爪切りからあやさなへ

「爪切り」というキーワードからここまで
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夏星 @natsu_hoshi

爪きり、ムラぬえなら、ぬえーは爪きりなんて使わずに船長の指を優しく含んで、ぺろぺろしてふやけた爪をあむって噛んで噛み切ってあげる。幽霊だから爪のびない? 夢をみようよ。

2011-03-08 22:31:08
夏星 @natsu_hoshi

爪きり、ぬえむらでもやっぱり口に含んで噛み切って貰うのを好むぬえが「やって♪」って船長にねだって、船長はしょうがないなぁって、こわごわ、ちょびちょびって歯をたてて噛み切っていって、その様子がエロい! って視姦するぬえ。

2011-03-08 22:36:02
夏星 @natsu_hoshi

爪きりだけで、普通にss書ききれるなこれ。書かないけど。歯で不器用に、思い通りにならなくてあむって口をあけて、この場合に都合の良さそうな歯を選ぶから横向きだったり深く銜えたりで、ぬえがムラムラムラムラして、最終的に押し倒す。「ムラサもう無理ー!」「はあ!?」みたいに!

2011-03-08 22:39:43
夏星 @natsu_hoshi

「ムラサ、ここに溶けたチョコが入った器があります」「あるね」「ムラサはこれに指をいれます」「は? いれないよってこら?!」「はい入れました。そしてこのでろでろの指を私の口の中に入れます」「待て」「ほらほら、早く」「…食べないよね」「うん」「…はい」「~♪」ただあーん? するだけ。

2011-03-08 22:52:21
夏星 @natsu_hoshi

爪きり、ムラいちなら、一輪さんが丁寧に丁寧に、船長の指をそっと人差し指で浮かせて切っていく。船長はその間どうにも手持ちぶたさで、一輪さんの前髪を弄ったりして遊んでいる。……だから船長は死んでいるから爪伸びない? 幻想郷は幽霊も成長するかもしれないじゃないか!

2011-03-08 22:55:30
夏星 @natsu_hoshi

船長が一輪さんの爪を切る時は、すごーく集中している。一輪の指を傷つけない! とパチン、パチン…、と不規則。その間、一輪さんはその様子を微笑ましく見つめて爪しか見ない船長にこっそりと悪戯。前髪をあげて額にちゅう。……でも気づかないから、一輪さんは耳とかほっぺとかにご機嫌に口付け。

2011-03-08 22:59:56
夏星 @natsu_hoshi

雀でふと思ったけど、烏を最近見ないなぁ。ふっとあの黒々としたボディをみたくなるんですよね。あ。なんか今、早苗さんがあややをよしよしして、あややが邪魔なんですけど? って原稿中にのしかかられて迷惑そうにしている妄想をした。流石自分! もっとやれ自分!

2011-03-08 23:09:30
夏星 @natsu_hoshi

あやさなで爪きり、なら。「文さん、爪を切ってあげます!」「いりません」「わぁ一瞬の間もない即座の拒絶ですね!?」「ええ、指を切り落とされたくありませんから」「ちょッ」此方を見ようともせずにばっさり却下の文に、早苗はむむっとして、その背中に擦り寄り、薄い背中を指先でくすぐる。

2011-03-08 23:13:50
夏星 @natsu_hoshi

「文さぁん、どうしても駄目ですか?」「おや、色仕掛けなんて覚えたんですね。偉い偉い。じゃあもう少し胸が重くなったら再トライお願いします。落ちてあげますから」「……あ、文さん? 酷いです」「お? 今のは上手い。涙に濡れていて実にひっかかる声です」「…くっ」ぎりりと背中を抓る。

2011-03-08 23:16:59
夏星 @natsu_hoshi

「爪ぐらい切らせて下さいよ!」「嫌ですね」「どうして?!」「指を切り落とされるのもごめんですが、切った爪を持ち帰ってよくない事をしそうなので」「え、え゛?」「最近、素敵なおまじないの本に嵌っていますね」にこやかーな文の笑顔に、演技でなくべそっとして「けちー!」「けちで結構です!」

2011-03-08 23:18:56
夏星 @natsu_hoshi

「だって、ほら! もう爪きりの道具もゴミ箱も用意して準備万端なんですよ!?」「知りませんねぇ」「爪、下さいよぉ!」「というか、爪なんて何するつもりなんですか?」「愛を永遠にもぎとり手放さない伝説の――」「もういいです。聞いた私が馬鹿でした」「ちょ?!」「…はぁ」

2011-03-08 23:21:30
夏星 @natsu_hoshi

「……爪、そんなに欲しいんですか?」「むぅ。……欲しいですけど、でも」「でも?」「……今は、それより文さんの爪を、切りたくなってます」「…相変わらず目的と手段が入れ替わりまくる子ですね」「こ、子供扱いしないで下さい!」ムッとして涙目の早苗さんに、文は苦笑して、そっと手を差し出す。

2011-03-08 23:23:39
夏星 @natsu_hoshi

「へ?」「どうでもいいですけど、爪のお持ち帰りはご遠慮します」「え? あの」急にほっそりとした少女の手を差し出されて、咄嗟に受け取りながら、その感触と温もりにドキリとする。「……い、いんですか?」「いいですよ」「…本当に?」「ええ。…駄目って言ったら騒がしそうですし」「ちょ!?」

2011-03-08 23:26:05
夏星 @natsu_hoshi

文の言い分にむぅっとしながらも、おそるおそる文の手をとり、爪きりをそっとあてる。少し震えながらもぐっと力を入れて――パチン。「…あ」人間のより、固いのかも、と思っていたそれはあっさりと取れて。意外で、そっと上目遣いに見ると、にこやかな文の顔。ボッと何故か赤面してしまう早苗。

2011-03-08 23:27:58
夏星 @natsu_hoshi

パチン、パチン、と音がする。早苗はもう顔があげられなくて、ひたすら俯いて爪だけを見て、パチン、と爪を切っていく(文さんの指、細い、綺麗。妖怪って、こういう所もずるいなぁ)片手の爪を形よく切り、やすりをかけようとした辺りでひょいっと手がいなくなる「あれ?」「はい、お終い」「…え?」

2011-03-08 23:30:17
夏星 @natsu_hoshi

「ど、どうしてですか? まだ、そっちの手も、足も、残ってますよ?」「いいですよ。これで充分です」「で、でも」「……ほら、満足したでしょう?」「…っ」なんだか、適当にあしらわれているみたいで、ムッとして、それ以上に何だか悲しくて、うぅってする早苗に、文は「…はぁ」とため息をつく。

2011-03-08 23:31:53
夏星 @natsu_hoshi

「あのですねぇ」「…っ」ぽんっとその頭を撫でて。爪の切られた手をちらりと見て唇を尖らせる。「……多分、無自覚なんでしょうけど。私たちの関係で、爪を切る、というのはですね。遠まわしなお誘いと受け取られないのです」「……っ ……?」「あぁ、やっぱり自覚無し、ですか」はぁっとまた溜息。

2011-03-08 23:35:01
夏星 @natsu_hoshi

何だか早口な文に、早苗は「え?」と顔を上げると、文はむっすりとして「なのに、貴方は占いだの、切りたいだけだの、私を振り回して」「え? 文さん?」「私だって、怒りますよ」と先程とは違い、文の方がむすりとしていて、早苗は必死に頭を回転させる。回転させて、彼女の言う何かを、遅れて理解。

2011-03-08 23:37:33
夏星 @natsu_hoshi

「えぇええ!?」「ッ、な、何ですか! 悪いですか! こ、恋人に、そういう期待をしたら!?」叫ぶ早苗に、文が苛立った調子で真っ赤になって怒ると、早苗はぶるぶるぶる! と首を振って「あー」とか「うー?!」とか唸りだす。「あ、文さん!?」「な、何です?」「その、あのですね!」

2011-03-08 23:39:13
夏星 @natsu_hoshi

きりっと真っ赤なままだけれど決意した顔で、がしっと文の手を掴む早苗。「そ、その申し出! 東風谷早苗、謹んでお受けします!」「改めて受け取らないで下さいよ!?」「いいえ! 文さん、不束者ですがよろしくお願いします!」「わー!? わー!?」大混乱に陥る文と、決意漲る早苗だった。

2011-03-08 23:41:50
夏星 @natsu_hoshi

……爪きりあやさな。何でこういう感じになるのかとね? ええと、分からない方は分からないままでいい感じのだねこれ! ごめんなさい! とりあえず、あややはそのまま早苗さんの両手両足の爪を丁寧に切られて、準備万端にさせられて赤面しまくりで、がんがん頭を壁にぶつけてそうなの。

2011-03-08 23:43:52
夏星 @natsu_hoshi

あやさなの結婚初夜は、きっと精神を削る戦いになりそうなイメージ。お互いがなんか意地を張ったりして、遅々として進まずにぐだぐだで、最終的に何も無くて、疲れて眠っちゃって。でも何だか心の繋がりが強くなってまあ良しという感じの、神様たちがはよやれよ! ってイライラする感じなんだ。

2011-03-08 23:59:33
夏星 @natsu_hoshi

「貴方はいつ死ぬんでしょうね?」「文さんが私の事を、ぜぇんぶ忘れた時ですね」「…はっ! それはまた、人間の癖に生意気ですね」「ねぇ?」近い未来へ怯える天狗と、自分の事を忘れないだろう天狗に満足する。絶対に神になってやる、と決意を新たにする人間。あやさな好きだ。

2011-03-09 00:04:37