- nijiya_hige
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これは部分的にあたっていて、大部分間違い。 液体燃料ミサイルは、常温で長期間の保存が可能であり、即応性において固体燃料ミサイルに全く劣らない。 長所としては、非推力が遥かに大きいこと、噴射制御が圧倒的に容易であること。 短所は、腐食性の強い燃料であり、事故が起こりやすい事。 twitter.com/RayTatsumi/sta…
2017-04-19 17:44:34RT 液体燃料ICBM→大規模な燃料注入設備が必要なので発射場所が限られ対処がしやすい 固体燃料ICBM→燃料劣化を防ぐカバーは必要だが車に積んで常時移動でき対処が難しい したがって固体燃料ICBMの実用化はとてつもない脅威 冷戦時代にさんざん言われてたことだ
2017-04-15 15:32:01射点についても、固体燃料ロケットに比べれば制限があるがソ連系のハイパーゴリック推進剤を使うものは、移動式が古くから実用化している。 合衆国の戦術短距離ミサイルとして長年配備されてきたランスもハイパーゴリック推進剤。合衆国はこの技術に劣っており、燃料なしミサイルが大量発生したが。
2017-04-19 17:48:55液体燃料ミサイルが劣っているという説は、アトラスICBMや初期のタイタンが、液体酸素を酸化剤として用いたために、燃料注入を発射直前に行う他なかったという、合衆国固有の問題によるもの。 ソ連ではそのようなガラクタは使っていない。 一貫してハイパーゴリック推進剤を用いてきていた。
2017-04-19 17:51:28一方で、ハイパーゴリック推進剤は、非常に有毒であり反応性が強く腐食性が強いために、ソヴィエト潜水艦で複数回の反応事故を起こしている。 やはり取り回しは固体燃料ロケットのほうが遥かに楽で、非推力が小さいこと、制御が困難なことを克服すれば固体燃料ロケットに移行する。ロシアがそう。
2017-04-19 17:54:18戦略的な脅威という点では、固体燃料ミサイルと液体燃料ミサイルは、一長一短の違いであって、決定的な違いではない。 むしろ、液体燃料ミサイルのほうが技術的には難度が低く、それでいて大威力高精度のミサイルになるため、ミサイル拡散の脅威度としてはこちらのほうが遥かに大きい。
2017-04-19 17:56:52例えば、大ベストセラーのスカッドミサイルだが、これは燃料注入状態で3ヶ月は運用可能であり、その間は燃料注入を必要としない。ただし、管理が悪ければ事故を起こす。 これと同様の固体燃料ミサイルがあれば、それはとても使いやすいだろうが、非常に高価なものになってしまうだろう。
2017-04-19 18:01:39SS-20やSS-18の脅威に西側が震えていたとき、ミニットマンやMXやトライデントは固体燃料ミサイルだから優れているというプロパガンダが流布されていた。 単に合衆国で液体燃料ミサイル開発がうまくゆかず、ポラリスで固体燃料ミサイルの実用化に成功したからそうなっただけ。
2017-04-19 18:06:07合衆国もタイタン二型までは、液体燃料系と固体燃料系を併用していた。 固体燃料ミサイルにいち早く統一できたことは偉業ではあるが、潜水艦で事故を起こしたりして人が死んでいたとはいえ、ソ連はより強力な戦略ロケット軍を液体燃料ミサイル主体で配備していた。
2017-04-19 18:09:55まぁ実際には、80年台から90年代なかばまで、ソ連・ロシアは固体燃料ミサイルの開発に非常に苦労したわけだが。 ハイパーゴリック系ミサイルでの大成功したが故に、別系統の技術開発がうまくゆかないというありがちな話。
2017-04-19 18:11:53コロラドさんのいう通りでスカッド・ミサイルが典型的な例で燃料入れるのに1時間程度だし入れると90日持つ。偶発的に戦争がおこり即時に反撃するなら別だが、イラン・イラク戦争では双方で700弱、旧ソ連はアフガンで2000以上、湾岸戦争で80以上と実績がありオペレーションには問題もない。 twitter.com/BB45_Colorado/…
2017-04-19 18:19:56@HironobuSUZUKI スカッドと同等の固体燃料ミサイルなんて、高くて、低威力で低精度で、誰も使わないでしょうね。 スカッドは、安くてソコソコの精度で、ペイロードが1トンもあるからバカ売れするわけですわ。
2017-04-19 18:27:15@KNZ48 @HironobuSUZUKI バスは、液体燃料ですよ。
2017-04-19 23:25:18試射していないロケットなんてなんの意味もない。特に、液体燃料系ロケット技術を確立してきた国が、固体燃料ロケットを試射無しで展示してもハリボテ以上の意味はない。 同じ液体系ですら、デルタ系列から液酸液水系に完全移行しようとしたH-II型で失敗の山を築いてしまった日本の例が典型。
2017-04-19 23:50:03H-2Bは、その失敗の山の上に完成したと言える。 試射の実績が全くない固体燃料ミサイルに右往左往する意味が全く理解できない。ソヴィエトですら、軍事パレードに固体燃料ミサイルを出して、専用の超大型SSBN(タイフーン級)を実戦配備しても結局実用化に失敗している。
2017-04-19 23:57:27とりあえず、まずは試射して港しか言いようがない。 それよりも、極めて疑問なのは、実績を積んできた有力なハイパーゴリック系大型ロケットを実用化してきたのに、試射実績皆無なのにいきなり大型固体燃料ロケットを持ち出してきたこと。
2017-04-20 00:08:08移動式ICBMには、固体のほうが圧倒的に使いやすいのは事実だが、技術体系が全く異なり、いきなり大型実用ミサイルの完成はありえない。まずは小型ロケットで実績を積むしかない。確かSRBですら、北朝鮮には実績がないはず。 ソ連の場合、SS-20が移動式固体燃料ミサイルとして有名。
2017-04-20 00:13:27スカッドシリーズって、3000発位の実戦利用実績があるよな。
2017-04-20 00:16:06まぁ、合衆国相手に核抑止力を持つとするならば、MADを取れない場合、移動式ICBMとSLBMの実戦配備が必須であって、それには固体燃料ミサイルのほうが取り回しが楽で後々よろしいのは確か。 ただ、普通ならすでに実績のあるハイパーゴリック系で実戦配備をまず行うだろうが。そこが謎。
2017-04-20 00:18:43液体燃料系について、取り回し以外においてロケットとしての素性の良さ、優秀性は、打ち上げロケットの大部分が液体燃料であることが示している。 所詮、固体燃料ロケットは補助ロケットに過ぎない。
2017-04-20 01:33:22北朝鮮の軍指導部が、固体燃料ロケットによる移動式ICBM開発を企図していることだけは伝わったといえるだろう。 試射を観測するまではなんとも言えないが、常識的には試射に失敗しながら本格実戦配備までに20年はかかる代物であって、現時点ではハイパーゴリック系の搬送手段が脅威。
2017-04-20 01:36:53ハイパーゴリック推進剤の保存は大変だというが、ハイパーゴリック推進剤より圧倒的に保管が困難で危険な、高レヴェル硝酸廃液を400トンも東海再処理工場は抱えているんだけどね。 冷却装置付きステンレスタンクに保管しているが、電源喪失すると3日程度で爆発する。
2017-04-20 01:42:02核に手を付ければこの手のものの取扱には否が応でも習熟できるよ。
2017-04-20 01:42:34@BB45_Colorado @HironobuSUZUKI 再突入体にも付いているかもしれないですね。わざと重心をずらして置くとロール制御だけで着地点の範囲をかなり拡げられます。アポロでやってます。弾頭に反応ブースト用ガスを詰め直す必要も有りそうですし。
2017-04-20 02:13:42