東ドイツ秘密警察「シュタージ」が残した爪痕とは?資料で夫が、恋人が「密告者」と判明…毎日新聞大型ルポ「ストーリー」より

毎日新聞ストーリー編集@mainichistory アカウントより 『毎日新聞の日曜朝刊で2012年4月から掲載中の「S ストーリー」編集部です。記者が現場を歩き、見て、聞いて、そして感じながら、ニュースの深層、話題の人物、市井の人々の内面に迫ります。まるまる1ページ(※引用者註:正確には1P半)を使い、記者の思いをこめたルポをお届けします』 ここで4月に前後編で掲載された東独「シュタージ」に関するルポが興味深いものでした。その規模や巧妙さ、残酷さはもとより、東独崩壊―統一の前後、その記録が丸々残され、「誰が誰をスパイし密告していたか」が丸わかりに!それがもたらす悲喜劇とは。さらには東独の支配勢力は今も後継党が議会に議席を持ち「東独にも正しい面、意義があった」と主張し続け”歴史問題”が未解決のまま。 そんな印象深いルポでした。関係者の紹介記事と、その感想を記録。 カテゴリーは「国際」。 続きを読む
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毎日新聞ストーリー編集部 @mainichistory

4月9日のストーリーはベルリン支局・中西記者による旧東ドイツの秘密警察「シュタージ」ルポの後編です。シュタージ解体後、膨大な内部文書が市民に開示されました。自分の家族がシュタージのスパイだったことを知り、家庭崩壊した悲劇も生まれました。ドイツ統一後も続く苦悩を描きます(続

2017-04-05 10:48:12
毎日新聞ストーリー編集部 @mainichistory

ちなみにシュタージは旧東ドイツの独裁政党、ドイツ社会主義統一党(SED)の体制を支えましたが、SEDトップの不祥事まで握り、独自の存在感を発揮していました。写真はシュタージを指揮していたミールケ国家保安相が不祥事に関する文書を保管していたカバン。金庫で厳重に管理されていたそうです pic.twitter.com/idxRqSiSAw

2017-04-05 10:49:56
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甲斐犬党 @kaikentouin

毎日新聞4/2日曜日より シュタージでの日々を充実した美しい日々と語る旧東ドイツシュタージの元将校シュミットさんがまんま青池保子のエロイカより愛をこめてにはまる。#スパイ #漫画 pic.twitter.com/wiNLzlnbv5

2017-04-05 14:12:41
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