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1.覚醒剤とはどういった薬物なのか
・薬物は全て同じ、ではない
それぞれ作用が異なる
・最も危険な薬物はアルコール
◆薬物の有害度ランキング (イギリスからの研究報告)
1位 アルコール 72点 社会に及ぼす害が圧倒的に高い
2位 ヘロイン 55点
3位 クラック・コカイン 54点
4位 覚醒剤 33点
・覚醒剤の特徴は、使用者本人に及ぼす害は大きいが、社会に及ぼす害が殆どない点
・覚醒剤=セックス・ドラッグみたいな使い方をしている人は実はごく一部、しんどい仕事をしなければならない時に使う人が多い
世の中にはクスリを使ってもハマることもなければ、ばれることもなく、「たまに使うくらい」という人もいます。そうした人の中には責任ある立場に就き、社会的に活躍している人も珍しくはありません。(引用)
「今後こそやめる」と決意しては再び覚せい剤に手を出してしまい、逮捕・服役を繰り返している人、あるいは、「自力ではやめられない」と思い知り、専門病院での治療を求めて来院する人というのは、覚せい剤経験者全体から見ると、ほんの一部にすぎません。(引用)
覚せい剤=セックス・ドラッグみたいな使い方をしている人は、意外にも薬物依存症患者のごく一部です。実際の患者で多いのは、しんどい仕事をしなければならないときです。覚せい剤はバシッと力がみなぎり、目がさえます。ですから、アルコールとは異なり、平日昼間も使えて仕事もできますし、車の運転などへの影響も比較的少ないのです。 (引用)
松本俊彦さん 「覚醒剤を使ったことがある人が、全員覚醒剤依存症になってるわけではありません。 … もともと生きづらさをもっている、あるいは何かつらい状況にある、そういう人たちがハマってる気がします。 … 快感ではなくて、 …」 youtube.com/watch?v=GfoWqA…
2017-07-14 12:04:19・覚醒剤(ヒロポン)の主な効能は、その名の通り覚醒作用
◆『ヒロポン・ヒロポン錠』 製造販売元:大日本住友製薬株式会社
・効能又は効果: 下記疾病・症状の改善
ナルコレプシー、各種の昏睡、嗜眠、もうろう状態、
インシュリンショック、うつ病・うつ状態、統合失調症の遅鈍症
手術中・手術後の虚脱状態からの回復促進及び麻酔からの覚醒促進
麻酔剤、睡眠剤の急性中毒の改善
・用法及び用量:通常、成人には、メタンフェタミン塩酸塩として1回2.5~5mg、
1日10~15mgを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
・重大な副作用:依存性
※医療品添付文書 2015年10月改訂 より http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/400093_1151001F1020_1_02
◆以前は、寝ずに勉強が出来る薬として、司法試験を受験する学生が使用したり
戦争中、軍需品として軍需工場や特攻隊で使われていたものが、戦後、小説家とか新聞記者とか学生とかの間で広まった。法曹関係の偉い人や政治家の人たちの中にも受験勉強の時に使っていたという人もいたらしい。
◆あるいは、寝ずに仕事が出来る薬として、長時間運転するドライバーが使用したり
・あるタクシードライバーの話: 約40年前、当時トラックの運転手をやっていて居眠りすると大事故になるからと普通に覚醒剤を使用していた。その後、同僚が勧めてきたが断った。
※ASKAさんのブログより http://aska-burnishstone.hatenablog.com/entry/2017/01/12/121606
ヨーロッパのタクシードライバーと話す機会が結構あるのだが(友達の友達がタクシードライバーであることがたまにあるんだ)。彼らのほとんどは覚せい剤を使用しているよ。なぜなら、彼ら曰く 「運転時は覚醒剤を使用していた方が安全だから」 ※私も同感だ @francisco_bot
2014-05-21 21:43:10・覚醒剤に身体依存はない、精神依存のみ
◆アルコールの場合は身体依存(手の震え等の身体の渇望)があるが、覚醒剤の場合、それはないとされる
欧米の研究者の間では、
禁断症状はなく、数日間眠って安静にしていれば回復する、
幻覚・妄想も寝れば治る、とされている、とのこと
◆タバコよりも圧倒的に簡単に止められる という経験者からの意見も・・・
人によって違うのは何故か?…以下のツイートまとめの推測では
・眠ったりサボったり出来ない状況下で連続使用している
・純粋な覚醒剤ではなく、“混ぜモノ”が混じっていた
・「覚醒剤はやめられない」暗示に嵌っている可能性
◆(参考)細川慎一さんのブログより
私が覚醒剤に頼ったのは、調べもの。資料作成。そして、そこに用いる時間に不足を感じ睡眠を抑制することを目的としていた。集中力の向上にも作用していたように思う。このようにして依存する者が日本人には多いらしい。
・医師の話: 医師を信用するようになり、私は確認したかったことを素直に聞いた。
まず、私の脳は大丈夫なのかと質問をした。医師「覚醒剤による薬理効果はドーパミンを大量に分泌することで、他に影響はない」。
脳は萎縮しないのか。医師「そのような現象はない」。
物忘れが酷くならないか。医師「年齢相応にはあるが、特別に酷くはならない」。
幻覚や幻聴があるものなのか。医師「性格や体質、使用量と期間による」とのことだ。
しかし、全ての応答に「短期的には」と付いていたのが印象的で、例えば10年や20年も毎日使用していれば、その限りではなく「あり得る」ということだ。
・薬物使用歴がある人の話: 私は使用歴があるという複数の人物と接触をした。すると、必ずセックスの有無を聞かれるのだ。中でも、実際に面談した人物からは、「え?セックスで使ったことないの?」「だから止められることに自信があるんだわ」と言われた。そして「あの快感を知ったら、簡単には止められないよ」と言う。 (略)
また、薬物使用暦27年という男性は「適用範囲内なら危険がないことを悟っている使用者が多い」と言う。
※細川慎一さんのブログより引用
http://hosokawa.blog.jp/archives/8859686.html
http://hosokawa.blog.jp/archives/9353976.html
・覚醒剤の「本当の?」危険性
◆恐怖を煽るだけの教育は害悪である、という指摘
実は、用法用量を守る限り「中毒性が低く有益」(目が冴える、やる気が出る等)な薬であるらしいが、恐怖を煽るだけの教育は…
デマで恐怖から覚醒剤を避けていた人間は、この「中毒性が低く有益」という現実を知ると一気にタガが外れ覚醒剤に対する忌避感を失ってしまうのでヤバい(引用)
「知り合いから貰ったこの目が冴える薬いいなぁ」からの常用コースを助けるだけ(引用)
◆社会に悪用されかねない危険薬物である、という指摘
歴史的に考えても社会に悪用されかねない、危険過ぎるから社会的に禁止されているのである…
この薬は「経営者が社員に使用させる事で業績を上げる」ことが出来る(引用)
・ 「覚醒剤の再犯率65%」は誤解である
◆一般的に誤解されているのは「再犯者率」
「再犯率65%」ではなく「再犯者率65%」
覚醒剤事犯者のうち「再犯者=何らかの検挙歴のある人」の割合が65%ということ
◆実際の「再犯率」は…
何をもって再犯率とするかが難しい。
下の記事によると、執行猶予者の再犯率 24.7%(4年以内で同じ覚醒剤での再犯/平成21年版犯罪白書より)
※(参考) 犯罪白書
・平成21年度版
「第7編/第3章/第1節/3 覚せい剤」
http://www.data.go.jp/data/dataset/moj_20140901_0049/resource/3339a26a-2cd8-4595-b99e-c7ec17d8966e?inner_span=True
・平成28年度版
「コラム 犯罪統計における「再犯」とは?-再犯率と再犯者率の違い-」
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/63/nfm/n63_2_5_1_1_4.html
「2 出所受刑者の再入所状況」
http://www.data.go.jp/data/dataset/moj_20170207_0003/resource/416b7c70-3c4b-473c-9efe-f456206f7c15?inner_span=True
・【覚醒剤】による殺人事件
50代以上はそうは見てないと思うよ。S40年~50年のニュースには覚せい剤切れて包丁持った人が街中で暴れた。何度かあったから印象深かった。今はスマートに使う人が増えてそんな事件は見当たらない。戦後は普通に道端で打ってたから、未成年から30年ヘビーに使えばそんなんなるな~と思った。 twitter.com/convictNo798/s…
2017-07-15 09:39:26@convictNo798 現在では覚せい剤使用者が危害を加える事件を起こしたって全く聞くことがないですよね。聞こえるのは所持や使用で逮捕されたって事しかないですね。
2017-07-15 10:34:34@eachjapan_inc こんにちは。お久しぶりです。 僕も同世代ですから、当時の報道は強烈なイメージを植え付けられました ところがある日、某作家さんの著書中に、覚せい剤の影響下で殺人事件を起こしたのは”深川通り魔殺人事件”の川俣軍司ただ一人だと明記されてたので調べたら本当でした イメージって凄いですね
2017-07-15 15:12:24