ドボク鎮守府　ズイジェットを大潮に載せてみた

まも（C102お疲れさまでした） @Kojimamo

はぁ～ 常磐ハワイアンセンターへ給養艦の間宮さんに伊良湖を連れて行って 「昔、ここには常盤炭鉱というのがあってだね…。貯炭場では構内に張り巡らせられた鉱山軌道にいる鉄道クレーンが動いてだね…」 と炭坑講釈をしながら水着姿の艦娘のデリックを愛でてイチャイチャしたい #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/ZmpOHatQNH

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ついに設営隊の艦載機にもジェットの時代が来た。翔鶴が排気音に驚いて腰を抜かして防波堤に突っ込むなどひと騒ぎ。 夕張博士が『除雪車に！この子のジェットエンジンを！転用しても敵いませんねッッ！！？？』 融雪機にして構内の砂利道を吹き飛ばす気か。 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/Ai7DW7GtzL

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VR演習にて相手旗艦が大潮改ニの単艦という、中々たいへん瀬戸内の凪のように穏やかで心安らぐ中に心のオイルが沸騰するような気配りの提督さんがいたので手合わせを願った。 「一揆まっすよぉおお！！」 「はぁうぅ～♪ 同士討ちって船魂が爆発しますねぇ♪」 大潮の乱！ #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/Knzigm9EF2

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「演習スタートします！３秒前…２…１…今！」 ＢＩＩＩＩＩＩＩＩＩ！！ 大淀がストップウォッチを片手に見つめながら、ＶＲ演習が開始された。 今回の相手は大潮。我が伴侶も大潮。共に改ニ同士の単艦 「サッシ…いえ司令官、ひと暴れしてきますよ！」 #ドボク鎮守府

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\\\ キケン 筒先の先に立つな \\\ 黄と黒のゼブラ塗装に彩られたドボい12.7サンチ連装砲D型改二。 赤い警告文字も派手に、迷彩に煩い妙高がみたら卒倒しそうな武装。 ガシャリと構え、任せろと言わんばかりの笑顔でモニター越しに微笑む大潮。 #ドボク鎮守府

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「思っいきり暴れてきな」 人差し指をモニターへ降る。 向こうで薄群青色の髪の下がニタリと笑った。 艦娘の大潮にも「多聞丸」OSならぬ「吉川艦長」OSがインプットされている。 夜戦では驚異的な戦闘力を見せるのだ。昼間の元気ハツラツとした面を裏返すような凶暴さである。 #ドボク鎮守府

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大潮の背部艤装には、橘花改から取り出したネ式エンジンが取り付けられ黒く光り唸りを上げている。 「ちきしょー！」 瑞鶴が瑞鳳に羽交い締めにされて暴れている。 「瑞鶴さん、今は母船の対空護衛が…」 「艦娘カタパルトでぇ！あたしの橘花をぉお！何しようっていうのよ！」 #ドボク鎮守府

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《投下航路ヨシ！投下航路ヨシ！》 フェリーバージ娘の指示が甲板のスピーカーから流れるとエンジンが火を噴く。 大潮が腰を屈める。 舳先で海面近くへ降ろされたランプウェイに向かって伸びる発艦軌条。 そこへ載せた艤装靴のロックに手をかけた。 #ドボク鎮守府

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「このクソーン、違っ、クレーン提督！」 釣り上がった目で上空の中継映像を送る水偵に向けて瑞鶴が抗議の汽笛。 「あたしの橘花を元に戻し…」 《瑞鶴か。君のお陰で【駆逐艦による艀から噴式カタパルト発艦試験】は成功するぞ、感謝する》 「錆びてしずめんぇえええ！」 #ドボク鎮守府

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《では大潮どの。スタンバイ。スタンバイ。ご安全に》 「準備ヨシ！」 ロック解除レバーに手をかけ 《降下！降下！》 「い”って”きまーーーす”っっ！」 舳先の目掛けて大潮が発進する。 #ドボク鎮守府

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「ここから出すわけにはいかないわ！」 エンジンを自分の手に戻すべく、瑞鶴が背後から抑えていた瑞鳳を瞬時に組み伏せた。アンクルホールドで艤装靴を脱がせて動けなくすると、甲板を滑る大潮へ駆け寄り手を伸ばす。 「待てや！この起重機船の嫁ェエエええ！」 #ドボク鎮守府

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「ひぃ！？」 「待てや待てや待てや！アタシのキッカを返セェ！」 鳥類が野ネズミを捕食するかのような目。 エリート級の敵が金色の光を放ちながら突貫してくるような恐怖。 ディスコン棒を振り回し、背部から瑞鶴が迫るのを確認した大潮は、燃料注入レバーを全開位置に倒した。 #ドボク鎮守府

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ネ式エンジンに無理やり、夕張博士の 「まぁこんな事もあろうかと」 と応急的に付けられたアフターバーナー。 だが史実の技術開発の系譜を、つまりレールを中央線快速電車が杉並三駅通過の如く、電動機の音高らかに無視して通過してしまえば、無理が生じるというものだ。 #ドボク鎮守府

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それは所謂、技術ツリーの樹木に接木で【ごんぶと】なウドンの乾麺を無理やり繋いだようなもんである。 平賀譲博士が砲塔ボルト用の巨大スパナを片手に、呉軍港のポンツーン桟橋から 助走をつけて、いてこましに来るデフコンレベル。 #ドボク鎮守府

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うねうねと這うように付けられた燃料ノズルへ急な加圧がかかり、破裂。 大潮に飛び掛り、背部艤装を掴みかけた瑞鶴は 「あつづううううううううう！！」 アフターバーナーで炙られて火達磨になりながら腰を強打。 #ドボク鎮守府

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「うっだぁあああ”あ”！！」 瑞鶴は甲板へ竜骨を強打し、持病のヘルニアが再発し痛み出した。 椎間円板の髄核が炎上したのだ。 #ドボク鎮守府

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「この間の格納庫建設の現場で鉄筋組み作業の時に、ずっとしゃがみ込んで作業していたからですよ」 呆れた顔で消化器のレバーを握り、悶え苦しむ瑞鶴へ消火剤を振り撒ける瑞鳳。 なんでこの人、正規空母“大人”な風貌なのに、こう…やんちゃなのだろう。 と内心で留めておいた。 #ドボク鎮守府

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「ﾊｧﾊｧ…あたしの…」 瑞鶴は顔を煤だらけにし、海へ飛び出した大潮を見やった。 「ネ式エンジン…」 火を噴き、海上を奔る駆逐艦。 #ドボク鎮守府

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だが様子がおかしい。 海面を蛇行する大潮。 困り顔で後ろを振り返るとエンジンが背から離れた。 円筒が海面へ落ちると DOOOMM！　爆発　白煙を噴いてブレードらしき破片が四方八方に飛ぶ。 #ドボク鎮守府

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「きゃあっ！いやあっ！あたしの橘花改がーぁっ！？」 瑞鶴は頬に両手を当てて絶叫した。 大丈夫。橘花改と妖精は埼玉の本社で無事だ。 「いやぁああああ！！ジェットォオオオ！！あたしのジェットぉおおお！」 #ドボク鎮守府

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「未熟…」 この様子を工廠でモニターしていた夕張博士は一言こう呟いたという。 己の慢心かそれともｽﾞｲｽﾞｲｯか？ #ドボク鎮守府

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後に瑞鳳はこう語った 「あの発艦試験の時から、噴式エンジンと瑞鶴さんが私にはダブって見えていたのかも知れません。そう、あの事件がなければ、瑞鶴さんは弾道弾改造噴進機で重力の底から駆け上がって行かなかったかも知れないのです。あれが無ければ攻撃衛星による悲劇が…」 #ドボク鎮守府

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雪にいどむ =1961= ジェット除雪車 youtu.be/rpiuYw4bNFQ?t=…

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