳からの株式投資）『私の財産告白』『ミリオネア・マインド』『ユダヤ人大富豪の教え』『スイス人銀行家の教え』『投資戦略の発想法』『成功の掟―若きミリオネア物語』『お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」』『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門 』　続く