東ドイツ秘密警察「シュタージ」が残した爪痕とは?資料で夫が、恋人が「密告者」と判明…毎日新聞大型ルポ「ストーリー」より
- gryphonjapan
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5:ナチ糾弾は現体制の国是だが、東ドイツ評価が実は定まらない。 「東ドイツの害は、ナチよりは少ない」 「シュタージに人生を破壊された人々を『2級被害者』扱いするのか」 「シュタージ関係者は公職追放だ。年金も減らせ」 「それは不当な差別だ」 こんな議論が、今もあるのだという。
2017-04-10 02:55:32シュタージ元職員の名誉回復を目指す団体のシュミット事務長は「謝罪は現体制への屈服に過ぎない」と語る。 旧東独の党は今でも国会に議席をもつ(反体制歌手密告の元マネジャーも議員)。シュミットに記者が再取材を要請すると、その歌手を「扇動者」と呼び、協力しないと宣言し、連絡が途絶えた…
2017-04-10 03:00:527:シュタージは、反体制派を心理的に追い込み精神を破壊する作戦をマニュアル化していた。 取材した中西啓介記者は言う 「歴史はこの街に英雄を生み、被害者と加害者を残した。加害者もまた、被害者になった。それぞれが今も、文壇が置き去りにした苦しみを抱え、生きている。」 (了)
2017-04-10 03:04:30※ ×文壇→〇分断
昨日の毎日新聞に載った特大ルポが凄かった。あ、休刊日の関係で、まだ店頭でも買えるはず!読書欄も含めお勧め。 / “ドイツで今も続く「旧東独秘密警察の資料公開しまーす。あなたを密告した人の実名丸わかり!」政策の余波がすさまじい…(…” htn.to/4QaNsT
2017-04-10 09:32:37このルポは前後編でした。
前の週に載った「前編」の紹介記事や反響を遡って記録します。
4月2日のストーリーは暗殺さえ厭わなかった旧東ドイツの秘密警察「シュタージ」を取り上げます。ドイツ統一前に解体されましたが、その爪痕は未だに現地に深く残っています。人生を翻弄された人たちのストーリーを前・後編の2回にわたり報告します。ベルリン支局・中西啓介記者の執筆です pic.twitter.com/mHRVFsQ7qF
2017-03-29 17:31:53あさって日曜の毎日新聞のストーリーは「旧東ドイツ秘密警察シュタージの爪痕」です。内実を知る関係者の口は重く亡くなる人も増えています。「いま証言を伝えなければ旧東ドイツ時代の『闇』は忘れ去られる」。その思いで積み重ねた取材です。前編・後編の2回に分けるのはストーリー初の試みです。 pic.twitter.com/ithVanM41B
2017-03-31 06:24:31毎日新聞で最も長文の企画記事「ストーリー」は2012年4月1日にスタートしました。第1回目に取り上げたのは、大リーグで活躍するダルビッシュ有投手でした。「満5歳」になったストーリーを今後もご愛読ください
2017-04-02 00:04:53けさの毎日新聞のストーリーは旧東独の秘密警察、通称「シュタージ(Stasi)」です。9万1000人の正規職員のほか約18万人を「非正規協力者」としてスパイ化。尾行、盗聴、暗殺工作……あらゆる手段で反体制派を封じ込めました。mainichi.jp/articles/20170…
2017-04-02 05:40:351)今週のストーリーは「旧東ドイツの秘密警察シュタージの爪痕」前編です。東ドイツは世界最大規模の監視国家とされ、その中枢がシュタージでした。尾行や盗聴、暗殺工作まで駆使し、反体制派を封じ込めました。取材した記者の「ひと言」です mainichi.jp/articles/20170…
2017-04-02 09:11:052)ドイツ人というと堅苦しいという印象を持たれることも多いですが、取材で出会った人たちは、シュタージ時代について語る時もユーモアを忘れません。東ドイツ時代、改革派の政治家として知られたベルクホーファーさんはこんな冗談を披露してくれました=写真はシュタージ本部の執務室(続 pic.twitter.com/qpNT1PrhcV
2017-04-02 09:16:193)日本で東ドイツ人が自動車工場を見学した時「車内に猫を入れ、窒息したら密閉性は大丈夫と判断します」と紹介されたといいます。後日、東独を訪れたその工場関係者にエンジニアは言います。「我々もあなた方の方式を採用しました。車に猫を入れ翌日まで中にいたら機密性があると判断します」(続
2017-04-02 09:48:564)「簡単に女の子とベッドインした」という「モテ男」ビーアマンさんは、大学生時代に仲間内で流行った冗談を教えてくれました。「同じやつと2回寝たら、そいつはもう特権階級だ」。圧政下におかれても、人間はユーモアを捨てないことで前向きに生きるのかもしれません=ベルリン支局・中西啓介
2017-04-02 09:49:395)ビーアマンさんは80歳とのことですが、国民的スターにふさわしく、とてもカッコよく見えますね。記事は続きます。記事とは違った切り口の動画もありますので、ぜひご覧ください mainichi.jp/articles/20170…
2017-04-02 09:52:37旧東ドイツの秘密警察「シュタージ」を取材したベルリン支局の中西特派員。「東ドイツは40年以上も戦争をしなかった」。かつて統制する側だった当局者の証言も交えて伝えます。大型ルポタージュ・ストーリーの続きです。mainichi.jp/articles/20170…
2017-04-02 11:22:04「ビーアマンさんは4人の女性との間に9人の子をもうけた艶福家。シュタージの女スパイとも関係を持った、という」ってさりげなく凄いこと書いてあるんですが! ストーリー:旧東独・秘密警察の爪痕(その1) 不問にされた深い闇 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
2017-04-02 15:13:43シュタージでの仕事に今でも誇りを持っている元職員の話も。凄い。 「東ドイツは40年以上、戦争をしなかった。それだけでも私の任務の意義はありました」 ストーリー:旧東独・秘密警察の爪痕(その2止) 世界最大級の監視網 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
2017-04-02 15:29:29ストーリー:旧東独・秘密警察の爪痕(その2止) 世界最大級の監視網 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…「国家保安省(シュタージ)の者だ」と名乗る中年の男に決め付けられた。「お前は西側のスパイだ」め寄られた。青年団の仲間を監視し、密告するよう詰め寄られた。
2017-04-02 16:07:33元シュタージの将校もコメントしていておもしろい。 /ストーリー:旧東独・秘密警察の爪痕(その2止) 世界最大級の監視網 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
2017-04-02 18:09:31これは、良い記事。今もシュタージを肯定的してる元職員のインタビューができたのは凄い。貴重な証言だな。しかし、よく実名で証言をくれたものだ。 ストーリー:旧東独・秘密警察の爪痕(その2止) 世界最大級の監視網 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170…
2017-04-03 05:24:36旧東独・秘密警察の爪痕(その1) 不問にされた深い闇 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170… シュタージは”9万1000人の正規職員のほか、約18万人を「非正規協力者」としてスパイ化。尾行、盗聴、暗殺工作……あらゆる手段で反体制派を封じ込めた。”
2017-04-04 01:20:55